女騎士に涙はいらない
- hardboiledski45
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昨日寝る前にちょっと考えたこと。女騎士がすぐに殺せ殺せというのは、つまり「生きて虜囚の辱めを受けず」の精神の表れなのではないだろうか。
2013-03-06 15:58:39オーク「降伏しなさい、貴女は完全に包囲されています」女騎士「殺さば殺せ!だが、この身が大地に伏せるまでに、ひとりでも多く我が剣の錆に変えてやるぞ」オーク「やめなさい、貴女のご家族は皆泣いておられますよ!」女騎士「家族などおらん!」オーク「」
2013-03-06 16:02:58「だめです大佐、なかなか降参してくれません」「終戦から3年経つのにな。頑固な女だ」「戦争がまだ終わってないと思ってるんでしょう」
2013-03-06 16:05:28オーク「○○さーん、戦争は終わりました。何もひどいことはしませんから、どうか投降して下さい」女騎士「見え透いた嘘をつくな!わたしは貴様らの軍門になど下らんぞ!帝国軍人らしく戦って死ぬ!」オーク「やめなさい、命を大切にしなさい。まだ若いんですから」女騎士「年に触れるな!!」
2013-03-06 16:09:02女騎士が故郷に返ってきたら領地も縁者も失われてて、現地の保安官に不審者扱いされ留置場にブチ込まれたたので切れて脱走、州兵相手に大立ち回り、かつての上官の騎士団長が「戦争はもう終わったんだ」って説得に行く話?
2013-03-06 16:20:22女騎士が騎士団長に向かってこんなセリフを吐きながら最後には号泣し始める。悲しい>http://t.co/hIWpA66fB1
2013-03-06 16:21:48「貴方の中では、戦争は終わったのでしょう。しかしわたしの中では終わっていない」彼女はうっすらと笑みを浮かべ、自分のこめかみを指さした「地獄はここにあるのですよ、団長殿」
2013-03-06 16:22:40女騎士の様子がおかしくなってきた
女騎士「まだ戦争は終わっていない。わたしがその証明さ。平穏で怠惰な眠りについている連中の枕を蹴り飛ばし、自分たちの想像もつかない世界が存在するのだということを思い出させてやる。三千世界の鴉を殺し、その血で世界を紅く染めてやるんだ」
2013-03-06 16:41:32オーク「死に損ないめ。戦争してぇなら手前らでやってりゃいいだろ」女騎士「そうもいかんさ。我々は長いこと忘れ去られていたんだ……こんな甘っちょろいものでは足りない。一心不乱の闘争、この世界を焼き尽くすような闘争こそ、わたしたちの求める戦争だ」
2013-03-06 16:45:14「わたしはただ一振りの剣であればよかった。嵐のような、イカヅチのような、そういった存在でありたかった。純粋な戦いの権化になりたかった。もしこれでそうなれるならば、そうしよう」とかいって異形に変ずる女騎士とか、需要あるのかいな。
2013-03-06 16:58:32女騎士特機隊篇
「さて、彼女の処遇だが」「厄介ですな」「オークとの休戦協定が成立した今、我々に必要なのは一騎当千の狂戦士ではない。治安を回復する五百、いや三百の兵士だ」「恩賞を与えて故郷に返そうにも、もうあそこは焼け野原だしな」「諸国巡察の命は?」「馬鹿を言え、辺境にはオークの集落もある」
2013-03-06 17:45:12「そんなところに彼女が出くわしてみろ、協定が木っ端微塵な惨事が起きるぞ」「いっそ決戦の時にでも、華々しく散ってくれればよかったものを‥」「左様、そうすれば彼女は栄光の中、いつまでも語り継がれる。惨劇をすっぱり忘れてな」
2013-03-06 17:47:50「剣は振りかざす相手あっての剣である」この合言葉の元、急速に解体される騎士連隊。適当な地位に納まるもの、すっぱり剣を捨てて俗世に帰るもの、行く道はさまざまだったが、ただ一人彼女だけは、剣を降ろさず鎧も解かず、一振りの剣であり続けようとした。立ちふさがるものを等しく切り倒す剣に。
2013-03-06 17:52:18「もうやめろ!戦争は終わったんだ!目を覚ませ!」「……終わってなどいないさ。ただ、君らが現実から目を背けているだけだよ」「狂ったか」「狂っているのはそちらの方さ。地獄はわたしたちの頭の中にあるんだよ」>RT
2013-03-06 17:59:34武闘路線をひた走り、帝国の前衛として異種族と対峙してきた親衛騎士団――しかし彼らは歴史的使命を終え、時代は彼らに新たな、そして最終的な役割を与えようとしていた……しかし、滅びの運命を受け入れようとしない女が、ここにひとりいたのである。
2013-03-06 18:02:03@5103661 満天の星空の下、女騎士は言った。 「知ってる?死んだ人の魂は空の星へ行くのに、犬にはそれが無かった。だけどキリストの血を舐めた犬の為に神は星を作って空に上げた。目印に尻尾をつけて。それから犬の魂も空の星へ行く事ができるようになった。」
2013-03-06 18:19:40@muraseka 「主なき狗の魂は、どこに行けばいいのかしらね?わたしには分からない。ひょっとして、その答えを見つけるために、こうやって戦い続けているのかも知れない」
2013-03-06 18:23:32@5103661 騎士団長「今は耐えろ。必ず俺が…」 女騎士「あなたはあなたの道を行って。さよなら。」 彼女はマントを翻し、去っていく。そして、従者に 「団員へ伝えなさい。“剣を抜け”」
2013-03-06 18:29:56副長「姫…いや、新団長より命令が下った。“剣を抜け”各員の奮闘を期待する。」 団員達が雄叫びをあげる。親衛騎士団、最後の戦いが始まろうとしていた。
2013-03-06 18:45:39