「SNOW MIKU 2013 シンポジウム」簡易まとめ。

メモと記憶を頼りに作成。
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でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

‎2月8日に札幌市で行われた「SNOW MIKU 2013 シンポジウム」に参加してきたので、簡単にまとめてみたいと思います。お話の内容はできる限りメモに取りましたが、一部前後したり抜けていたりする場合がありますので、あらかじめご了承ください。 #snowmiku

2013-02-08 23:44:46
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

第一部:音楽テクノロジーの未来 まずはwatさん(CFM)、剣持さん(ヤマハ)によるKAITO V3の開発秘話を中心としたお話 ・VOCALOID1「KAITO」が発売された当初は動画共有サイトが普及しておらず、当初の売り上げは500本程度だった。 #snowmiku

2013-02-08 23:45:37
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・2007年にVOCALOID2「初音ミク」が発売され動画共有サイトを中心に人気が爆発。それに引きずられる形でV1 KAITOにもスポットライトが当たり、「うろたんだー」を始めとする人気作品が作られていった。 #snowmiku

2013-02-08 23:45:57
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・VOCALOIDの開発は「デイジー」というコードネームで2000年にスタートし、2003年に初めて製品化。 ・KAITOのCVはジャズ歌手の風雅なおと氏。VOCALOIDの開発当初から携わり、当時のデータベースをブラッシュアップしたのがV1 KAITO。 #snowmiku

2013-02-08 23:46:29
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・VOCALOID2は3~4種の音程でひらがな5文字程度の呪文のような言葉を読ませてデータベース化している。VOCALOID1は音程の種類・データベースの量がもっと多かった。 #snowmiku

2013-02-08 23:46:57
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・V1 KAITOは女性人気が高く、同じくVOCALOID1のMEIKOと共にクリエイターごとの声色(いわゆる「調教」)の違いについて熱く語るファンが多かった。 #snowmiku

2013-02-08 23:47:18
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・VOCALOID3が登場してそちらが主流となっていくが、V1 KAITOも依然として根強い支持がある。しかし、VOCALOID1のままではソフトウェアのアップデート対応が困難であったためKAITO V3の開発に踏み切った。 #snowmiku

2013-02-08 23:47:30
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・KAITO V3の開発にあたりデータベースは新規収録。しかしCV担当の風雅なおと氏は前述の通りVOCALOIDの開発当初から携わっていたこともあり、開発者側の要求通りの発声をスムーズに行えたため、データベース化がやりやすかったとのこと。 #snowmiku

2013-02-08 23:47:48
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

続いてぼかりすでおなじみの後藤さん(産総研)のお話 ・これからの未来、人工的に歌声を合成する技術はさらに普及するだろう。技術の進歩に伴って音楽の楽しみ方も変わっていく。 #snowmiku

2013-02-08 23:48:30
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・初音ミクの普及で「人間の歌声でなければ聴く価値がない」は打破された。今後、コンピュータによる自動作曲の技術が進化すれば、「人間の作った作品でなければ聴く価値がない」すら打破されるかもしれない。 #snowmiku

2013-02-08 23:48:42
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・自動作曲の仕組みの一つとしては、人間が作った作品のn次創作として、リスナーからのフィードバックを受けながら新たな作品が自動生成、そして自動投稿によって発表される可能性が出てくる。 #snowmiku

2013-02-08 23:48:56
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・「コンピュータによる自動作曲」と表現すると受け入れられにくいが、それを「初音ミク」に置き換える…つまり「初音ミクが感情を持ち、自己主張を歌で表現」し始めたら、ユーザーが連想した初音ミクやその作品に対するイメージ・背景と相まって受け入れられる可能性がある。 #snowmiku

2013-02-08 23:51:02
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

後藤さんは「我々は幸せな時代に生きている!」を熱っぽい口調で何度も強調されていました。第2部についてはまた後日まとめます。 #snowmiku

2013-02-08 23:51:46
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

「SNOW MIKU 2013 シンポジウム」第二部 つながる世界 -Think Global,Act Local- まとめ かつての東京一極集中・一極発信ではなく、現在は各地方でコンテンツを創出し直接世界に発信することが可能な環境が整っている。 #snowmiku

2013-02-09 11:45:30
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

岡田智博氏(クリエイティブクラスター):彦根市と蛙男商会、モントリオールの事例を紹介。 ・彦根市は「ひこにゃん」を生み出したが財政状況が悪かったため、「ひこにゃん」の商標使用を人々に開放しグッズの経費削減に成功。 #snowmiku

2013-02-09 11:45:48
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・蛙男商会はFlashを使用したアニメーション製作を個人で行っているが、東京のプロダクション(DLE)とインターネットを経由してやり取りが可能なため、島根に在住したままで仕事を行える。 #snowmiku

2013-02-09 11:46:14
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・モントリオールは街を挙げてゲームクリエイターとその作品を文化として評価する土壌があり、現在は5,000人のゲームクリエイターが同市を開発拠点とするゲーム制作会社に所属している。 #snowmiku

2013-02-09 11:46:34
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

伊藤社長(CFM):「初音ミクから学んだこと」と題してプレゼンテーション。 ・雪ミクはただ単にCFMとして初音ミクの雪像を作るだけでなく、市民・ファン・クリエイターを巻き込んだイベントとすることで札幌市への還元を目的とした。 #snowmiku

2013-02-09 11:46:51
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・初音ミクは音楽だけでなく、動画/イラストなど様々な種類のコンテンツが連鎖的に生まれて広がった。動画共有サイトの功績が大きい。 ・人が多く集まることで傷つく人も出てくるため、マナー・ルールを決めてユーザー同士の創作の輪を広げる場所として「ピアプロ」を用意。 #snowmiku

2013-02-09 11:47:47
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・人ってやつは…クリエイティブであり、メディアでもある。人が伝えたい価値は「おいしい!」「キレイ!」などの共感であり、その手段・受け皿となるのがコンテンツである。 ・コンテンツの性質とは「使えば使うほど増える」 #snowmiku

2013-02-09 11:48:02
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・コンテンツ発信において地方は不利なのか…「北海道そのものがコンテンツ」「掛け算の発想」「メディア化する個人」…逆に地方はチャンスである。 ・ソーシャルメディアで個人から世界に情報を発信できる時代となり、それで日本を魅力的にすることも可能である。 #snowmiku

2013-02-09 11:48:13
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

林英邦社長(HMカンパニー) ・CFMとの協力で美少女キャラクター「リトルベリーズ」を生み販促に利用。漬物日本一決定戦「T-1グランプリ」を運営。 #snowmiku

2013-02-09 11:48:58
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・食と農業から北海道を活性化させたい。「おいしい」「安全」だけではその作物のセールスポイントとしては不十分で、作物が生まれたバックグラウンドを伝えるためにバーチャルを活用…リアルとバーチャルを繋げるということ。 #snowmiku

2013-02-09 11:49:17
でっち(白黒の黒い方) @DETCH23

・北海道というコンテンツをクリエイティブの力で世界に発信したい。音楽でそれをやってみたい。 ・世界が近くなっていること、世界から見た北海道を雪ミクを通して学ばされたとのこと。 #snowmiku

2013-02-09 11:49:42