「いじめ防止対策基本法案(仮称)」に対するひとつの感想

自民党が検討中の「いじめ防止基本法案」に対する現役教育関係者の感想
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yasudayasuhiro@保田塾 @yasudayasuhiro

あくまで初等教育の話。いじめる側って基本的に指導が通らない子なんだよな。「いじめやめろ」「うるせえババア」って子。さて指導の通らない子に対して現代初等教育はどうするか?様々な方略があるが、基本的な必殺技として「親に言うぞ」という作戦がある。

2013-03-05 23:23:54
yasudayasuhiro@保田塾 @yasudayasuhiro

「親に言うぞ」といえばあらふしぎ、乱暴な子も発達障害の子もかなりの割合で制止できる。俺説によれば、これは社会の権威の低下であり、学校教育の敗北であり、和風レゲエが賛美するような「家族」の台頭であると思う。違う人によれば「やっぱり家族に大切に思われたいのよ」とのこと。

2013-03-05 23:27:35
yasudayasuhiro@保田塾 @yasudayasuhiro

で、前置きが長くなったがhttp://t.co/BToMjw4FuNこの記事。現代初等教育のノウハウが結晶したような 基本法案だと思う。いじめをすると、親の責任になる。つまり、いじめをしたやつはすぐに親に言うというもの(となると思う)。

2013-03-05 23:30:21

(註:ヤフーの元記事はすでに削除されてしまいました)

yasudayasuhiro@保田塾 @yasudayasuhiro

この基本法案を素晴らしい!と絶賛すると、けっこうあれだとは思う。いや、学校の権威の低下とか「社会」はどうした、ということになる。それと同時に「ぶっちゃけ、学校の教育は万能じゃありませんサーセンwwwww」とケツをまくって敗北宣言しているようにも感じる。

2013-03-05 23:32:29
yasudayasuhiro@保田塾 @yasudayasuhiro

しかし、まあこのぐらいに現代の初等教育は疲弊しているのだよ。というアピールにはなると思う。

2013-03-05 23:33:30

はせ日記 2013年03月05日

http://ameblo.jp/hase-hiroshi/day-20130305.html

7時、国対入り。
資料整理し、7時40分には党本部603号室。
いじめ防止対策基本法に関するPT。
意見百出。

① 文章が難しい。子どもにも伝わるメッセージ性が必要ではないか。
② いじめの発生防止と相談事業が同じパラグラフで書かれている。切り分けては?

③ 条例で第3者調査機関を首長部局に作るのでは、機動的ではない。
④ スクールロイヤーの位置づけを。
⑤ 私学の重大事案には、都道府県知事による第3者調査機関設置を。
⑥ 管理職の責任を問うように。
⑦ 何人も規定、はなくてもよいのでは?
⑧ 議会への報告も盛り込めば?
⑨ 見て見ぬふりの教師への減給も盛り込めば!
⑩ 保護者の役割ではなく、責務と規定しては!

などなど。

それぞれに回答。

取り入れるべきもの、行動計画になじむもの、現行法で対処できるものなど、説明。

それぞれ切り分けて対応することをお伝えし、明日か明後日にも、新たな案をお示しすることに。