世はまさにアイドルアニメ戦国時代! 東北ずん子小説
目の前の机に並べられた刀剣の数々を見て、ずん子は溜息しきりです。珍しくお客側として来店しているらしい彼女の向かいにはつるぎが、そして隣にはイタコ姉さまが座って、真剣な表情で話し合いに臨んでいました。
2013-02-20 16:00:53自分で言うのもおかしな話だが、私には収集癖があってな。つい先日も、ここで『政宗』を譲ってもらった。独眼竜の魂が籠められた、美しい妖刀だ。 http://t.co/TOkR7O3R
2013-02-20 16:01:05本当ですわ。鍔のところに、銘が刻まれています(σ゚∀゚)σ 『信長』、『謙信』、『信玄』、『義元』……、戦国大名の名が多いですわね。 http://t.co/Bx3DW3hW
2013-02-20 16:01:16ああ。中部地方は戦国武将の宝庫だからな。彼らの魂が籠もった妖刀に魅入られて、今もこうして、全国をあてどなく放浪している最中だ。 http://t.co/2trbXyJu
2013-02-20 16:01:26(めっちゃ目的があって来とるくせに、何が「あてどない放浪」や……。大将、嘘つくのが下手やな) http://t.co/iajjeUgU
2013-02-20 16:01:34バイトがてらに三人の様子を見守っていたしのびが、自分のことを棚に上げて苦笑しています。もっとも、彼女とつるぎが顔見知りであることはまだ隠しているようで、厨房の近くにある柱に身を潜めて、こっそりと眺めているようですが。
2013-02-20 16:01:43あのー、本題ってなんでしょう……? それに、この間のことについても聞きたいんですけど(*´ェ`)ノ http://t.co/4dr9LIkL
2013-02-20 16:02:02なんだ、何も知らされずに来たのか。貴殿の姉君に、簡単な説明はしたはずだが……。 http://t.co/YB0dWF9K
2013-02-20 16:02:10え、そうなんですか!?∑(゚д゚*) でも、私に要件を伝えに来たときのイタコ姉さまって……( ゚ω゚;) http://t.co/tqZx6S4O
2013-02-20 16:02:32東北家のリビングの戸が豪快に開かれます。自宅でずんだ餅を食べながら歓談していたずん子たちは、何事かという表情で、一斉にイタコ姉さまの方を向きました。
2013-02-20 16:03:08この前の『災難――カタストロフィ――』についてうさぎに相談してたのよ。それと、「ずんだアロー」の残弾システムと、ずん子の暴走との関係のことも。なにか分からないかと思って。 http://t.co/fuoOt9qG
2013-02-20 16:03:29え? あ、うん。弓道部が終わったあとで良ければ、家に帰るだけだけど……(* 'ω')ノ http://t.co/4dr9LIkL
2013-02-20 16:03:55キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! じゃあ、学校が終わったらそのままバイト先のファミリーレストランまで来てくださいな! 詳しいことはその場で説明しますから! では!(¬_,¬)b(ダダダッ http://t.co/Cx9yBGNU
2013-02-20 16:04:09