
「変な国」でパスポートを更新したら「緊急旅券」が出てきました。
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deli_hell_me
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海外でパスポートを更新する際は、その有効期限の残りが1年を切った状態であれば、最寄りの日本の在外公館で簡単に新しいものに切り替えることができる。日本からわざわざ戸籍謄本や住民票などを取り寄せる必要はなく、ものの1日~2日で出来てしまう。http://t.co/GKXuglaf
2013-02-13 07:24:17
(続き)これには例外がある。現在のパスポートは個人情報の入ったICチップのページがあるが、変な国の在外公館にはこのページの作成機が存在しない。そして、ロシアとウクライナ、ウズベキスタン以外の旧ソ連諸国は、全てこの「変な国」なのである。 http://t.co/ZN3o6UvY
2013-02-13 07:34:08
(続き)「変な国」でパスポートを更新した場合、受領まで大体1~2ヶ月もの時間がかかる。ICチップの為だけに、わざわざ日本まで送り返すためだ。有効期限がぎりぎり、かつ何らかの事情で待つ時間の無い人間には、こんな↓ものが発給される事がある http://t.co/CCERROdz
2013-02-13 07:46:46

(続き)有効期限1年、ICチップの頁無しの「緊急旅券」である。手数料は日本円で大体六千円くらいなので、ちょうど「5年もの」の半分くらいか。個人情報の頁はここでは晒せないが、写真は顔写真をそのまま貼り付ける方式だったりして、とても手作り感に溢れている。しかも、機械で読み取れない。
2013-02-13 07:55:35
(続き)全体的に、とてつもなくインチキ臭いのだ。お陰でどこの国に行っても入国審査には時間がかかる。まあ、当然だろう。もし自分が逆の立場にあったとしても、疑わしく思うに違いない訳で。仕方が無いので、こちらはいかに「本物のパスポート」であるか、一生懸命説明する羽目になるのだが、
2013-02-13 08:07:59
(続き)その際に一番困るのは、「本来あるべきICチップが何故入ってないか」の説明である。ややこしい話だが、この旅券にはICチップ用の分厚い頁「だけ」があって、そこにいちいち「ICチップが入ってない」と日本語/英語で書いてあるのだ。 http://t.co/ZWk6AseU
2013-02-13 08:21:33

(続き)ここいらの国々では、ICチップ付きの旅券を使っている所など無い。だから、まず「ICチップとは何か?」の説明から始まり、今自分が持っている旅券には残念ながらそれが入っていないこと。そして、その呪われた旅券がこの世に生まれた経緯を、入管職員相手に延々と語らねばならない。
2013-02-13 08:32:51
(続き)しかし、こちらがなるだけ簡潔に説明しようと努めれば努めるほど、「本来ここには存在すべきものがある。でも、無い。無いんだけど..」と無意味に哲学風の問答になってしまい、最終的に相手が根負けして通してくれる場合がほとんどだった。完全に理解した人間など多分一人もいなかったと思う
2013-02-13 08:52:39
(続き)ちなみに、クルグズスタンの入管職員に至っては、長時間あちこちの頁を調べていて、口を開いたと思ったら「おい...この"EMERGENCY”ってどういう意味なんだ?」と、こちらの思いもよらない所で躓いていた事が判明し、度肝を抜かれた記憶が。
2013-02-13 09:07:10
@karategin 原則、ICチップの入ってない奴は出さない方針らしいです。だったら、どこでも作れるようにしてくれよって話なんですがw。
2013-02-13 09:12:07