それは狂気によって起こるのか?社会の問題と地続きの【戦争】というもの
これは面白そう。川口氏の解説も非常に面白く、漫然と僕が思い描いていた「戦争への道」を鋭く言語化してくれた感じ。日本語版出ないかな。 現代に蘇った「感じの良いヒトラー」 http://t.co/jSGYtTSW
2013-02-09 10:58:28僕の両親なんかと話していて思うのは、戦後リベラルというのは戦争を基本的に「狂気の沙汰」と理解していて、日常から完全に切り離されたものと観ている。そういう一面もあるにせよ、「昭和11年の日記」なんか読んでると、日常がゆるゆるーっと地獄へ連続していったという方が僕にはすとんと来る
2013-02-09 11:00:14川口氏の解説にもあったが、あの戦争を「狂気」とか「非日常」の側に置くと、「今は日常だからそういうの関係ないっしょ」という話になる。でもこの日常こそがあの狂気を生む構造をそもそもビルトインされてるんじゃないか・・・という気はなんかずっとしてる
2013-02-09 11:03:06@centurio_P 社会に発生する脱落者や困窮者の受け皿である軍隊。たとえばドイツ三十年戦争における大量の傭兵。如何に有能な傭兵隊長でも無から有は生み出せない。軍は彼らの家であり生活だった。ですね。
2013-02-09 11:43:46@centurio_P アメリカなんかグリーンカード?が欲しいから危険な任務に志願する若者だって居るのにね。せめて人並みに生きたいから人を殺すというのは狂気ですませちゃあかんなの
2013-02-09 11:49:29@centurio_P 日中戦争、そして太平洋戦争時代の陸軍歩兵の手記を読むとわかりますが、早く戦場に行かせてくれんかな、内務班生活クソだし、って記述がずいぶん多いので、あのイメージは結構誤ったものだと思いますね。
2013-02-09 12:37:33@centurio_P そもそも中国戦線だと、マクワウリ食って腹こわしてたら戦争終わったわwwwドーナツとかうまかったなー、って人もいたので。なにせ出発前よりまるまる太ってかえったそうなw
2013-02-09 12:45:37戦中世代の話を聞いていると、戦争のない時期の平和な時の内務班生活と、戦争中のどっちがマシだったか、という点を聞くと、いずれも戦争中の方がマシ、と答えていた。というより、早く戦争が起こって、このクソな内務班生活がおわらねーかな、というのが実際だったらしい。
2013-02-09 12:35:15ていうより、太平洋戦争は戦域が広すぎるので、中国戦線の慢慢的な戦場で、揚げドーナツ作ったり、マクワウリ食ってたらいつの間にか負けとったわwwwというのと、ガダルカナル島で食うや食わずの戦争、というのとだいぶ開きがある。
2013-02-09 12:43:35@MIBkai 南方の石油資源地帯で油使ったドライクリーニングした服を来たり、燃料豊富なんで飛行訓練に明け暮れてたら戦争終わった人とか、刺激的な海外旅行した気分にしかならなかった人たちって結構いたでしょうねい
2013-02-09 12:48:31戦前の日本陸軍における内務班というものはそれはもう今から見れば(当時の娑婆から見ても)頭のおかしい因習・制裁・悪癖で構成された組織だったわけでして。訓練終了後、新兵たちは古参の兵士の靴を我先に奪い合い、綺麗に磨いて渡さなければ制裁されるような世界でした。
2013-02-09 12:52:25悲惨な戦争、というのは、まあ負け戦ならそういうのもあるが、勝ってたらノリノリでいろんな物を買ったりして、食道楽に励んで、よその国の食生活を自分の国に持ち込んだりもするのですよ。負けててもあるけどね。
2013-02-09 12:50:13戦前の戦争ってのは、一面それこそ悲惨ではあったが、下級の兵士にとっては内務班でビンタをとられるよりはマシな気分だ、とされていたものでもある。という辺りを見落とすと、なかなか戦前の言動は理解できなかったりする。また、軍隊の中なら、貧しい農村よりもはるかに良い食生活が出来たのも事実。
2013-02-09 12:55:59そもそも軍隊に入ったら肉が食えた!すげえうめえよ!って手紙を書くレベルの人らが割といたのが戦前の日本ですよ?
2013-02-09 12:57:02ていうか、戦前で地方ほどそこそこ軍の評判がよかった理由って、次男、三男っていう家庭内の余計者というか、長男のストック扱いされてた人が、まがりなりにも実力があれば引き上げる、という部分が軍にはあった、って辺りがあると思うの。
2013-02-09 17:00:51