"「客観的には間違っているほうが個人の適応としては正しい時がある」"
科学法則に反することは科学ではできないことだけは間違いない。科学が永久機関を作ることはできないだろう。しかし「科学以外のものも科学法則に反することはできないか」といわれると「わからない」としか言えない。
2013-02-17 13:26:18何が目的化によっても全く変わりますからね。 RT @ynabe39: @sankakutyuu 合理性というのはどこから見るかでまるで違うものですからね。
2013-02-17 17:10:59@sankakutyuu フロイトがすごかったのは「病気」とか「異常」と言われるような行動も個人の適応のレベルでは「合理的」であることを示したことです。
2013-02-17 17:13:15「人間はもともと世界を正しく見ている」という立場と「人間が世界を正しく見ているとは限らない」という立場は学問の歴史の中でずっとせめぎあって,くりかえし前者が優勢になったり後者が優勢になったりしながら推移してきた。
2013-02-18 07:42:48心理学は「人間は正しく見ていない」からスタートしたが最近になってギブソンや進化心理学が「人間は正しく見ている」方向にやや修正をかけているところだと思う。
2013-02-18 07:44:37ただ進化心理学やギブソンが考えるような意味での「正しい世界の認識」と客観的科学的に正しい世界の認識とは必ずしも一致しないというのが難しいところだ。たとえば「錯視図形は錯視されるほうが生態学的には正しい」というのがギブソン的な考え方。
2013-02-18 07:52:10「客観的には間違っているほうが個人の適応としては正しい時がある」というのを最初にはっきり言ったのはフロイト。精神分析学の歴史的評価とは別にそうした適応的視点の導入という点でフロイトの功績はすごく大きい。
2013-02-18 07:54:48性格の悪さって、自己防衛本能的なトコあるんよ。悪い=強い、って具合で。強くあろうとすることは、悪くあろうとすることなんよ。
2013-02-18 14:02:19@ms06r1a 性格の良し悪しは誰から見るかによっても違いますし,これまで良い性格につながっていた特徴が環境の変化で悪い性格に変わることもあります。
2013-02-18 14:07:15性格が悪い奴を見付け、そいつと関係していかなければならぬのであれば、そいつを悪環境から救い出してやらねば解決せぬのであります。
2013-02-18 14:07:17この「便利で安全で豊かになると不安になる感覚」というのはわりと多くの人が共有していると思うんだけど,適応上どういう意味があるんだろうなあ。
2013-02-19 10:52:23簡易化とか自動化に対する不安というのは「そのうち自分自身もいらなくなる」ということかもしれないね。実際世の中どんどんそうなっているんだし。
2013-02-19 11:03:35心理学者の多くは「自分以外の心理学者はバカだ」と思っているので,心理学がバカにされても「○○心理学のことだww」「あいつのことだww」と思うだけで自分のことだとは思わない。
2013-02-19 12:35:23まじめな話「それは臨床心理学の話で自分は違う」「それは認知心理学の話で…」「それは行動主義の話で…」「それは量的心理学の話で…」くらいを用意しておけばほとんどあらゆる心理学批判は無視できる。
2013-02-19 12:40:04