2013年2月7日JPO近刊情報センターシステム技術者向け説明会まとめ

2013年2月7日に開催されたJPO近刊情報センターシステム技術者向け説明会の日高さん(JPO近刊情報センター技術委員会委員、版元ドットコム事務局長、スタジオ・ポットSD社長)による実況ツイートをまとめました。 JPO近刊情報センターWebサイト http://www.kinkan.info/
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日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

JPO近刊情報センター技術者説明会はじまった

2013-02-07 14:04:25
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

センター長永井さん「参加社・点数ともに増加傾向。実際に使われるステージになってきたので、まずは世界標準にきちんと準拠するための細かな対応」

2013-02-07 14:05:55
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

センター長永井さん「加えて、将来を見据えて。「緊デジ」が無事目標を達成しつつあり、電子書籍が一気に67000タイトル投入される。電子の書誌情報・近刊情報への対応を考えるべく、ONIX3.0を導入する」

2013-02-07 14:07:41
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

永井さん「今回の変更から、しばらくシステム仕様はいじらない、ので、見合わせていた向きも是非導入してほしい。並行期間も設け、スムーズな移行をはかるのでぜひご協力を」

2013-02-07 14:08:51
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

技術委員会リーダ 石川さん「ONIX3.0.0に対応した、JPO近刊情報センター・データ仕様1.0.0→データ仕様第2版」に呼称を変更。

2013-02-07 14:11:33
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「これよりテスト環境・変換ツール・マニュアル等の整備。2月最終週にテスト環境を公開。3/6にシステム改修を行い、以降、「並行期間」を経て、5/8に新仕様に一本化」

2013-02-07 14:14:08
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「「近刊情報センター」は、海外とのやりとりの際、「Forthcoming Book Inoformation Center」と呼称しています。略称FBIC」

2013-02-07 14:15:14
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「今回の改訂の第一は、ONIX3.0.1への準拠。今までは独自仕様や、独自解釈による運用が存在していたので、その部分を整理した。また、ONIX3.0自体が、ブロック化や要素の抽象化など、かなり洗練されてきており、その部分にも準拠することを目指した」

2013-02-07 14:17:36
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「ONIX2.1系は、EDItEURでsunset dateが決められており、それも見越して、3.0系への移行を急いだ」

2013-02-07 14:18:40
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「変更その1:削除処理対応。いままで、削除フラグを立てたデータがしばらく残る、という状態を、確実に削除(または送信をやめる)ことができるようにした」

2013-02-07 14:21:12
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「変更その2:書影ファイルの扱い。書誌データを関連のない画像。書誌にひもづいていないファイルが混入してしまった場合、これを除外するようにした」

2013-02-07 14:22:19
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「変更その3:キャンセル。誤って送信してしまったデータの迅速なキャンセル処理が可能に」

2013-02-07 14:23:15
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「変更その4:バックアップ。ディザスタリカバリに対応した」

2013-02-07 14:23:44
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「並行稼動中は、2.1系、3.0.1系を受けつけ、内部で3.0系に統合した後、2.1系、3.0.1系のふたつを受信社側にフィードする」

2013-02-07 14:26:18
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「スキーマに関して。ONIX仕様に完全準拠したことにより、EDItEURが配布しているXSD/RNGをそのままバリデート(検証)に利用できる」

2013-02-07 14:28:45
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「ただし、「準拠」をさらに狭める形(衝突しない形)で、FBIC独自の入力制約を作った。これをxsdの形で追加したものを用意する」

2013-02-07 14:30:23
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「仕様変更にあたって、FBICで日本独自の仕様を盛り込まざるを得ないもの、についてEDItEURと交渉し、タグやコードリストを拡張してもらった。(「ふりがな」「判型」関連や発行・発売の別など、おおよそ10項目程度)」

2013-02-07 14:38:19
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「項目表第2版、において、表現があいまいだった部分についても見直しを行った。デフォルト値と必須、の指示や、入力値の(ONIX側での)コード化、等。」

2013-02-07 14:43:22
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「ONIX3.0の特徴、より。紙と電子書籍を区別せず、同じXMLファイル内に記述し、CodeListの値等で識別できる。また、基本的にISBNを商品の識別子として推奨している」

2013-02-07 14:49:24
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「ONIX3.0.1での「コレクション」概念の導入。(マイクロコンテンツ化することがある)デジタルコンテンツや、複数で構成されている商品、また、レーベル>シリーズの関係や全集セット、といったさまざまな商品形態を、抽象化して記述できるようにした」

2013-02-07 14:50:55
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

(´-`).。oO(レーベル情報を<Imprint>タグに入れてしまったのは本当に申し訳なかったなあ。。)

2013-02-07 14:54:28
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

(´-`).。oO(「巻次」「並び順」関係は、結果だけ見ると異様に複雑になってしまったなあ。。現実解としてはベスト、とは信じてるけど。。おれたちのたたかいはこれからだ(棒読み))

2013-02-07 14:57:10
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「書影情報については、現行のファイル名のみ、からURI記述必須、となってしまった。FBICの(FTPサーバで一時的にやりとりするだけの)仕組みからするとほとんど有効性を持たない変更なのだが、標準準拠、ということでこの仕様に変更した」

2013-02-07 14:59:45
日高 崇 (HIDAKA Takashi) @hidakat

石川さん「著者関連。一人の著者が複数の役割を果たしている場合、著者を繰り返し表記する必要がなくなった。(「ContributorRole」を繰り返し記述できるようになった)」

2013-02-07 15:01:44