みちのく総合診療医学センター レジデントデイ 第13回 まとめ
ただいまより,「みちのく総合診療医学センター」レジデントデイ(研修医振り返り企画)を開催します.例によって備忘録目的のサマリーツイートを行います(^_^)
2013-02-18 16:31:01レジデント1人目.3ヶ月間の糖代謝科研修中.他科の糖尿病コンサルト,糖尿病患者教室での講師,フットケア回診,糖尿病外来なども行なっている.入院患者は一ヶ月で10名程度,外来は一ヶ月で一般外来50名,新患DM20名程度.
2013-02-18 16:36:42生活習慣やDM治療の駐車,内服などについて勉強する.治療へのモチベーションを維持するような対応を考えることを,来月の課題としている.
2013-02-18 16:38:02糖尿病治療は,「治療プロセス」において慢性疾患治療の全てが入っている.そのため糖尿病治療のフレームワークを身につけると,他の慢性疾患についても転用可能といえる.
2013-02-18 16:41:43糖尿病患者教室では,極力専門用語を使わず,日常用語で分かりやすい表現を用いるようにしている.紙芝居形式でビジュアル資料を併用して解説している.
2013-02-18 16:44:44糖尿病でのキーワード3大合併症「しめじ」⇒神経障害,眼障害,腎機能障害.他には「えのき」⇒壊死,脳梗塞,心筋梗塞.怖いキノコが2種類もあります(笑)
2013-02-18 16:48:45患者教室には40台~70台まで幅広く参加される.また毎回,患者層にも微妙な違いあり.全体で30分の講義を行う.そのため毎回,参加者の様子や理解度を推し図りながら話す内容,スピードを変えている.
2013-02-18 16:50:13患者教室は,特定の問題を持つ患者”集団”にレクチャーを通してアプローチしているもの.レクチャーは効率的に知識を伝達するが,知識の喪失は招きやすい.講義終了後1時間後には80%が記憶から失われている,という説も.
2013-02-18 16:52:56レクチャーでは目標設定,参加型内容,自己評価の要素を盛り込むのが大切.プレテスト・ポストテストを盛り込むのが簡単な手法の1つ.「レクチャーを設計できる」というのも能力提示の1つで,その評価として「プレよりポストテストで点数が上がっている」を示す.
2013-02-18 16:56:26レジデント二人目.在宅医療重点研修中.在宅患者さんの事例検討会を他の医療機関スタッフと合同で開催.また臨時往診が多かった.お看取りや発熱など.震災による仮設住宅で保健師と一緒に地域ケアの取り組みを予定している.
2013-02-18 17:07:27若年女性が一般外来を受診した場合は,主訴への対応に留まらず,ライフステージに合わせた予防医学的なアプローチも合わせて伝えたほうがベター.頻度が高いアプローチは「避妊について」.
2013-02-18 17:14:38認知症スクリーニングとして用いられる「3 item test」.「猫・桜・電車」などを用いられることが多いが,診察室にあるものを見せて,それを引き出しにしまって3分後に問いかける,という方法もある.
2013-02-18 17:22:04Alzheimerの場合は記憶を辿ろうと必死になっているパターンが多い印象.脳血管性の場合はそこまで頑張らず,あっけらかんとしているパターンが多い印象.テストの成績だけではなく,記憶を辿るプロセスも認知症診断では大切.
2013-02-18 17:24:09廃用症候群にいたってきた症例を対応する場合,最初は神経内科的に診察して生物医学的診断を行いながら,並行してCGAも行う.
2013-02-18 17:26:13仕事中に陰性感情を抱く場面は珍しくない.その事に気づいて対応するためのメタ認知能力が,様々な人と一緒に仕事をするうえで大切.
2013-02-18 17:40:19誤嚥予防のためにはギャッチアップが必要.褥瘡予防のためにはフラットpositionが最適.その狭間でどうするか?という課題が在宅診療ではある.
2013-02-18 18:51:30