『フラッシュバックメモリーズ3D』舞台挨拶@吉祥寺バウスシアター
舞台挨拶情報その2 「フラッシュバックメモリーズ3D」ヒューマントラストシネマ渋谷、本日16日(土)19:10- の回終了後、GOMAさんの舞台挨拶(劇場窓口販売のみ)。その後吉祥寺バウスシアターでも21:30- の回終了後も舞台挨拶有り!flashbackmemories.jp
2013-02-16 11:00:52フラッシュバックメモリーズ後の舞台挨拶メモってたから起こそう。しかしスペシャの人の司会の冒頭、「この舞台挨拶は撮影自由ですのでツイッターとかブログにアップしていただければと」って、じだいですなー。 http://t.co/VY2NKZSS
2013-02-17 01:08:29GOMA「寒い中見に来ていただいてありがとうございます。色々あったけど今こうして(自分が)この場にいられるということがすべてだと思っています」
2013-02-17 01:11:49(つづき)そこで僕が当時ちょうど別の仕事を終えた松江監督に撮らないかと声をかけた。監督は『事故から復活する様を撮る』というのであれば自分よりもっといいひとがいる。ただし音楽に焦点を当てるのであれば、というものであればということで引き受けてくれた。
2013-02-17 01:15:57GOMA「話を聞いた時、やっぱり3Dとドキュメンタリーというものが結びつかない、意味がわかりませんでしたね。ただ、今の脳の構造を描くために3Dでやりたいんだと聴いてOKを出した。それはすごいことになるんじゃないかと思った」
2013-02-17 01:18:56GOMA「映画の話を聞いた時、自分の人生が作品になるということに葛藤がありました。まだ事故や脳のことのことを受け入れられてない中でやることは失礼になるなと感じていた。
2013-02-17 01:21:00(続き)あと、葛藤の中にはこういう状況である自分や家族を世にさらけ出すリスクもありました。でもこうして作品になり、みんなの前に出ることができた。あの時ちょっとだけ勇気を出して作品化に『うん』と言った自分の行動はよかったと思っています」
2013-02-17 01:24:14GOMA「事前に公開当時の日記も読み返して来たのですが、まず作品に感動したのがひとつと、あとは自分の現状を説明する必要がなくなったなと思いましたね」
2013-02-17 01:27:30GOMA「作品前は事故前の自分というものをすごく追いかけていました。こういうことになったのが自分を信じへんかったんです。事故前にできてたことと同じことできると思ってたけど難しくて、追いかけられなかった。
2013-02-17 01:30:16Q:絵は何故描き始めたの? GOMA「当時は5分前も思い出せないような状態だったので思い出せないですね。どうやって生きてきたのかというのも最初から思い出せない」
2013-02-17 01:37:05Q2:絵が点で描かれていたのは? GOMA:それも思い出せない。一度、線で描いてみたけどなんか違う。点じゃないと自分を見させられないんですね。
2013-02-17 01:38:45Q3:今、自分が幸せだと感じる瞬間は? GOMA「みんなとつながってるなー、って時です。すごく取り残されてるような気になるんですね、例えば最近だと思ってみんなに話したことが実は大昔のことだった、とか。
2013-02-17 01:43:02(続き)それで、自分に記憶がなくなってから、もう誰も知らないところに住みたいと思うくらい追い込まれていました。でも今は、映画ができたり色々連れて行ってもらえて、こうやってみんなの前に出れるようになってきた。そうした瞬間瞬間をうれしいと感じています。ありがとうございます。」
2013-02-17 01:45:08Q4:事故直後は家族のことを認識できましたか? GOMA「これは脳損傷後のリハビリのジャッジにもなっているみたいですが、家族のことは認識できていました。
2013-02-17 01:46:58(続き)ただ、娘がここまでどうやって大きくなったのかが思い出せない。 医者が言うには、これから10年ぐらいかけて脳は新しい細胞を作っていくらしいです。損傷した部分は治らないけど、シナプスという細胞だけは増幅し、生きた細胞同士を繋げていく。だから記憶は進化途中、まだよくわからない」
2013-02-17 01:50:44Q5:私は妊娠9ヶ月ですが、作品の演奏中ずっと胎動をしていました。こんなこと初めてです。 GOMA「(笑)ありがとう。元気な子を産んでください」
2013-02-17 01:52:23Q6:事故前は周りをよく見ながら演奏してたが、作品では目を閉じてる GOMA「これは脳損傷あるあるですけど(笑)脳は通常、耳や目など色々な情報を取り込み瞬時に処理します。ただ僕らみたいなのは複数の情報を処理できなくて騒がしく感じる。だから閉じると集中でき、自分を開放できるんです」
2013-02-17 02:01:08GOMA「人生ほんといつ何が起こるか分からないけれど、生きてたらそれでいい。生きていたら、こうして会えるし笑うこともできるってことをこれからの僕の活動に出せていけたらと思う。この作品でやっと第二のスタートができた。第二の人生をしっかりとやっていきたいので応援よろしくお願いします」
2013-02-17 02:09:29