広島教採塾さん「子供の思考や回答を予測せよ！」のツイート。

レトリカ教採学院（教採塾）河野正夫 @kyousaijuku

２．子どもの思考や回答を予測せよ！！予測できなければ授業はできない！！　これもとても重要なことですよね。教師の独りよがりでは授業は成立しません。授業での指導言は教師の独り言ではありません。教師は生徒の心と反応を予測しながら授業を進めていかなければなりません。

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私が模擬授業を指導する時、最も出来の悪い模擬授業への評価は「0点」ではありません。最も出来の悪い授業には、私は、「壮大な独り言だね！」と厳しいコメントを浴びせます（笑）。エンジェルがデビルになる瞬間です（笑）。授業は教師の独り言ではありません。

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教師は子どもの思考や回答を予測し、それに備えます。正答には正答の、誤答には誤答用の備えが必要です。あえて誤答を誘って授業の導入にするという手もあるでしょう。また、あるときには誤答を出さないように全員が正答するように仕向ける工夫が必要な場合もあります。

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授業の主役は子どもたちですが、授業演出の監督は教師です。教師は子どもの思考や言動を上手くコントロールすることができなければなりません。子どもを自由に放置することが教育ではありません。授業は自由時間ではありません。学習の主体は子どもでも、教師は授業を統御できている必要があるのです。

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ですから、子どもの反応を予想しながら発問します。いえ、もっと正確に言うのならば、子どもの反応が予想できないような発問をしてはいけません。子どもも教師も困惑するという結果しかもたらさないからです。こういう発問をすれば子どもはこう答える、誤答を言うとすればこんな誤答だと予想するのです

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授業の上手い下手は、子どもの反応をいかに予測しコントロールできるかにかかっていると言っても過言ではないでしょう。では、これを実際には子どもがいない模擬授業でどう扱うのか。ここが上手くできれば、模擬授業は格段に上手くなります。上手く見えます。

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教採の模擬授業には子どもはいません。面接官や他の受験生が子ども役を演じる場合も多いですが、子どもではありません。でも、子ども予測を適切にやっていないと物凄く下手な授業になります。見ていてかわいそうなくらい下手に聞こえるのです。生徒役をやっている人も困惑するくらい下手に聞こえます。

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「子ども予測ができている感」を醸し出すのが、模擬授業での高得点ゲットの秘策中の秘策です。そして、これは授業を上手く、進めていくキープロットにもなります。

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ここのところは詳しく説明しなければいけないので、また後日に回しますね。今日はこのくらいで、お話を終わります。