130226 『「太陽活動と気候変動の関係」に関する名古屋ワークショップ』まとめ

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岩上安身 @iwakamiyasumi

連投1 RT @IWJ_culture :1. 本日15時からの伊藤公紀教授インタビュー第二弾に合わせて、26日火曜日、名古屋大学で行われた『「太陽活動と気候変動の関係」に関する名古屋ワークショップ』に出席したIWJ畠山さん(通称:博士)の報告をツイートをします。

2013-02-28 14:38:50
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投2 RT @IWJ_culture :2. 残念ながらIWJでの中継は叶わなかったが、謎の多い太陽活動と気候との関連を探る研究者の生の話を聞くことができた。驚くのは何より太陽そのものも十分に理解できている段階ではないということだ。

2013-02-28 14:39:11
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投3 RT @IWJ_culture :3. 会を主催した太陽地球環境研究所・草野完也教授は標準的なものとして広く用いられている太陽の磁場のモデルも「まだ仮説だと思う」と2度にわたって強調した。

2013-02-28 14:39:41
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投4 RT @IWJ_culture :4. 惑星が太陽に与えるごくごくごく僅かな力が太陽の活動周期に影響しているらしいという、いくらか怪しげな話も現在話題だという。理論的にありえないと言いたくなるものが、データとしては出てきてしまう。そんな分野であるらしい。

2013-02-28 14:40:02
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投5 RT @IWJ_culture :5. 太陽の謎に、堀田英之氏(東大)はスパコン「京」を駆使してボトムアップに明らかにしようと試みている。京のパワーを示す大きな成果となりそうだが、太陽の半径のかなりの所まではいけても、太陽活動に重要な表面にたどり着くのはまだ先のようだ。

2013-02-28 14:40:44
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投6 RT @IWJ_culture :6. 太陽活動の11年周期は有名だろう。だがこれがどう生まれてくるかも理論的にはまだのようだ。一方で現実の太陽は現在の周期で100年ぶりの低調さを示しており、近代的観測機器の元で、いままさに様々な異変のデータが集まりつつある。

2013-02-28 14:41:58
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投7 RT @IWJ_culture :7. 浅井歩氏(京大)は、こうした現在の太陽周期の様々な太陽の異変の特徴を挙げるとともに、太陽の「極端紫外線」の調査を進めている話をされた。太陽の極と低緯度ではいささか状況が異なっているようだ。

2013-02-28 14:42:20
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投8 RT @IWJ_culture :8. 11年周期で太陽の明るさは0.1%しか変化しない。有難いことではあるが、太陽が気候と生命の源であるにも関わらず、その変動が軽視されてしまう理由だろうか。だが紫外線や太陽風は大きく変化する。気候との関係の議論は、これらに注目している。

2013-02-28 14:43:57
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投9 RT @IWJ_culture :9. 東大宇宙線研究所の宮原ひろ子氏は、雷の発生が太陽の自転周期と関係しているという不思議な話をされた。日本の広範囲で雷が起きた日の統計からもその周期が浮かび上がるという。どうやらその起源は、アフリカでの積乱雲発生にあるらしい。

2013-02-28 14:44:02
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投10 RT @IWJ_culture :10. 気候変動の話をする際には、ついつい平均した地表温度など単純化された数に目がいきがちだ。だが太陽はもっと局地的にもっと奇妙なやり方で影響を及ぼしているのかもしれない。

2013-02-28 14:44:27
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投11 RT @IWJ_culture :11. 小端拓郎氏(極地研)は、新たな方法で推定したグリーンランドの気温が、大気の振動と関連し、平均から見て北欧とは逆向きに振れ、さらにそれが太陽活動の推定値と関係しているようだとする。

2013-02-28 14:44:44
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投12 RT @IWJ_culture :12. IWJでインタビューを行う伊藤公紀氏(横国大)も、奇妙にも、これらの地域で太陽風の指標と温度とに、ある季節を特定の条件で見たときに見えてくる高い相関があることを示している。

2013-02-28 14:45:02
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投13 RT @IWJ_culture :13. 大阪府大の青野靖之氏にとってのデータは、明月記など過去の文献だ。京都や江戸のサクラの開花日やカエデの紅葉日からは、太陽活動の極小期として知られているいくつかの時期との対応が現れているという。

2013-02-28 14:45:21
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投14 RT @IWJ_culture :14. 京大防災研の山敷庸亮氏は海に注目している。宇宙から見て海は暗く、太陽のエネルギーはその表面の水が溜め込んでいるはずだからだという。太陽周期と塩素の指標との関係を調査中だ。

2013-02-28 14:45:35
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投15 RT @IWJ_culture :15. 名大の中塚武氏は古い年輪のサンプルの酸素同位体からみた過去の降水量と、西日本の歴史の奇妙な関係について話をした。倭国大乱や磐井の乱など古代史にも及ぶ。400年という周期でみられるアジアモンスーンの拡大と混乱に対応しているという。

2013-02-28 14:47:45
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投16 RT @IWJ_culture :16. ワークショップには研究者・学生を中心に50名余が参加し、これら多彩な分野の9名が、30分ほどの持ち時間を目一杯以上に使いながら話をされた。専門的な会合ながら、IWJも含め一般参加者も数名いた。

2013-02-28 14:48:04
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投17 RT @IWJ_culture :17. 専門的な話は難しい。それが磁気流体力学の偏微分方程式の群れであったりすればおじけづいてしまう。だが断片的な理解でも、今何がわからないかの輪郭がわかることは、わかったことばかりを知識とするより、多面的な理解を進めると改めて感じた。

2013-02-28 14:49:29
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投18 RT @IWJ_culture :18. (本日)28日、IWJでは伊藤公紀氏に温暖化問題の後半戦の話を聞く。今回の焦点のひとつは、まさに太陽活動と気候変動の関係だ。用意くださった膨大なスライドの数に応えるだけ、今後できるだけ丁寧な解説編も準備していきたい。

2013-02-28 14:49:49
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投19 RT @IWJ_culture :19. 素人ながら、この科学はまだ端緒についたばかりなのだという印象をもつ。人々の問いに対して自然はまだ驚くような答えを用意しているのだろう。15時~のインタビューはこちらから視聴できます!→http://t.co/aRyS4KjQO6

2013-02-28 14:51:26