スタンリイ・エリン第二短篇集『九時から五時までの男』
ミステリ短篇小説の名手スタンリイ・エリンの第二短篇集の感想。
秋田紀亜
@akita_kia
スタンリイ・エリン「いつまでもねんねじゃいられない」(『九時から五時までの男』所収):ミステリとしては定番のどんでん返しとも言えるが、心理的社会的深みと怖さがある。小道具の使い方も巧み。
2010-07-24 21:40:15
秋田紀亜
@akita_kia
S・エリン「ロバート」(『九時から五時までの男』):中年女性教師と恐ろし気な子供の心理サスペンスに見えるが社会派でもある。台詞のやり取りも上手い。
2010-07-24 22:44:21
秋田紀亜
@akita_kia
S・エリン「運命の日」(『九時から五時までの男』):マフィアのボスの人並みに善良だった少年時代。これも怖いなあ、人生の真理的に。こういうのを「人間が書けている」と言うんだろうな。
2010-07-25 00:33:29
秋田紀亜
@akita_kia
S・エリン「運命の日」:もう一つのS・キング『スタンド・バイ・ミー』だな。そういえば、『スター・ウォーズ』って、EP3だけ見たことないんだよね。
2010-07-25 00:36:51
秋田紀亜
@akita_kia
スタンリイ・エリン『九時から五時までの男』読了。10編中7編が傑作と言っても良く、満足度の高い短編集だった。さすがに短編小説の名手と言われているだけのことはあると思った。
2010-07-25 04:20:40