だから私は声をかける。~働き始めた頃の思い出~
今だに、このまとめがお気に入りされる。 .「ききやすい雰囲気をつくるのは、教える側の役目~」http://t.co/tKBbt7ZM 「続・ききやすい雰囲気を~」http://t.co/hJnVZuXM” 体験して身につけてきたことに、共感してもらえるのは本当に嬉しい
2013-02-17 20:56:13私は、大学中退後、パートで飲食店の接客をしていたことがある。 そこそこ格式のあるお店で、特に調理場は、昔ならではの職人の世界。 調理長が下の調理人を怒鳴るわ、殴るわ。 接客係は、そこまでではないものの、先輩からきつい口調で注意をされる。
2013-02-17 21:01:31で、そんな場所にゆるいバイト経験しかない、甘ったれで仕事できない私が働くとどうなるか? 「何やってるの?!」「さっき言ったよね?!」 毎日毎日、かなりきつい口調で注意を受けた。
2013-02-17 21:07:22先輩に注意され続けるのが辛い。 そして、失敗を繰り返して迷惑をかける、役立たずの自分が惨めだった。 苦しくて接客時以外は笑顔が作れなかった。 同僚や先輩といい関係を作る余力もなかった。
2013-02-17 21:13:51今思うと、役に立たなくても、せめて少しは愛想をよくしておけば、まわりの人もフォローしてくれたのかもしれない。 そんな努力もまったくせず、失敗を繰り返してた私は呆れられてたのだと思う。
2013-02-17 21:19:47ここでは、お昼は仕出し弁当。接客の女性はみんな一緒に食べる。 他のスタッフが楽しそうにおしゃべりする中、私は、いつも食事中一言も口をきかなかった。 食べおわった後は、誰もいない更衣室で一人で座ってた。 入って一ヶ月ぐらいずーっと辞める理由を考えてた。
2013-02-17 21:25:23ある日、同じ接客係の女の子に話しかけられた。 彼女は歳は同じだけど社員として数年働いていて、仕事にも慣れている。 「大変だよね。私も入ったばかりの時は辛くてね。」 そして、彼女と話をした。 たった3分ぐらい。 だけど、それだけで光がさした。 もう少し頑張ろう、そう思えた。
2013-02-17 21:30:45本当に誰とも話してなかったから、こんな自分を気に掛けてくれたこと、気持ちをわかってくれたことが嬉しかった。 するすると氷が溶けるように、心が軽くなった。
2013-02-17 21:34:57それから、そこで2年半働いた。 仕事も少しづつ慣れ、なんとかやっていけるようになった。 パートを辞めたあと、その時の貯金で、資格のセミナーに通い、その資格で今の会社に拾われた。
2013-02-17 21:41:21「聞きやすい雰囲気〜」の根本にあるのは、なんかの縁でこの会社に入って私の後輩になったなら、やっぱり辞めないで続けてほしいな、って気持ちなんだよね。 かつての私みたいに惨めな気持ちでいっぱいになって、それで辞めるなんて、とても哀しい。
2013-02-17 21:49:09どうしても合わないとか、もっといい職場がみつかったなら、それで いいけどね。 全ての人を救えるとも思わないし、親身になって長時間の電話で悩みを聴くほど、親切でもないし。
2013-02-17 21:56:04でも、ただひと声かけるだけで、その人の人生が上向く可能性があるのなら、 やっぱり私は声をかけたいんだ、彼女がしてくれてようにね。
2013-02-17 22:02:30こういう人と一緒に働いてみたい。“@rubitora: でも、ただひと声かけるだけで、その人の人生が上向く可能性があるのなら、 やっぱり私は声をかけたいんだ、彼女がしてくれてようにね。”
2013-02-17 22:07:18いい事ですね。「貴方なら大丈夫」昔ある方にもらった何気無い言葉に今も支えられてます。“@rubitora: でも、ただひと声かけるだけで、その人の人生が上向く可能性があるのなら、 やっぱり私は声をかけたいんだ、彼女がしてくれてようにね。”
2013-02-17 22:27:16@rubitora ひと声かけてあげてその人が救われて、またその人も誰かにひと声かけてあげて誰かを救う。ルビトラさんの行いが伝わっていくといいですね。
2013-02-17 23:03:17