放射線群書類従 （ISOTOPE NEWS より）

s_matashiro @glasscatfish

日本アイソトープ協会広報誌 Isotope News の「放射線群書類従」のコーナーで放射線取扱主任者向けに勧めてられている書籍とその書評の抜粋をいくつかご紹介ツイートします。

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【放射線群書類従】環境リスク心理学　中谷内一也 2003 ナカニシヤ出版 https://t.co/WiitlnJmja リスク認知学の入門書的名著 「これからは科学を振りかざして特定のリスク概念を押し付け、人々を重複させようとするリスクマネジメントがうまくいくとは考えられない」

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【放射線群書類従】やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識 田崎晴明 http://t.co/3WTOcRlxNf 一般の方々にリスクをどのように説明すれば良いかが分かる好著。自らの主張を押し付けるのではなく寄り添う姿勢というものを考えさせられる主任者必読の書

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【放射線群書類従】放射線測定のウソ 丸子かおり　http://t.co/BJbjuhTcBf 一般の方々による放射線測定のやり方・誤りに特化して解説。怪しい測定値がはびこる昨今、この程度は理解を。所々、明らかに間違った説明もされているが本の趣旨とは異なるので大目に見たい。

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【放射線群書類従】放射線のひみつ 中川恵一 http://t.co/3vIKkIAIke 一般向け。わかりやすくするための配慮が随所に見受けられるが、その為の比喩が適切でない部分もあり、高校の教科書・参考書を読んだ若い人にとって混乱を招きかねない表現も。

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【放射線群書類従】見えない恐怖〜放射線内部被曝　松井英介 http://t.co/YLMibkr1PM 幅広く内部被曝を紹介している点は評価できるが、肝心の内部被曝については定量的な考察が欠けている印象がある。

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【放射線群書類従】放射線規制値のウソ―真実へのアプローチと身を守る法 長山淳哉 http://t.co/SPP4ckjTEd 広島長崎での疫学調査はバイアスがかかっており、現行の規制値を1/10にすべきと主張。保守的に見積もられたリスク因子を算術的に乗算していく論理展開に違和感

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【放射線群書類従】リスクにあなたは騙される-「恐怖」を操る論理　ダン・ガードナー http://t.co/H1vBAP3cG7 リスクに脅えている背景には3つの要素。脳・メディア・恐怖の利害関係者。リスクと冷静につきあうのに一読の価値あり

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【放射線群書類従】基礎から学ぶ緊急被曝ガイド-岡﨑-龍史 http://t.co/3NkrjZh2jd 図版入りでわかり易く解説。教育訓練にも。主任者にとって全体の概要を理解するためには手元にあると良い一冊。 電子書籍あり http://t.co/Ols3kSc4Qu

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【放射線群書類従】低量放射線は怖くない-中村仁信 http://t.co/NRrJ0Jl3QL 低線量の放射線影響についてわかりやすく説明した好著。少し議論を単純化しすぎているところも見られる。一般向け。

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【放射線群書類従】原子力災害に学ぶ 放射線の健康影響とその対策 　 長瀧重信　http://t.co/SmysayBffK データ〜サイエンス〜ポリシー〜とつながる過程が淡々と語られた後の明確な主張：社会に対しては国際的な合意を提言すべき。個人の業績の主張は慎むのが科学者の責任

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【放射線群書類従】内部被曝の真実　児玉龍彦 http://t.co/tME7nHygWt 実体験を具体的に記述。ただし,たとえ国会での発言であって も,一研究者としての見解も含まれていることに留意する必要がある。測定に関する技術的な面や注目文献の扱いにはやや疑問を感じる

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「内部被曝の真実」についてはこちらのブログが一刀両断 http://t.co/bGQVjjXlec あの国会スピーチのあと、「怒ってりゃいいんだ」みたいな態度の人が増えてやだったな。