第五話「みんながピンチ!? まじかるドリルの残虐プレイ! 知恵と勇気で打ち破れ!」(前編) ハッシュタグは #dda第五話 で。
2013-03-09 22:26:16【前回までのドゥームズデイあやね!】まじかるピッキング。そしてまじかるスパンキングの嵐! 加速するまじかる暴力! まじかる猿ぐつわに、まじかるブルーレイディスク! いろいろほんとすみません。
2013-03-09 22:28:19管理官のシズカはメグミの前に一人の少女を連れてきた。「処刑獣を使うのが精霊術師。処刑獣は使えないけど戦闘能力に優れるのが拷問魔法少女……この娘は、『我々の側』の拷問魔法少女よ」 #dda第五話 1
2013-03-09 22:29:42「『ファンタスティックドリラーみふゆ』。地区作戦管理官として、メグミさんにこの娘……ミフユを使った直接戦闘行動の許可を与えます」 #dda第五話 2
2013-03-09 22:30:03豊富ミフユは退屈すぎて死ぬかと思っていた。世の中には面白そうなことがたくさんあるのに、たいていはミフユのことを素通りしていく。 #dda第五話 3
2013-03-09 22:30:45お金がないのは退屈だ、とミフユは思う。どんなに楽しそうなことでも、お金がないという理由で手が届かない。 #dda第五話 5
2013-03-09 22:32:01すごく貧乏、というわけではない。餓死するようなことはない。しかし、生活そのものは決して快適ではない。まるで毎日が「真綿で首を絞められる」ような息苦しさで進んでいく……そういうたぐいの貧乏。 #dda第五話 6
2013-03-09 22:32:37ミフユの父は酒とタバコとギャンブルに金を惜しまず、仕事(小さな会社の係長だとか)の給料は少なかった。母親も共働きで、スーパーのレジ係。夫婦そろって稼ぎは少ないのに、どうでもいいことにお金を使いたがる。 #dda第五話 7
2013-03-09 22:33:54消耗品や安っぽい嗜好品にばかり金を使って、「形」になって残るものが何もない。ミフユは両親のような生き方が嫌で、よく勉強をして、少ない小遣いやバイト代では書籍やDVDをよく買った。 #dda第五話 8
2013-03-09 22:34:36形に残らないものだとしても、ミフユは「人に語ることができる体験」に価値を感じた。スクリーンで映画を観たり、舞台を観たり、旅行したりすることに……。両親は、感受性に関わる体験より瞬間的な肉体の快感に価値を感じるタイプだった。 #dda第五話 9
2013-03-09 22:35:54高校一年のミフユは、ファーストフード店でアルバイトをしている。給料をもらうようになったら、両親に「家計が苦しいから、バイト代を家に納めろ」と言われた。それほど高額なバイト代ではないので、ミフユは「私が稼いだ分は私に使わせてほしい」と言った。 #dda第五話 10
2013-03-09 22:36:57ミフユはこう続けた。「私のバイト代を家計の足しにするくらいなら、タバコやギャンブルをやめてほしい」……。すると「そういうことを言うなら出て行け!」と父親に怒鳴りつけられ、母親には平手打ちをくらった。 #dda第五話 11
2013-03-09 22:37:36怒鳴られて、自分の部屋に逃げ込んで、しかしここも両親が家賃を払っている以上は「自分の部屋」ではないのかと思うと落ち込んでしまう。 #dda第五話 14
2013-03-09 22:39:01そこに、妖精が現れた。ファンシー共和国の、ファンシーな妖精。もふもふの毛むくじゃらに短い手足。見た目はぬいぐるみのように可愛い。驚きのあまり言葉を失ったミフユの前で、妖精は「ぼく、カリギュラマシーン! よろしくだカリ!」 #dda第五話 15
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