んー、でもまぁ、辛いニュースのヤツがいなくて何より。オレも来季ポスドク確定したし。なんつーか「首の皮一枚」っつーか、「髪の毛一本」のギリギリのせんだったけどね。 #3月のポスドク
2013-03-01 00:00:03研究っていうのは正直だ。研究した分しか進まない。そう ここにあるものは楽しい20代なんて平気でかなぐり捨てた一人の人間の研究論文だった。いや違う・・・彼は投げ捨てられる程の20代なんてはなから持ってはいなかったのだ。 #3月のポスドク
2013-03-01 00:01:45桐山、訊かれてもおまえの来季の雇用についてオレが答えないなら何か理由があるからだよな?そんくらい解れ。 #3月のポスドク
2013-03-01 00:02:07ふん。島田なんてほっときゃ勝手にまた論文書き出すさ。オレはただ学会発表もしねーで野次だけ飛ばすヤツを見ると虫酸が走るんだよ。 #3月のポスドク
2013-03-01 00:03:00面接で落とされた人間はね、みな一度は調子を崩す。それはね当り前 「このままじゃダメなんだ」と面接の間に徹底的に思い知るからだ。そして自分を一回バラバラにこわして 再構築を試みるからだ。また一からな。 #3月のポスドク
2013-03-01 00:03:29しかし そうだったのですか・・・ 桐山君はもうすでにポスドクとして生活してらっしゃったのですか・・・あのシビアな「勝ち」「負け」の世界ですでに 桐山君は生きているのですね。 #3月のポスドク
2013-03-01 00:03:38笑えたのは夢の中でも論文を書いていた事。それでも「パーマネントになりたかった」と悔やんでやっぱり 胃を痛めていた事。 #3月のポスドク
2013-03-01 00:03:55「いい論文を書くのが一番の務め」 「でもこの「ポジション」を用意してくれた人達の前にきちっと立つのも大事な務めだ」 #3月のポスドク
2013-03-01 00:04:45ポスドクなら他人のアタマの心配よりCNSに一本出せずに終わるかもしんない自分の研究者人生の心配でもしてろよ。 #3月のポスドク
2013-03-01 00:05:11帰り道 風の強い橋の上 おなかに抱えた原稿が まるで 小さな生き物のように あったかかった #3月のポスドク
2013-03-01 00:06:34ポスドクになるということは、止まらない列車に 飛び乗るようなものだ。もう二度と降りる事はできない。任期が切れて転がり堕ちるまでは。 #3月のポスドク
2013-03-01 00:06:51彼女の質問は心のど真ん中に飛び込んできたが、怒りも悲しみも沸きおこらず、ただただ「その通りだ」と思った。 #3月のポスドク
2013-03-01 00:07:30頭ではわかっているのに公募書類が書けないのは何でだ。「当たる理由が無い」とかいいながら祈られると苦しいのは何故だ。中途半端だ僕は。何もかも。 #3月のポスドク
2013-03-01 00:07:57教授の真剣な顔を見て、これは上辺の答えではなくてホントの言葉を探して答えないといけない質問だとそう理解した。 #3月のポスドク
2013-03-01 00:08:11誰かに自分やっている研究テーマについて興味を持ってもらえる事が、こんなにもお腹のあたりがフワフワする程嬉しいことだったなんて。 #3月のポスドク
2013-03-01 00:08:25