鹿児島から角竜「ケラトプス類」の恐竜化石発見。解説付きまとめ（2018/04/12 コメント欄に追記あり）

何か微妙に間違っている

トリケラトプス＝トロサウルス説は、どちらかというと否定的な見解が有力です。

古生物学と考古学の区別の付いていない残念な人

石器発掘の不祥事の影響をこっちに持ち込まないで！

鹿児島以外のアジア産ケラトプス類

チュラノケラトプス

1989年に記載された、中央アジア・ウズベキスタンで産出された角竜。発見されたのは角の一部を含む（つまり角がある）部分的な骨だが、その特徴からケラトプス類の可能性が高い。
（恐竜学最前線より抜粋）

シノケラトプス

2010年に記載された、中国山東省で産出された角竜。明確にケラトプス類とされる。ケラトプス類はその特徴から2つの系統に分かれるが、シノケラトプスはその両者の特徴を備えていた事で独自性がある。頭部だけで180cmあり、全長は6m以上。
（まとめ主が撮影）

個人的感想

チュラノケラトプス、シノケラトプス発見の頃から「これはひょっとすると日本からも角付き恐竜が出てくるかも！」と期待していたので、この発見は非常に嬉しいのです。

よく考えて見てください。今から8000万年前の日本に、あのサイみたいな化け物がのし歩いていたんですよ！
しかも日本からは既にティラノサウルス類の歯化石が出ています。つまり、あの子供の頃に図鑑で見た「巨大生物バトル」が日本で行われていた可能性が限りなく高いのですよ！
どうです、ワクワクするでしょう？

今回は歯の化石ですが、そのうち角の付いた頭骨が出てくる！と期待しています。
古生物学者頑張れ超頑張れ。