小林圭二さん "加圧水型原子炉 (PWR) の 問題点"

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1. 小林圭二さん "加圧水型原子炉 (PWR) の 問題点 -- 大飯原発 再稼働を 前に (1)" (2011年 5月 26日)。 http://t.co/6ceQroRPzU

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2. 小林圭二さん "加圧水型原子炉の 問題点 (2)" http://t.co/da0yFu0P7E

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3. 小林圭二さん "加圧水型原子炉の 問題点 質疑" http://t.co/ty7eDhyc1w

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4. 炉心溶融による 過酷事故、いわゆる シビアアクシデントは、沸騰水型軽水炉 (BWR) よりも 加圧水型 (PWR) のほうが 実際には 起きやすい (小林圭二)。

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5. 福島事故の 原因は 外部電源喪失、ステーションブラックアウトだと いわれている。 加圧水型では、全電源喪失が なくても メルトダウンが 起きうる。 スリーマイル島事故では 通常の 電源は 正常だった (小林圭二)。

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6. スリーマイル島事故では 格納容器内で 小規模な 水素爆発が 起こり、鉄製の 扉を 変形させたが、爆発の 原因は 今もって わかっていない (小林圭二)。

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7. 加圧水型 圧力容器の 内部圧は 150気圧ある。 仮りに、地震で 容器に 接続した 配管が 破損したとすると、そこから 急激に 水が 抜け出て、沸騰水型と 比べ、事故の 進行は 速くなる (小林圭二)。

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(訂正) 8. 福井県 原子力専門委員会の 議事録と、2012年 5月 25日の 関西電力との 交渉で 明らかになったこと。 大飯 3、4号機には ベント施設自体が 存在しない !! (小林圭二)。

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9. 福井県の 専門委員会 議事録には「フィルター付きベントを 今後、増設する」とだけ 記されていて、まさか ベント施設自体が ないとは 思ってもみなかった (小林圭二)。

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10. スリーマイルと チェルノブイリの 事故の後、格納容器ベントの 必要性が 求められていた。 これは 国が ベントの 設置を 電力会社自身の 判断に ゆだねた 結果だと 思われる (小林圭二)。

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(訂正) 11. 加圧水型軽水炉で、格納容器内の 水素爆発を防ぐ 対策として、発生した 水素を 除去処理する 水素再結合機の設置が 求められたが、3、4号機には なく、実際の 設置箇所も 決められていなかった (小林圭二)。

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12. スリーマイル島事故の後、加圧水型原子炉では、新たに 蒸気発生器の 上部に 水位計が 取り付けられたが、工事等の 制約のため、片側 1箇所にのみ 設置。 これでは 正確な 内部の 水位が 表示されないという 不安がある (小林圭二)

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(訂正) 13. 関西電力との 交渉により、その 所有する すべての 商業用軽水炉に、ベント施設は 取り付けられていないことを 確認した。 他の 電力会社が 所有する、加圧水型原子炉の ベント施設の 有無については 不明だと (小林圭二)。