渡邊芳之先生ynabe39の「レポートや卒論にWikipediaを引用してはいけない,というのは突き詰めていくと「楽してはいけない」というところに収斂してしまうように思える。」

千の風になって。
北海道帯広市 · twilog.org/ynabe39
渡邊 芳之(わたなべ よしゆき、1962年4月22日 - )は日本の心理学者。帯広畜産大学人間科学研究部門(人文社会・体育学分野)教授。博士(心理学・東京国際大学)。 佐藤達哉、尾見康博との共同研究を中心に心理学論、心理学史、人格心理学や血液型性格分類の批判的検討などの分野に論文・著作を持つ。趣味はレコード蒐集。
http://ja.wikipedia.org/wiki/渡邊芳之
渡邊 芳之 -帯広畜産大学-
http://www.obihiro.ac.jp/ichiran/watanabe_yoshiyuki.html

レポートや卒論にWikipediaを引用してはいけない,というのは突き詰めていくと「楽してはいけない」というところに収斂してしまうように思える。
2013-02-20 07:48:22
書いてあることがほんとかウソかわからない,誰が書いているかわからない,なんていうのは論文や本だって程度問題だし,「Wikipediaを引用するな」と言っている大学教員よりよほどまともな学者がWikipedia項目を書いていることも多いだろう。
2013-02-20 07:49:51
「ソースの信頼性」の問題は「ソースを明示する」ことで基本的に解決すると思う。「Wikipediaの引用である」ことが明示されていればWikipediaを引用したって(それこそ便所の落書きを引用したって)かまわないと思う。
2013-02-20 07:51:36
もともと引用文献を示すことには「参照可能にする」ことと同時に「書かれたことの信頼性を原典に委ね引用者の責任はある程度免責する」意味があると思う。渡邊(1990)によれば…と書かれている内容が間違っている場合の責任はまず渡邊にあるのであって引用者の責任は二次的だろう。
2013-02-20 07:56:43
「Wikipediaを引用するな」ではなく「出典を明示すればWikipediaを引用するのもかまわないけど他の文献もちゃんとあたりなさい,たとえば○○と××」というのが「指導」だと思う。
2013-02-20 07:58:24
@ynabe39 引用じゃなくて丸写しが多いから嫌なんじゃないかな。すでにまとめられてるから。引用のルールをきちんとすればいいんですよ
2013-02-20 08:00:13
そもそもWikipediaを引用すれば紙の文献をきちんと調べた学生と同等のレポートができてしまうのならば「Wikipediaの引用はずるい」という前に「この時代に紙の文献を調べさせることの意味はなにか」ということを考えないとならないのではないか。
2013-02-20 08:00:41
そうそう,丸写しについても「2文以上のコピペは地の文でなくインデントして引用セクションとする」とかローカルルールを決めて指導すれば済む話です。 RT @kikumaco: 引用じゃなくて丸写しが多いから嫌なんじゃないかな…引用のルールをきちんとすればいいんですよ
2013-02-20 08:02:09
引用セクションでなく地の文で引用文献の文章がそのまま延々と丸写しされているようなのはダメ,というのはWikipediaとは関係のない問題。
2013-02-20 08:04:03
@kikumaco 査読で回ってきた論文でも「引用のほうが分量が多い」というのはありました。文学系などでは普通にあるんじゃないかな。これも「分野による」ですね。
2013-02-20 08:05:04
@ynabe39 wikipediaはwikipedia自身を参照する事を認めていないので、「卒論、レポート」がwikipediaの情報ソースとして使えるかどうかが、妥当なレポートかどうかの判断基準として使えそうな気がします。(レポートは公開されていないという問題は置いといて)
2013-02-20 08:11:30
その問題はWikipediaに限らないので「Webページの引用は閲覧日を記載する」というルールで解決しています。 RT @beepcap: wikipediaって、修正時に原文が残る保証ってありましたっけ?
2013-02-20 08:20:51
Wikipediaの項目にもよいものもある,わるいものもある,本や論文にだってよいものもある,わるいものもある。 RT @Yukfra: ウィキペディアの解説の完成度が高いということでしょうか。
2013-02-20 08:23:09
けっきょく学部学生にレポートを書かせたり卒論を書かせたりすることで「何を教えようとしているのか」ということだよね。「便利なものは使わないでがまんレースをさせることでなにかを教える」のなら最初からそう言えばいいし。
2013-02-20 08:24:44
@ynabe39 はい、そのようなルールで運用されている実態は把握しております。しかし、それも含めて、如何な物でしょうね・・・。誰もが編集可能な物を引用するということは、だれもその内容に責任がないとも言えますからね、すぐに思い付くのは「偽造が容易そうだな」という問題点ですかね。
2013-02-20 08:25:25
「Wikipediaは引用すべきでない」論者の論拠をひとつずつ見ていくと,その問題点の多くは公刊されている本や論文にも大なり小なりあてはまってしまう。論文などがどんどん電子化されてメディアで閲覧するのが普通の時代ではますますそうだ。
2013-02-20 08:28:23
「Wikipediaは変更されたり消えたりするから」というが,電子媒体だけで発行されているジャーナルが運営会社の倒産で消滅してしまい,原典はもうなくてあるのは研究者の手元にある複製だけ,みたいなことになったらその論文は引用してはいけなくなるか。
2013-02-20 08:31:09
自費出版の書籍だって出典が明示されれば論文に引用してなんら問題はないと思います。 RT @beepcap: …インターネット上の文書は適正な手段によって、その権威が保証されない限り、やはり自費出版書籍のレベルでしか信頼性が保てないと考えます。
2013-02-20 08:31:56