追い風対処とそこから見えてくるミッションの視点

飛行時の追い風による影響や対処テクニックの話から始まり、チームとしてミッションを組み立てていくことの重要性についての議論です。
1
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

鳥人間の人力プロペラ機パイロットに見てほしい動画。追い風に入るとモーターパラグライダーのエンジンを全開しても高度が上がりません。君の足ではムリよ。 http://t.co/zZpJmA2k

2013-02-15 23:19:56
nishi09@育児系フライトシマー @W_nishi09

@ohnuki_tsuyoshi 突発的な追い風や横風への対応には、高度(または速度)の貯金が必須ですよね。また「追い風はきつい」説はこういった過渡的な現象から生じたのでしょうが、追い風も高度と引換えに上手く乗ってしまえばあとは楽チン。

2013-02-16 00:48:28
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

@tab_56 そうそう、当然過渡的な現象です。パラグライダーでも追い風に乗って安定してしまえば沈下率は向かい風と同じです。要は「追い風に乗ると楽かな」と思って追い風を選ぶと、まずその過渡期を乗り越えなければいけないということ。

2013-02-16 01:03:29
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

@tab_56 この動画でも、よく見ると最後の方は高度が上がってるし(正面の後楽園ホテルと見比べればわかる)。この間にパワーが足りなければ着水。

2013-02-16 01:05:17
nishi09@育児系フライトシマー @W_nishi09

@ohnuki_tsuyoshi 低速機の場合は5m程度確保しておけば十分ですかね、経験的には。エネルギーの貯金、変換という概念を理解するためにもフライトシムでのドッグファイト推進活動を展開していますがなかなか広まりません(笑)

2013-02-16 01:13:11
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

@tab_56 エネルギーの貯金大事。パラグライダーでも追い風で移動距離を稼ぎたいときは高度ロスを計算に入れるので、充分に高度を確保してからGoしますね。逆に、追い風でも高度が下がらないときは明らかにサーマルなのでガンガン回す。

2013-02-16 01:16:11
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

@tab_56 人力プロペラ機の場合は定常推力と巡航抗力がほぼイコールで余剰推力が小さいので、「滑空比無限大の滑空機」と考えるとわかりやすい挙動になると思う。

2013-02-16 01:17:51
nishi09@育児系フライトシマー @W_nishi09

@ohnuki_tsuyoshi その通りですね。突風や旋回時には高度の貯金を切り崩し、余裕を見て貯金を取り戻しておく。必要パワーのピーク値を抑えることにも繋がりますし。

2013-02-16 01:24:28
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

@tab_56 タイムトライアル部門を見てると、明らかに高度の低い状態で旋回に入ってる機体が散見されるもんねえ。ロール角を抑えなきゃ高度ロスるし、下手すると追い風側に切ってるし。バンク掛けて追い風に入れるとかもう自殺行為。

2013-02-16 01:28:06
nishi09@育児系フライトシマー @W_nishi09

@ohnuki_tsuyoshi 体力はあっても操縦技術、知識が不足している「エンジン」がパイロットという「地位」にいることはしばしばありますからね。記録以前に安全に関わることだと前々から懸念を持ってました。

2013-02-16 01:34:58
nishi09@育児系フライトシマー @W_nishi09

@ohnuki_tsuyoshi ちなみにTTに関しては、「速度上げてから急上昇、失速直前にフルラダーで急旋回、稼いだ高度を消費している間に立て直し」というハンマーヘッド風急旋回をどこかやってくれないかと期待していますw

2013-02-16 01:41:17
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

@tab_56 僕は「鳥人間パイロットは宇宙飛行士と同じ」だと思ってて。基本ぶっつけ本番だし、あらかじめ考えておかないといきなり最善の対応なんてできないんだから、それはパイロットだけじゃなくチームで考えないといかんよ。過去の事例も徹底的に分析して。

2013-02-16 01:41:34
nishi09@育児系フライトシマー @W_nishi09

@ohnuki_tsuyoshi 私のいたチームではパイロット、ボート上の設計者、応援席のOBパイロットおよび設計者で気象やフライトプランのブリーフィングを行っていました。もちろん飛行中も地上からの助言は継続。ただし過去のトラブル事例検討は各自に任せてましたね。

2013-02-16 01:47:42
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

@tab_56 そのレベルに到達していないチームの方が多い気がするね。みんな「飛行機を作る」ことには関心が高いけど「ミッションを作る」ことへの関心が薄い。余裕がないから優先順位が低いだけだとは思うけど。

2013-02-16 01:49:53
nishi09@育児系フライトシマー @W_nishi09

@ohnuki_tsuyoshi 余裕の無さと、鳥人間という業界の性格ゆえですかね。どうしても製作面に目がいってしまう、製作面に興味がある人が集まる。飛びたいだけなら金とわずかな時間を用意してグライダー部行けば済む話ですから。私が飛ばせてもらったときは幸いチームに余裕がありました

2013-02-16 01:57:35
大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi

@tab_56 僕が学生の頃はまだ技術も未熟で「飛ぶ飛行機を作る」だったけど、今は中堅クラスでもそれなりの機体を作ってきてるし、むしろフライトテクニックで差が出てると思うんだよね。ちゃんと飛ばせないと次の機体設計にもフィードバックできないし。ミッションの視点が重要。

2013-02-16 02:01:59
nishi09@育児系フライトシマー @W_nishi09

@ohnuki_tsuyoshi そのあたり宇宙飛行士の訓練はどのように行っているのか大変興味ありますね。一方的で申し訳ありませんが今日のところは寝させていただきます。もしよろしければまた相手してください。

2013-02-16 02:21:36