広島教採塾さん「たかが3分、されど3分、そして、3分が一生を決める!!」のツイート。

1
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

今日のお話しを始めましょう!! 今日は、「たかが3分、されど3分、そして、3分が一生を決める!!」と題して、お話しします。模擬授業についてのお話です。

2013-01-28 20:50:58
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

模擬授業は最初の3分で全てが決まると言っても過言ではありません。模擬授業だけではありません。実際の本当の授業でも50分(45分)の最初の3分でその授業の成否は決まります。それくらい最初の3分は重要です。教採の模擬授業も最初の3分の出来で合否が決まると言ってもいいでしょう。

2013-01-28 20:52:42
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

ですから、今日のお話しのタイトルの「たかが3分、されど3分、そして、3分が一生を決める!!」が真実味を帯びてくるわけです。あなたが模擬授業で合格点を取れるかどうかは、その最初の3分にかかっているということです。

2013-01-28 20:53:57
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

模擬授業(実際の授業でも)の最初の3分が持つ意義は少なくとも3つあります。1.子どもの興味・関心を惹き付ける。 2.その授業のねらいへの方向性を明示あるいは暗示する。 3.学習意欲をそそるような授業の雰囲気を創る。 これらの3つを授業の最初の3分でやり遂げる必要があるわけです。

2013-01-28 21:01:02
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

最初の3分は、その授業の流れを決め、学習者の意欲の湧き上がり方を定め、教師のそれからの指導の出来栄えを予言します。最初の3分こそ、授業を準備し、企画する上で、最も力を注がなければならないところです。

2013-01-28 21:07:03
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

最初の3分を成功させるためには、授業者(教師)は、次の3つの資質を身に付けている必要があります。 1.豊富な知識と教養を持っていること。 2.聞き手の興味を瞬時につかむようなネタや切り口、視点を駆使できること。 3.聞き手が引き込まれるような話術を持っていること。

2013-01-28 21:18:36
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

1の知識と教養は必須中の必須です。授業は、100を知って1か2を教えるといった感じです。知っているけれども教えないことが99くらいあるのです。でも、その99が教える1を輝かせます。自分が知っていることと教えている内容が量的・質的にイコールなのは言語道断です。

2013-01-28 21:20:06
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

前日に準備したことが自分の知っていることの全てで、その全てを吐き出すことで授業をしたことにするなんて、ほとんどウィキペディアを朗読するようなものです。こんな教師こそ教壇から駆逐されなければならないと私は思っています。

2013-01-28 21:21:49
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

素敵な教師はいろいろ知っていて、さらにたくさん調べて、その中から厳選して教えます。知識と教養が広くて深いからこそ、教えることを厳選することができます。狭くて浅い知識なら、厳選などできません。もし、自分の知識=授業で教える内容、ならば、教師の知識は授業後の子どもと同程度です。

2013-01-28 21:27:19
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

子どもの心を奮い立たせるような最初の3分を考案しようと思う時、どうしても必要なのが、教師の側の幅広い知識と深い教養です。これがないとどうしようもありません。だから、日々、知識と教養を増やしていきましょう。少しずつでもOKです。ただ、日々、確実に自分の知を高めていくことが必要です。

2013-01-28 21:32:43
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

知識や教養がある程度身に付いたら、次は、ネタや材料や視点探しです。どんな単元でも興味深く子どもに提示する見せ方があります。そのためのネタ、切り口、視点を探し出し、編み出し、創り出すのです。この作業はクリエイティブなもので、教師にとってはかなり楽しいものです。大変ですが楽しめます。

2013-01-28 21:35:02
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

ネタや材料や視点、切り口にめどがついたら、最後は話術です。簡潔明瞭な言葉、インパクトのある表現、子どもにちょっとチャレンジするような言い方、そういった語りの技が必要になってきます。私は退屈な話しかできない人は教師に向いていないと思っています。厳しいようですが真理です。

2013-01-28 21:37:10
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

難しいことも興味深く話せる。通常なら退屈になりそうな内容も生き生きと刺激的に語れる。これこそ、教師に求められる資質で最も重要なもののひとつなのではないでしょうか。つまらない話しかできない、興味深い語りができないというのでは、子どもの前で話す資格はないと言われても仕方がありません。

2013-01-28 21:39:07
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

教師にかなり厳しい期待と要求をしましたが、その厳しい期待と要求が試されるのが、授業の最初の3分間です。授業の最初の3分間を聞けば、その教師の資質がほぼ分かります。

2013-01-28 21:41:16
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

あなたがハリボテの見かけだけの教師なのか、それとも、知識と教養があり、しっかりと授業を練り、言葉を駆使して指導しているのかが一目瞭然で見てとれます。あなたが本物の教師として認められるのか、ハリボテの化けの皮が剥がされてしまうのかが決まるのが、授業の最初の3分間です。

2013-01-28 21:43:40
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

教採の模擬授業のほとんどは5分から10分程度で行われる。中には15分という長い時間をかけさせるところもあり、また、3分という短い時間で行わせるところもある。でも、いずれにしても、最初の3分の重要性は変わらない。

2013-01-28 21:50:28
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

3分の模擬授業なら全部と言うことになりますが、5分、10分の模擬授業であっても、15分の模擬授業であっても、最初の3分がその授業の成否をほぼ決定付けます。最初の3分で合格点を勝ち取れるかどうかが決まります。まさに、「たかが3分、されど3分、そして、3分で一生が決まる」なのです。

2013-01-28 21:54:30
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

最初の3分が最重要であるというのは、どの教科でもどの単元でもほぼ普遍的なのですが、私が模擬授業を指導する時は、最初の3分の重要性を特に気付かせるために、授業開きの演習をします。授業開きとは、ある学年でのある教科の最初の授業のことです。教科開きとも言います。

2013-01-28 21:56:51
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

授業開きの妙技については、明日、お話ししますね。今日も早朝から個人レッスン8時間ぶっ続け!をやっていたので、さすがに疲れました(微笑)。頭が回らなくなってきたので、続きは明日です!!(笑)

2013-01-28 22:00:39