広島教採塾さん「子どもと同じ知識レベルで教えるな!」のツイート。

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レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

1.子どもと同じ知識レベルで教えるな!!あなたは教師なんですよ!! このことは極めて重要です。教える相手が小学生であれ、中学生であれ、高校生であれ、子どもがその授業で学んだ後の知識レベルとあなたの知識レベルが同じではいけません。教師の知識レベルは、はるかに高くあるべきなのです。 

2013-02-20 21:43:42
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

言い換えるならば、いっぱいいっぱいで授業をしてはいけません。確かに、子どもには難しすぎることは教えませんし、伝えません。あまりに度が過ぎたトリビアもいけません。でも、教師としてのあなたはそういった深くて広い知識と教養は持っておかなければなりません。それが教師というものです。

2013-02-20 21:45:22
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

例えば、高校の地歴レベルですと、かなりの知識量ですが、教師として自分が知っていることを100%教えてやっと授業が成り立つというのでは、お話になりません。それなら、その学校で地歴が一番できる生徒に授業をしてもらえばいいことになります。教師には生徒より圧倒的な教養が必要です。

2013-02-20 21:47:06
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

通常は、教師は10を知っていて、1を教えるくらいです。10を知っていることによって、教える1が磨かれ、そして、分かりやすく教えることができるのです。1を知って1を教えるようでは、生徒が教科書や参考書を読み上げるのと全く同じです。それでは授業にはなりません。

2013-02-20 21:48:17
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

自分がその教科の教師に向いているかを試すちょっとした良い方法があります。「その授業が終わった後で、その授業のテーマに関する知識量に関して、教師の側が生徒より圧倒的な凄さを持っているかどうか。」 これを自分自身に問い続けてください。

2013-02-20 21:50:05
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

今日の授業が終わった後の段階で、あなたの知識量と生徒の知識量がほぼ同一であるのであれば、あなたは教師である資格はありません。あなたの授業はその場しのぎのもので、教師として自信を持って教えたものではありません。自分もやっとのことで覚えた知識をそのまま子どもにバトンタッチしただけです

2013-02-20 21:52:21
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

ただ単にバトンを渡されただけの子どもはその知識を興味深く、役に立つ形で使うことはできないでしょう。あなた自身がその知識のバックグランドや役に立つ活用法を何も知らないからです。

2013-02-20 21:53:33
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

教師は圧倒的な知識と教養を持っている必要があります。そして、それを有機的に使いこなせなければなりません。知識だけでは良い授業はできませんが、良い授業をするためには教師の側に知識が必要です。

2013-02-20 22:05:26
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

ここで教訓的に書いておきましょう。「知識だけでは授業はできない。でも、授業を成功させるには知識が必要だ。」 私たちは時に弱い生き物になりますので、「知識だけではダメだ」を「知識なんかいらない」に曲解してしまいます。そして、それを言い訳に使います。

2013-02-20 22:07:32
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

はっきり言っておきます。知識がない人は教師になれません。だから、知識を付けましょう。知識を付けるのに遅すぎるということはありません。今からでも、明日からでも間に合います。でも、早いにこしたことはありません。知識を積み上げて自信を持って教えることができる教師になりましょう。

2013-02-20 22:08:39
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

随分と説教くさい言い方をしました(微笑)。でも、ポジティブな面もありますよ。知識はいつからでもどのようにでも付けることができます。別に分厚い専門書を読みふける必要はありません。もちろん、その方法でも良いですが(微笑)。新聞を読むことでも知識を吸収できます。テレビでもOKです。

2013-02-20 22:11:57
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

ウィキペディアを一日何時間も読みまくる、というのもアリでしょう。私は、暇があればウィキペディアの日本語版と英語版を数時間くらいぶっ続けでサーフィンしています。ウィキペディアで徹夜したことも何回もあります(笑)。読み始めると止まらなくなってしまうのですよね。

2013-02-20 22:13:28
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

ジャンルを問わずいろんな本を読みまくるというのも素晴らしい方法でしょう。アニメでも漫画でも結構です。とにかく、多くの情報に触れる、多くの知識に触れることです。

2013-02-20 22:14:20
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

YouTubeにある教育番組やドキュメンタリーを見るというのも手軽でいいですね。私は、YouTubeでは、アメリカの放送局や科学研究機関(NASA系など)が制作したサイエンスのドキュメンタリーや、歴史のドキュメンタリーを何時間も見ています。英語が分かれば何万本も選択肢はあります。

2013-02-20 22:16:04
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

社会でも理科でも数学でも国語でも英語でも音楽でも体育でも美術でも家庭科でも、知識は大事です。どんどん知識を増やしていくと教科の魅力もどんどん分かってきますし、授業に使える小ネタも倍増していきます。

2013-02-20 22:18:28
レトリカ教採学院(教採塾)河野正夫 @kyousaijuku

圧倒的な知識で自信と余裕を持って授業をする。こんな教師でありたいですね。

2013-02-20 22:20:06