ダンバリーデリュージョンに関するいくつかの考察

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相沢沙呼 @sakomoko

【手品クラスタの方々へ緩募】 Dunbury Delusion/ダンバリー・デリュージョンのダンバリーの意味。地名? なんだろうけど、なぜ付けられたのか?

2010-08-24 22:38:59
こざわ/とひ @t_aldehyde

@sakomoko 「よく分からない」って松田さんの本に書いてあった覚えあり。

2010-08-24 22:43:06
相沢沙呼 @sakomoko

@t_aldehyde 松田さんがわからないのなら仕方ない!!

2010-08-24 22:45:59
こざわ/とひ @t_aldehyde

@sakomoko It's been said that Charlie Miller named it Dunbury after the Dumbarton Bridge that crosses San Francisco Bay. だそうです。

2010-08-24 23:05:43
相沢沙呼 @sakomoko

@t_aldehyde 橋に因んでって、どのへんがちなんでいるんでしょうか。ううーむ。

2010-08-24 23:14:41
こざわ/とひ @t_aldehyde

@sakomoko チャーリーミラー以外には謎、との由。

2010-08-24 23:21:13
こざわ/とひ @t_aldehyde

ダンバリー・デリュージョンについて本気出して考えてみる。かなり簡易化された手順を手品始めたての頃に教わりよくやったが思うところあってあまりやらなくなり、危うく思い出すことさえできないところだった。今なら引っかかったところに対して、自分なりに解決を見出せるかも知れない。

2010-08-27 01:00:41
こざわ/とひ @t_aldehyde

「デリュージョン」って言っても別に粗末なイリュージョンとかそういうものではないからね!

2010-08-27 01:14:20
こざわ/とひ @t_aldehyde

ダンバリー・デリュージョンの不思議だったところは、当時先輩から教わった方法は、部内で更に上の先輩が方々の本であったり部内に伝わる諸々をまとめたカードマジックの教本に載っていたやり方であったのだけれども、それが当時手に入ったどの本に載っている方法とも異なったことだった。

2010-08-27 01:47:01
こざわ/とひ @t_aldehyde

といっても、当たれたのはカードマジック入門事典の「Dave's Delight」(Dave Lederman)と、あそびの冒険のチャーリーミラーの大元の形らしいやり方だけで、前者がフランクガルシアの「Danbury Delight」を元にしていると言うことぐらいだったけれども。

2010-08-27 01:50:11
こざわ/とひ @t_aldehyde

その教本ではタイトルは「ダンバリー・デリュージョン」であるものの、ミラーとガルシアにクレジットされていた。そういえば部室に金沢文庫のガルシアの和訳本の写しがあったが、当時それを読んで調べたかどうかは記憶が定かでない。(調べたとしたら「何かちょっと違うな。」と思ったはずである。)

2010-08-27 01:54:03
こざわ/とひ @t_aldehyde

学生だった間の何処か別の時期にその、部室にあったガルシアの本は読み、社会人になってしばらくした頃、自分の手元に欲しくなった。しかし共に絶版ながら金沢文庫のよりも原著の方がまだ手に入りやすかった経緯があり、今手元には"MILLION DOLLAR CARD SECRETS"がある。

2010-08-27 01:57:41
こざわ/とひ @t_aldehyde

それを読んでみるとどうも先輩の教本に載っていたのはやはりガルシアの”Danbury Delight”を、先輩諸氏が何世代かかけてやり込んでいったうちに、工夫が積み重なり少し変わった形だったのではないかという結論に至った。ハンドリングはガルシアとレーダーマンのとに大変よく似ている。

2010-08-27 02:01:59
こざわ/とひ @t_aldehyde

寧ろハンドリングはレーダーマンのそれに一番近く、当時一番手に入りやすかった本に載っていたことを考えればそれもおかしくはない話なのだが、ダブルクライマックスにはしていない。

2010-08-27 02:05:47
こざわ/とひ @t_aldehyde

先輩から教わった手順とガルシアの手順を読み比べれば、良くなっているところも悪くなっているところもちらほらとある。

2010-08-27 02:10:21
こざわ/とひ @t_aldehyde

先輩の手順では悪くなっていたところ、言い換えればガルシアに畏敬したことの一つに、枚数目を表す三枚目のカードの手前でのフォールスカットが挙げられる。レーダーマンや先輩の手順にはなかったところだが、コントロール感を払拭するのに大変有効であるように思う

2010-08-27 02:11:08
こざわ/とひ @t_aldehyde

あと、カウフマンのカードマジック本に載っているラッカーバーマーの「MAKE MINE DUNBURY WELL」も読んだが、これは正直なところ何がよくなっているのか分からない。コントロールが楽になっていて、おそらくは失敗しづらくなっているという辺りか。

2010-08-27 02:14:21
こざわ/とひ @t_aldehyde

あそびの冒険を読み返す。フォールスカットはミラーの手順にもない辺り、ガルシアの工夫なのだろうけど、もしかしたら邦訳で落ちているかも知れない。三枚目だけめくる動きが違うのは動作の一貫性からは流れを損ねると言えなくもない。しかし僕の感性からは演じる側の心理上、有る方がよいように思う。

2010-08-27 02:22:18
こざわ/とひ @t_aldehyde

松田さんと荒木さんの手順を読む。どちらもスイッチ技法が面白い。デイブスデライト以来のファーオブアカインドが出てくるのは蛇足ではないかと思うが、両氏の手順とも元のより最後のレイアウトが綺麗にする配慮が見て取れる。でも、荒木さんのはちょっと無理があるというか、途中が濁っている印象。

2010-08-27 03:07:18
こざわ/とひ @t_aldehyde

Dunbury Delusion & Variations http://bit.ly/bVvKiU 英語文献のリストが見つかった。手持ちの本も数冊有るのでまた今度眺めようというところで力尽き本日の本気終了。

2010-08-27 03:08:51
こざわ/とひ @t_aldehyde

ちなみに日本語文献については http://bit.ly/dnfeQV こちらを、本棚から色々引っ張り出してくる参考にさせていただいた。

2010-08-27 03:11:07
こざわ/とひ @t_aldehyde

ついうっかり手品師以外にはさっぱり分からなさそうなつぶやきを繰り広げてしまった。

2010-08-27 03:11:32
こざわ/とひ @t_aldehyde

ダンバリー・デリュージョンについて本気出して考えてみる第二夜。

2010-08-27 23:47:34