130223 archiforum in OSAKA 第4回「これからの建築と社会状況」メジロスタジオ×畑友洋氏( #AF0223 )
今日は少し遅刻しますがこちら。 #AF0223 RT @archiforumOSAKA: 本日のアーキフォーラム 2月23日(土)17時~19時 テーマ:「これからの建築と社会状況」 ゲスト:メジロスタジオ(建築家)コーディネーター:畑友洋(建築家)会場:de sign de>
2013-02-23 16:34:25RT @kohe13: 今日は少し遅刻しますがこちら。 #AF0223 RT @archiforumOSAKA: 本日のアーキフォーラム 2月23日(土)17時~19時 テーマ:「これからの建築と社会状況」 ゲスト:メジロスタジオ(建築家)コーディネーター:畑友洋(建築家)会場:de sign de>
2013-02-23 16:34:50畑さんによるメジロスタジオさんのご紹介です。 畑:メジロさんとは3年前に広島でお会いして、それ以来建築を見せて頂いて、これまでには必要とされていなかったようなビルディングタイプを作られているなと感じていて、伺ってみたいと思い今回及びしました。 #AF0223
2013-02-23 17:06:50畑:個人住宅を中心に設計してきました。変わってきた考え方などもお話できれば。岩倉の家。京都で独立してはじめてつくった建築。京都でものを作ることは法的な縛りがあり大変。 #AF0223
2013-02-23 17:09:34畑:一番の問題は「京都らしさ」を守らなくては行けない、もう守れないと行政が表明してしまっていることは問題なのでは。 #AF0223
2013-02-23 17:09:48畑:条例とはパッケージを決めるものだ、と受け止めることにした。パッケージの中に現代性を飲み込めばいいのでは。京都の動物園にある猿山のような態度を示せないか。パッケージは後で付ける。内部を猿山的な居場所が立体的になったものを考えた。 #AF0223
2013-02-23 17:12:18畑:構図をアピールしたい訳ではなかったのでピュアさは求めていなかった。内部がある程度独立し、後から外部をパッケージする。中央のコアが猿山に該当する部分で、構造そのものでもある。空間的に提案するものではない。 #AF0223
2013-02-23 17:14:42畑:同時期にインドネシアのバリ島でスパリゾートのプロジェクトに関わった。社会主義の国で、土地を所有できない社会構造。国から土地を借りるので、公共的に建ち続けることを求められていない。 #AF0223
2013-02-23 17:16:08畑:もうひとつ日本と違うのが植生。雨期と乾期があって、2ヶ月で植生が急激に変化する。暴力的な速度で環境を変える。植物なのでいつまでも育つことはなく、ある程度育つとそこで止まる。 #AF0223
2013-02-23 17:17:32畑:無理をすれば日本のような建築は建てられるがそれはいいことなのか。様式化されたリゾートを建てるのにも疑問があって、そこにある技術、職人という枠の中でできることをそのまま建てれば良いのではと。あとは配置の問題では。 #AF0223
2013-02-23 17:19:29RT @kohe13: 畑:同時期にインドネシアのバリ島でスパリゾートのプロジェクトに関わった。社会主義の国で、土地を所有できない社会構造。国から土地を借りるので、公共的に建ち続けることを求められていない。 #AF0223
2013-02-23 17:20:04畑:成長が止まる植生の高さが揃った水平面をつくりその上に軽い屋根を乗せる。緑に乗り込まれた上に屋根がのっている。村に入っていくとこういう光景は普通にあって、これだけ強烈に環境がある場所ではまずそこに入ってそこに根付いているものをそのままつくればいいのではと思った。 #AF0223
2013-02-23 17:21:54畑:風土、植生の問題が建築を強く律してくる。社会状況は日本の状況だけを輪切りするのではなく、時間軸だけでなく場所で切ってもあるロジックが出てくる。これも社会的状況なのかなと。 #AF0223
2013-02-23 17:24:11畑:名東区の家。住宅街と呼ばれる場所に建てた家。どこにでもあるような地割りがされている。施主からは個室を沢山作ってと言われた。 #AF0223
2013-02-23 17:26:46畑:私は田舎の民家で過ごしたので、家族を切り分けて個人どうこうなんて考えなかった。小さなマンションを作っている感覚に近いのかなと思った。最小単位の集合住宅。 #AF0223
2013-02-23 17:27:04畑:個室の配列を考える時に順序を施主に決めてもらい、一抹場に1,2階が繋がることで、壁一枚を破産で隣の個室という状況を作らないことを意識した。 #AF0223
2013-02-23 17:29:53畑:モンテネグロのアートセンターのプロジェクト。治安の悪い場所だった。アドリア海に面したカーター湾という内海に近い敷地。建築とは石で出来ているものだという認識が何百年と根付いていた。風が強いので、伝統的に石を積むことが主流だった。 #AF0223
2013-02-23 17:32:49畑:さらに、彩度の高い植生が沢山ある。アートセンターとレジデンス施設を地面の中に入れていく。プリミティブなことを考えていて、斜面に寄り添う状態を目指していた。棚田は斜面に寄り添わないと成り立たない。そのような風景をつくるような作法で作れないか。 #AF0223
2013-02-23 17:35:15畑:求められているのはプールなどの現代的なもの。コンタのラインを読めば斜面に寄り添えるのではと思い、それらの現代的なプログラムの場所も発掘できるのではと考えた。 #AF0223
2013-02-23 17:37:08畑:カーター湾から見ると屏風型に石を積んだだけで、場所の文化を壊していない。コンタがある程度カタチを変えて行くので、必然的にバリエーションに繋がる。http://t.co/ymgZj5qXk6 http://t.co/ymgZj5qXk6 #AF0223
2013-02-23 17:39:51畑:もうひとつ大切なことは、アーティストが滞在する施設でもあるので、大きなアートスペースをつくることを考えて、棚田のように屋外の展示スペースに繋がって巡ることができる建築を考えた。どこからどこまでが建築かなんてどうでもいいようなことを考えていた。 #AF0223
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