チカ
@chica1219
瞼を下ろしてこの薄汚れた世界を拒絶したとしても、なぜだか君の笑顔が浮かんでくるんだ。脳の奥、インプットされたみたいに何度も浮かんで、その度に僕をひどく苦しめるんだ。
2011-10-03 21:47:58
チカ
@chica1219
それが君からの、僕に対する罰だということはわかっている。暗闇の、深い夢の世界で、君は今日も甘いその声を僕の耳に響かせて、そうして僕を堕とすのだろう?僕の胸を締め付けて、甘い余韻に浸らせて。
2011-10-03 21:51:20
チカ
@chica1219
そして目が覚めたとき。僕の隣に君がいないことを思い出して、ひたすら絶望感を味わう僕を小さな額の中から笑顔で見つめているのだろう。正直もうその笑顔は見飽きたんだ。ねえもう一度僕の前で笑ってみせて。
2011-10-03 21:56:31
チカ
@chica1219
君がいつでも帰って来ることができるように、君の部屋はあのときのまま、何も変わっていないんだ。ただ、君の甘い香りがなくなってしまっているけれど。君の香りを、僕はもう思い出せないけれど。
2011-10-03 22:00:09
チカ
@chica1219
過去、僕は君のことが好きだった。今、僕は君のことを愛している。君がもうこの世界にいないのに想いは募っていく一方で、僕はこの気持ちを一体どうすればいいんだい。
2011-10-03 22:03:02
チカ
@chica1219
瞼を上げたらいつもと変わりない世界があった。薄汚れた、僕から君を奪った世界だ。小さな額の中で今日も君は笑っている。僕は君のようには笑えないけれど、愛想笑いくらいはできるようになったんだ。
2011-10-03 22:09:00
チカ
@chica1219
君が僕にくれたような笑顔を、いつかできるようになったら。君は僕を迎えに来てくれるだろうか。…なんて。「…おやすみ」誰にでもなく掛けた声がこんなちっぽけな世界の片隅で小さく響いたのを聞いた。
2011-10-03 22:12:05