#kaminomi #神のみ 。FLAG218「亡霊」。週刊少年サンデー10号掲載分。「亡霊」という頻繁に使われる単語でタイトルの元ネタさがしをしても、意味なかろって感じなのでおいとく。
2013-02-13 23:28:22#kaminomi 結パパの顔は以前ちらっと出てきただけ。そのときは、なんか軽薄そうなおっさんに見えたが、えらいやり手のおっさんって感じに。昔のままだといまいちなので変えたそうだ(作者さまブログより。当該記事→ http://t.co/qjkilSUX )
2013-02-13 23:28:28#kaminomi 話し合いのなか、うらら祖父の奇行(事情を知らない、理解できない人間からは奇行だわな)と、その原因となった事件が明かされる。うらら祖父の娘美夜子が鬼のようになってしまったのだとか。
2013-02-13 23:28:30#kaminomi 美夜子はうららの叔母に当たるのか、母なのか? うらら母の名前は香衣子(FLAG212。うらら祖父の台詞より)だから、叔母だとは思うわけだが……。
2013-02-13 23:28:31#kaminomi 今話の桂馬に「じいさんの娘に駆け魂がついたんだ」「うららの母親に取りついた駆け魂が」という台詞がある。桂馬は、あまり白鳥家の人間のことを知らないから、勘違いしてもおかしかないし「じいさんの娘が、うららの母親だと思っていたけど――」という展開もありえるとは思う。
2013-02-13 23:28:33#kaminomi ただ、いまって、やりすぎなぐらい、いろいろなものを切り捨てながら話を進めていってるから、ここで主人公の勘違いを入れるかなあ……と思うのだ。
2013-02-13 23:28:35#kaminomi うらら祖父は香衣子に対して「香衣子さん」と呼んだ。孫娘を呼び捨てのうらら祖父が娘に対してさん付けしそうにない。
2013-02-13 23:28:37#kaminomi 舞島学園の歴史を調べている時に出てきた白鳥正造、現当主白鳥正太郎、総領息子には「正」の字を入れそうだから、うらら父正晴がうらら祖父の実子だろうとも思う。香衣子は息子の嫁だろう。美夜子は初出の人物でいいのだろう……。と、思うのだが、なんかね、すっきりしない。
2013-02-13 23:28:39#kaminomi 桂馬の台詞に加え、香衣子の墓に刻んである文字(FLAG209)、やっぱり香夜子だと思うのだ。印刷が潰れて「衣」の部分を読み間違えたのか……と思ったが、FLAG209を読み返すと、香夜子と書いてあるように見える。 http://t.co/CH5fD38D
2013-02-13 23:30:23#kaminomi なんか、制作側でいろいろ考えが二転三転してるのかなあって気がする。単行本で香衣子って名前が全部美夜子に変わって、正晴が婿養子になってたりしてな……。
2013-02-13 23:30:57#kaminomi まあ、うらら母香衣子に駆け魂がとりついて、それをなんとかしようとした美夜子(白鳥家にはいろいろ悪魔に関する伝承なんかも残ってそうだ)が乱心したっていう話になるのかもしれないが……。
2013-02-13 23:30:58#kaminomi 駆け魂が、うらら母の墓から出てきたから、とりつかれたのは「うらら母」で確定ではあるんだろう。いや、うららちゃんに説明するときにあまりにきびしいことになるし、乱心したから、美夜子の墓は作らず、葬る場所は同じ場所に葬ったのかもしれないが。
2013-02-13 23:31:00#kaminomi 悪魔の設定が途中でちょこっと変わったりするのなんかは別にいいのよ(ものすごく重要な部分をひっくり返されると困るけど)。でも、人物の関わりあいという部分はうまく作って欲しい。
2013-02-13 23:31:04#kaminomi 「おとなしい」と評されていた美夜子はかなりな無茶をやったみたいだから、日頃感じていた抑圧に対して、強く暴力であらがうような形で駆け魂の影響ががあらわれたのだろうか?
2013-02-13 23:31:05#kaminomi それは、父(うらら祖父)の厳格な態度に萎縮していたためで、それを知ったうらら祖父は自責と復讐心がないまぜになって、より意固地になってるとか、そういう展開も面白いなって思うんだけど……。
2013-02-13 23:31:07#kaminomi 子供をみな失ったうらら祖父の前で、うらら祖父の行いを狂気の沙汰と断じた、五位堂、青山両氏が、いなくなった宇宙人ケイを探して騒ぐわが子たちに呆れたり、軽口を叩いたりするのを、うらら祖父はどんな気持ちで見ていたろうか?
2013-02-13 23:31:11#kaminomi そういう場面なんかは、細かいことはおいといて、じくじくと心が痛むような気持ちで読めたんだけどな……。(美夜子や香衣子のことがどうあろうとも、うらら祖父が子供たちをみな失ったことに変わりはないから)
2013-02-13 23:31:12#kaminomi ただ、うららに駆け魂がとりつくあたりは、すなおに飲み込めた。うららにとって祖父は最後に残った肉親だ。けれども、彼は悪魔への復讐に凝り固まって、子供によりそうことを忘れた。だから、自分が大人になって祖父に近づこうと願う。
2013-02-13 23:31:14#kaminomi 常に「大人になりたい」と考えていたうららが、子供的に大きなできごとである宇宙人との出会いすら、祖父に、なんの価値もないもののように無視され、ただ大人の理屈だけ聞かされる。そこにできた心の隙間に駆け魂がとりつく。
2013-02-13 23:31:16#kaminomi 心の隙間、そこに潜む駆け魂という、本作の基本(女神は駆け魂を出した、さらにあと応用編(?))が、こういうかたちで、そしてうららちゃんの心情がきっちりと描かれた上で出てきたのは嬉しい。
2013-02-13 23:31:17#kaminomi 駆け魂が出てきたところに関しては、本邦は遺体を火葬するわけだが、骨だけになった人の近くに駆け魂いたの? とか、あんなところに墓ってたてられるの?(これは今話に限った話じゃないが)とか、そのへんは些末なことか。気にしないでおこう。
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