患者に病名を付けて、公式に『病人』にするのは医者の仕事
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甲状腺がんといえば、@PKAnzugさんなので訊いてみたw
@PKAnzug 県民健康調査の甲状腺検査の件で芸人ジャーナリストが「福島の子供がさらに7人、手術をすることに決まった」とラジオ(後半部分~http://t.co/W1UwMA2fjl)で話してるのですが、検討委員会・記者会見ではまだ「7人が悪性の疑い」段階であって、
2013-03-07 15:33:387人全員の手術をするとの公表は無かったと思います。甲状腺がんかどうかは、最終的に甲状腺を摘出して検査しないと確定出来ないことから、「手術を受ける」ってことになってるのかな?と推測しています。そこで質問なんですが、どんなに小さくても悪性を疑われるのでれば、 @PKAnzug
2013-03-07 15:35:41甲状腺(部分)の摘出手術を実施するのもでしょうか?定期経過観察はないのでしょうか?甲状腺全摘出したあとに転移がある場合に限って放射性ヨウ素治療を実施すると認識していますので、この場合はアイソトープ治療は無いですよね?悪性を疑われる小さな結節は経過観察とともに、 @PKAnzug
2013-03-07 15:36:13さらに小さくなって消滅することもあるのでしょうか?(結果的に悪性の疑いの可能性だけであった?)お暇な時で構いませんので教えて下さい。 @PKAnzug
2013-03-07 15:41:25@kazooooya 常識的には、小さくて生検すら難しい症例は厳重経過観察です。あと、ある程度の大きさがないとエコーで性状を判定することすらできないので、「極端に小さいけど悪性を強く疑うから切ろう」とは普通ならないはず。
2013-03-07 15:39:20@kazooooya それから、勝手に話を作っちゃう類いの「ジャーナリスト」氏については、「そういうことをする人です」って片づけていいんじゃないでしょうか。1つ1つの馬鹿騒ぎをいちいち取り上げてたらきりないですよ。
2013-03-07 15:40:55@kazooooya 癌であれば普通は勝手に消えたりしませんが(ごく稀にはある)、「癌疑い」は癌でないことも多々あって、良性結節は勝手に消えることもあるので、「癌を疑ったけど消えたから多分癌じゃなかったんですね。よかった」は十分にありうる話です。
2013-03-07 15:44:55@PKAnzug はやw 馬鹿騒ぎをいちいち取り上げるつもりはないんですが、ラジオで言っているしそれに振り回され「手術!甲状腺摘出!」に不安を感じる人がいるので放っておけない状態w 仮に手術し部分摘出しても実生活上は問題ありませんよ、とか言えばいいのにな、と。有り難うございました
2013-03-07 15:51:13ところで、従来言われてきた小児甲状腺癌発生率とスクリーニングでの発見率の違いが、罹患率と有病率の違いによるものだっていう意見は、どこ発祥なんでしょう? 私が前から何度も言ってるのは、平常時は罹患率にも有病率にも計上されない「潜在癌」が掘り起こされることによる増加なんですが…。
2013-03-07 15:54:40繰り返しになりますが、いわゆる「有病率」や「罹患率」は飽くまでも「病院で診断されて病名がついた率」であって、「実際にその病気を持っている/発症した率」ではないわけです。潜在して気付かれてない甲状腺癌患者は、疫学調査では健康な人として扱われてる。
2013-03-07 15:57:55医者の大切な仕事の1つに、「患者に病名を付けて、公式に『病人』にすること(そして、それに対する保険診療を受けられるようにすること)」があるってのは、あまり知られてないのかな。
2013-03-07 16:11:40@PKAnzug だから自己診断で勝手に「被爆によるなんちゃら」とか自分のことを言うならまだしも他人の診断をしちゃってるド素人さんが多いのには困ってしまいます。
2013-03-07 16:17:38@geishawaltz いやもう、そのまんまですよ。私がサラサラっと病名書くと、その人が病人になるという流れ。ある意味「病人は医者が作ってる」は事実でもあるわけですw
2013-03-07 16:33:28いわゆる「Google症」ってやつ(患者が病気ググってトンチンカンな自己診断しちゃう問題)も、基礎知識が無い状態で真贋混じった高次の情報に触れてしまって、正しく情報を処理できないことで起こってるのだと私は思っています。この場合は基礎医学ではなく臨床医学の基礎知識でしょうけど。
2013-03-06 09:37:48