スタンリイ・エリン最終短篇集『最後の一壜』

ミステリ短篇小説の名手スタンリイ・エリンの最後の短篇集の感想。
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秋田紀亜 @akita_kia

スタンリイ・エリン「エゼキエル・コーエンの犯罪」(『最後の一壜』):罪は真か。良い話だが、完全に良い終わりではないところ(ジョルジオ)がこの作家らしいか。ノアが旧約聖書からなら、ロザンナはヤハウェか天使ウリエルか。

2010-07-25 09:18:24
秋田紀亜 @akita_kia

S・エリン「拳銃よりも強い武器」(『最後の一壜』):楽しいギャンブルものだった。

2010-07-25 10:29:40
秋田紀亜 @akita_kia

スタンリイ・エリン「127番地の雪どけ」(『最後の一壜』):O・ヘンリーのような都会のお伽話。

2010-07-25 15:10:37
秋田紀亜 @akita_kia

S・エリン「古風な女の死」(『最後の一壜』):芸術家と女達と友人・画商の物語。死の方法よりも動機を重視したミステリでもある。人生と芸術が書かれている。

2010-07-26 16:37:18
秋田紀亜 @akita_kia

S・エリン「12番目の彫像」(『最後の一壜』):長さ的には中編。ハリウッドの映画人がイタリアの撮影所で遭遇する殺人事件。一種のクローズド・サークルものか。容疑を消す方法や犯人の感情の(間接的な)書き方が上手い。

2010-07-26 20:48:35
秋田紀亜 @akita_kia

S・エリン「12番目の彫像」:ハリウッドの低予算映画の物語といえば、脚本家でもあるハーマン・ローチャーの『ジニーとベン』が良かったが、それを思い出した。それもスタッフに嫌われるプロデューサーが出て来た。これも芸術家と愛と憎しみの物語。

2010-07-26 20:55:46
秋田紀亜 @akita_kia

S・エリン「最後の一壜」(『最後の一壜』):これもワインという芸術と愛と憎しみの物語か。意外な犯行方法のミステリでもある。著者「最後の」短編集の表題作たるに相応しい出来。

2010-07-26 23:05:19
秋田紀亜 @akita_kia

S・エリン「贋金づくり」(『最後の一壜』):この本には多いヨーロッパが舞台。「九時から五時までの男」に似た話。

2010-07-27 00:40:11
秋田紀亜 @akita_kia

S・エリン「画商の女」(『最後の一壜』):これは楽しい復讐=逆転話だなあ。「古風な女の死」同様、芸術家と女と画商の話でもある。エリンにはこういう話多いな。

2010-07-27 04:34:29
秋田紀亜 @akita_kia

S・エリン「拳銃よりも強い武器」:神の視点にもなれる、客観的であるべき三人称の地の文を使ったジョークに笑った。

2010-07-27 04:45:47
秋田紀亜 @akita_kia

S・エリン「清算」(『最後の一壜』):動機が興味深い。一種の社会派ミステリ。

2010-07-27 05:49:01
秋田紀亜 @akita_kia

エリン「壁のむこう側」(『最後の一壜』):これは精神医学的なミステリ、というより短篇小説。オチの切れ味もなかなか。

2010-08-01 00:56:17
秋田紀亜 @akita_kia

エリン「警官アヴァカディアンの不正」(『最後の一壜』):真面目一筋の警官が不正を認めた理由。オチは弱いし、エリンには珍しく伏線もなく、構成に難ありか。

2010-08-01 03:00:56
秋田紀亜 @akita_kia

エリン「天国の片隅で」(『最後の一壜』):ニヤリとするオチ。意外な動機もの。最後の一行で真相を判らせるのは上手いなあ。

2010-08-01 05:32:44
秋田紀亜 @akita_kia

読んでてドーパミン出まくってる。このニューヨークの短篇作家、好き過ぎる。と思ったら残り二、三作かー。>エリン『最後の一壜』

2010-08-01 05:50:13
秋田紀亜 @akita_kia

エリン「世代の断絶」(『最後の一壜』):うーん、まさに世代の断絶だ、想像以上の(笑。皮肉が効いてるオチ。

2010-08-01 06:49:01
秋田紀亜 @akita_kia

エリン「内輪」(『最後の一壜』):これも最後の一行にニヤリとさせられる。

2010-08-02 00:16:39
秋田紀亜 @akita_kia

エリン「不可解な理由」(『最後の一壜』):こういう社会の現実を皮肉な目で見るというのも結構多かった。最後の短篇。

2010-08-02 13:24:33
秋田紀亜 @akita_kia

スタンリイ・エリン『最後の一壜』、読了。若い頃のデビュー時から完成されていたので、最後まで質を保ち続けたのが驚異というべきか。白黒時代の往年のハリウッド映画やO・ヘンリーのような雰囲気が良かった。ミステリ短篇職人によるバラエティに富んだ短篇集。

2010-08-02 14:01:25
秋田紀亜 @akita_kia

@mmmichy 何となくまだ起きてそうなのでリプライを。以前まさむねさんにスタンリイ・エリン薦められたかと思うのですが、先日全短篇読み終わりました。まさむねさんはベスト数本挙げるとしたら、何になりますでしょうか。

2010-08-09 03:27:19
秋田紀亜 @akita_kia

@mmmichy なるほど。「最後の一壜」は意外な犯行方法でしたね。「九時から五時までの男」みたいな男はエリン作品に多い印象(笑)。「運命の日」は深くて怖いですが、「画商の女」は珍しくすかっと逆転ものですね。『鏡よ、鏡』も読んでみたいです。

2010-08-09 03:50:29

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