［感想（ネタバレあり）］ベルセルク 黄金時代篇 III 降臨

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遅ればせながら「ベルセルク 黄金時代篇 III 降臨」観てきた。正直がっかりした。以下感想。

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よかった点は、前作よりも手書き部分とCG部分の差を意識しないで観れたところ。

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良くなかったところは、お得意の「台詞やモノローグで全部言っちゃいたい病」が発症していたこと。いらないモノローグ多すぎ。朗読劇か。（続く）

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ワイアルドさんが出てこないのも痛い。ワイアルドさんは、”人との戦い”から”異形との戦い”への橋渡しをしてくれる重要な役。シラットを削ってもよかった。（続く）

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これは今作だけの問題じゃないけど、ガッツが他人の感情の機微に極端に鈍感なラブコメ主人公化してる。やっぱり彼のトラウマをもっと描くべきだったと思う。キャスカへの首締めシークエンスまるまるカットかい。（続く）

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というか、主人公キャスカじゃね？今作。ガッツほとんど騒いでるだけ。蝕生還後の旅立ちまでの流れもカットだから、余計に。（続く）

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ゴットハンドとガッツが長々と話すのもだるい。これ映画だから。漫画と違ってリアルタイムだから。そこらへんはせっかく出てきた髑髏の騎士に後で台詞で簡潔に説明してもらうとか出来ないんすかね。そういうのが映画的な台詞の使い方だと思うけどな～。（続く）

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序盤に出てきた木こりが目撃する使徒って何だったんですかね？何の意味があって登場したんだろう。（続く）

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まぁ正直個人的には「行成とあの喘ぎ声！？はいっ！！１８００円！！」って感じではあるんですけど、そんな人はやっぱりごく一部なんで、もうちょっとがんばってほしかったです。

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（ベルセルクのお話）あぁ、あと音楽の使い方がちょっとくどい。場面が変わる→ジャジャーン！！→場面が変わる→ジャジャーン！！の繰り返しがマジで5回ぐらいある。