2013・2/6 院内集会 「ヴァーレヴァ博士・講演」 関連のまとめ

2013・2/6「放射線による健康被害の未然防止と求められる社会制度」 ラリーサS.ヴァーレヴァ博士(ロシア小児放射線防護臨床研究センター長)の院内集会での講演、 packratyさんの傍聴TWと、ayamaru626さんによる資料を 個人的にまとめさせていただきました。
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まとめ 130205_放射線影響の真実に迫る-ラリーサS.ヴァーレヴァ博士 記事・映像はこちら→http://iwj.co.jp/wj/open/archives/56311 1288 pv 9

  ayamaru626さんから、配布資料

   会場で聞いていらした packraty さんのTW

永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

昨日参議院議員会館の地下の会議室109で行われたラリーサ・ステパーノブナ・ヴァーレヴァ博士(ロシア小児放射線防護臨床研究センター長)の院内集会に行きました。FoEとチェルノブイリ被害調査・救援女性ネットワークの共催。私はFoEのボランティアなので1時間以上前の11時15分着。

2013-02-07 20:32:00
永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

参議院議員会館の入り口ホールに11時半集合と言われたので来たのに30分を過ぎても誰も来ない。通行証がないとゲートをくぐれずトイレにも行けないのです。(議員に面会を要請用紙に記入するか、誰か議員さんが頼んでくださると通行証がもらえます。

2013-02-07 20:34:44
永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

福島第一原発事故とチェルノブイリ原発事故時に日本政府と旧ソ連政府が取った対応で同じだったのは、安定ヨウ素剤を配らなかったことと、事故当時状況についての説明が一切なされなかったことだ。

2013-02-07 21:28:52
永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

ソ連は事故翌日に3kmくらい離れた最も近いプリピャチの住民だけを避難させた。日本は11日夜3kmの人を避難させ、翌日早朝10kmまで広げて避難させた。ソ連はプリピャチ以外の地帯の避難が1週間くらいずれ込んでしまって住民を相当被曝させた。

2013-02-07 21:31:28
永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

その後30km圏までゾーンに指定して住民を避難させ、立ち入り禁止にした。チェルノブイリ原発は火災を消し止めた後で徴兵制度を使って20代~30代のリクビダートル(後始末をする人)と呼ばれる男性達が旧ソ連邦のあちこちから80万人くらい来て、瓦礫撤去や石棺を作る作業にあたった。

2013-02-07 21:35:21
永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

すみません。今さっきのツイートはヴァーレヴァさんが話したことではありませんが、コホート分けに「作業員の子ども」というカテゴリーが出てくるので説明しました。

2013-02-07 21:36:52
永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

ちなみに汚染地帯とはどのくらいのレベルかと言うと5キュリー/㎡だという。(18万5千ベクレル/㎡)この地域に残った人は全て登録されて健康の追跡調査が行われた。事故当時妊娠していた女性2千人も汚染地域と非汚染地域から2千人が登録されて健康追跡調査が行われている。(生まれた子どもも)

2013-02-07 21:45:15
永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

5キュリー/㎡というと文部科学省の航空機で測定した土壌汚染地図でいうと薄い緑色の所で、福島県の中通りや、栃木、群馬、宮城も少しある。

2013-02-07 21:47:56
永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

年間1ミリシーベルト以上の追加被曝をする地域から希望すれば避難の支援を受けられることなどを決めたチェルノブイリ法ができたのも91年だった。

2013-02-07 21:50:41
永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

子ども達の健康追跡調査は5つのコホートに分けられた①チェルノブイリ事故前に生まれていた子どものうちそのまま汚染地域に住み続けた子ども②事故前に生まれて30km圏から強制避難した子ども。③事故時にお母さんの胎内にいたいた子ども④お父さんがリクビダートル(事故処理作業者)だった子ども

2013-02-07 22:00:43
永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

⑤被曝した親から生まれた子ども。これらがそれぞれ別のコホート(集団)として長期モニタリングの対象に指定されて今も追跡されている。日本で言うと福島県民健康調査のようなものだろうか。しかし、日本では福島県しか実施されない。しかもほとんどの人がアンケート調査に応じていない。

2013-02-07 22:02:57
永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

これら5つのカテゴリーのコホートの人たちの被曝線量は、やはりアンケート調査と、事故時の放射性ヨウ素の甲状腺被曝線量。放射性セシウムによる全身への内部被曝線量(ホールボディーカウンターで測定)、体内被曝の個人線量、リクビダートルの個人線量(これは相当あやしい。日本のほうがまだまし)

2013-02-07 22:05:38