友野詳氏の「シャハルサーガ」ガイド

友野詳 @gmtomono

というわけで、先日、ちょっとつぶやいたお遊び企画をはじめてみます。とりあえずつけてみたタイトルは「シャハルサーガ」。舞台は七つの月しろしめす地。その第三の地、黄昏の大陸マーディールです。ハッシュタグは　#シャハルサーガ　とします。

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募集締め切りは、計測して「締め切ります」と告知するまで。基本的には１日ごとに書ければいいなと思いますが、そうもいかないでしょう。忙しくなって長期お休みする時は告知します。今回は、六日（日）の、このくらいの時刻に更新するので、そのちょっと前まで（大雑把）　#シャハルサーガ

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設定とか気になる、という方に簡単な解説を用意しました。この物語の舞台になる世界ルナルには、月が七つあります。月には神々をはじめとする、人智を超えた存在が住んでおり、崇める月によって種族が異なります。我々と同じ人間が崇めるのは、赤と青の双子の月です。 #シャハルサーガ設定

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物語の神シャストアは赤の月の主神。物語と偽りを司る神。虚偽の神というと邪神っぽいですが、幻想の中に真実を見出し、自分の生きた道を物語として語りなおすことで、おのれの意味を見出す……という口実で、面白ければ何やっても赦す神です。って、やっぱり邪神か？　(笑)。 #シャハルサーガ設定

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静寂の神ジェスタは、青の月の主要神の一柱。大地や境界線を司り、あらゆる「守り」の願いに応えるとされています。質実剛健でマジメ、そして肉体的にも頑強なイメージですね。人間のほか、大地の種族ドワーフにも信仰されます。この大陸はドワーフの絶対数が少ないのですが。 #シャハルサーガ設定

友野詳 @gmtomono

流れる神ナーチャは、赤の月に属する神さま。風や水、そして砂の流れを司るとされ、砂漠に住む者を導きます。〈沙覇留〉族にとっては、部族の守護神です。しかし、他の大陸では、生と死の境界線を司る神とされ、亡霊やアンデッドモンスターの神として恐れられることもあります。 #シャハルサーガ設定

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ペローマは「知恵」の双子神の片割れであり、理性と知識を司る。信徒の多くは学究となるが、論理や蓄積した知識を、事件の解決に役立てる者も稀にいるのだ。ただ、この青年が虎のような、異形の瞳を持っているのは信仰とはかかわりない。信仰からして人間には違いない。 #シャハルサーガ設定

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マガナックは、マーディール大陸に棲息する、大型の昆虫に似た生き物です。おそらく彷徨いの月の加護を受けており、頭のいいものは４～５歳の子供くらいの知性を持っています（ガープスでいうと知力６程度）。野生のものは家族単位で狩りを行い、生態はライオンに似ています。　#シャハルサーガ設定

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マガナックは、体長が二メートル半ほどの、巨大なカマキリのような姿です。地峡砂漠の青い砂に身を隠すため、青緑の甲殻に身をつつんでいます。ただし、小型のカマキリよりは、脚は太く、胴体もずんぐりしています。目は複眼ですが、口は、爬虫類のものに近いでしょう。　#シャハルサーガ設定

友野詳 @gmtomono

羽を広げて空をかなりの高速で飛び、望めば派手に砂煙を巻き上げることができます。賢者は、羽には魔力が宿っていると唱えています。前肢は鎌状に見えますが、刃はついておらず、獲物を押さえこむのに適した形状です。戦いでの最大の武器は、鋭い牙でしょう。　#シャハルサーガ設定

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幼いころから人間に育てられたマガナックは、人間を群れの一部（ふつうはリーダー）として認識し、付き従います。彼らと共に暮す〈沙覇留〉族もまた、マガナックを家族として認識します。胴体に、家の紋章などをペイントすることも多いようです。　#シャハルサーガ設定

友野詳 @gmtomono

マガナックは、おおよそ昆虫のような姿をしていますが、時に胴体に鱗が生じたり、関節部分に羽毛を生やすものもいます。サイズから考えても、純粋な昆虫ではなく、さまざまな魔力の影響を受けた混成生物なのでしょう。　#シャハルサーガ設定