⑵私が教育科で訓練を受けていた時によく読んでいた本です、この本に記されるイジメに対する考え方が非常にユニークだったので今でも良く憶えています。 今日はこれを皆さんにご紹介させて頂きたいと思います。
2013-02-23 12:15:50⑶佐藤先生はこの本の中で、 いじめとは 「学校という社会の中で行われる差別と暴力」即ち 「学校内で繰り広げられるアパルトヘイト(以後AH)」だと定義づけてます 現在AHは解消されましたが、 黒人・部族・部落・韓国人差別、今でも世界中に差別は蔓延しています。
2013-02-23 12:33:47⑸(ココから私の意見です) 「いじめを学校から無くす」 このスローガンは確かに耳に心地よいですが もし学校からいじめが完全に排除出来て、 ノウハウを社会に応用出来れば確実にノーベル賞が取れる筈です。 それがどれほど途方もなく現実味の無い目標なのか、 提案者はもっと認識すべきです
2013-02-23 13:21:37⑹私達大人が出来ない事を子供に強要して出来る道理がありましょうか? だから私はこう確信しています。 (いつの日か英雄的思想家が生まれる日まで) 「いじめは絶対に無くならない」と
2013-02-23 19:20:04⑺だから、現実問題として今本当に大切なのは 「いじめをどう無くすか」を考える事ではなく 勇気を持って 『いじめからは逃れられない』というスタンスで構えた上で 「いじめを良く学び」そして 「いじめとどう戦い、付き合って行くのか」 を広く論じて行く事ではないでしょうか?
2013-02-23 19:46:19⑻今の日本の教育行政のスタンスは ・学校内でいじめは無いという前提で ・いじめが起こったら処罰する …だと言って良いと思います このままでは (先の私の考えが正しいと仮定すれば) 現場教師は処罰を恐れ 確実にいじめを防ぐ為の非常手段として思考・道徳感の強要…
2013-02-23 21:29:11⑼ぶっちゃけて言うと 宗教・軍事教練の様な画一した思考を (例えそれを教師が望まなくとも)強い出したり 或いはイジメ事件そのものを隠蔽する体質が 今より酷くなるのでは?と懸念致しております
2013-02-23 21:33:14何よりも、このような中途半端な対策を続けても 我々はいつまでもイジメに対する経験値を得ることが 出来ないまま深い森を彷徨い続けるしかない そう思えて仕方がないのです 【続く】
2013-02-23 21:41:10