線量でなくリスクで比較を〜ゲイル博士の千葉医学雑誌への寄稿
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「一般大衆への放射線関連 がんリスクの情報伝達について」チェルノブイリ事故後の骨髄移植や東海村事故の後でも活躍したゲイル医師が、311後に来日した際、千葉大学の求めに応じて千葉医学雑誌に寄稿 (英文・PDF) http://t.co/u8Hpjwzjaa
2013-02-21 11:47:57ゲイル博士の千葉医学雑誌への昨年の寄稿「一般大衆への放射線関連 がんリスクの情報伝達について」 http://t.co/u8Hpjwzjaa では、線量や放射性物質量はリスクの間接的な指標に過ぎないことを強調。ガンのリスクを不確実性も含め(重要)伝達することを推奨しています
2013-02-21 13:18:57【ゲイル博士・千葉医学雑誌】被曝の数値をがんリスクに治す場合の不確実性とはつぎのようなもの。組織線量の見積もりの不確実性、集団や個人のリスクに変換する際の不確実性、統計的な数値に含まれる不確実性、原爆生存者の線量から推測する際の不確実性。
2013-02-21 13:29:42【ゲイル博士・千葉医学雑誌】一般公衆への有効なリスクコミュニケーションには重要だが消散しやすい『信頼』というものが必要。自然放射線が癌の原因になっているという考えがある以上、しきい値(50-200 mSv)を主張することは信頼を失うことになりかねない。統計的な限界でリスクを理解
2013-02-21 13:37:17【ゲイル博士・千葉医学雑誌】被曝量からがんリスクを表現する場合に、不確実性を伝えるという点で95%信頼区間で表現する方法がある。上限が受忍限度以下なら何もしなくていいし、下限が限度以上なら、メリットとの比較が必要。(参考)NCI https://t.co/oGrGTQbJmR
2013-02-21 13:42:58アメリカの国立がん研究所提供の、被曝による生涯がんリスクのウェブ計算ページ https://t.co/oGrGTQbJmR 線量の上限などを3パラメーターで入力する方式だけど、わからなければ Distribution Type「constant」を選んでパラメーター1のみ入力
2013-02-21 13:09:22【ゲイル博士・千葉医学雑誌】被曝線量をがんリスクに変換するweb計算機を国立ガン研究所と共同で開発した会社のサイト http://t.co/CcuSErIOLv 計算アルゴリズムの説明(PDF) http://t.co/FD4lbhc7BP
2013-02-21 13:54:42【ゲイル博士・千葉医学雑誌】医師・科学者が放射線の発がんリスクを説明する際に、真に難しいのは生活の他のリスクの中に被曝リスクを位置づけること。1つの試みが温度計でリスクを表現するやり方 http://t.co/1DZpAbgjT7 http://t.co/IWBuPOQmi7
2013-02-21 13:51:27【ゲイル博士・千葉医学雑誌】がんリスクの温度計(放射線被曝) http://t.co/5TloSD0EVb
2013-02-21 13:57:54【ゲイル博士・千葉医学雑誌】がんリスクの温度計(化学物質など) http://t.co/FrGCEkJy8R
2013-02-21 13:58:31【ゲイル博士・千葉医学雑誌】実際に人々が知りたいのは「どういう癌にかかるのか」「その予後はいいのか」などである。例えばメラノーマでない皮膚がんは老人には多いが余命には影響しない。甲状腺がんはまれだが予後はいい。喫煙者かどうかと年齢により、リスクの伝え方は違う。線量では伝わらない
2013-02-21 14:04:59ゲイル博士の最近の一般向け文章としては他に http://t.co/FQ4bTotmsG http://t.co/HZUQg5Gkjj
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