丸山天寿先生の「私の好きな潜水艦映画」

『1926年、3月10日、日本初の国産潜水艦「伊1」が竣工した』
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丸山天寿 @tenjumaruyama

さて日曜日のお遊び。1926年、3月10日、日本初の国産潜水艦「伊1」が竣工した。私は元陸上自衛官で海軍さんには憧れた。(横須賀駐屯地にいた時、海軍さんの方がモテた)。たまに見る潜水艦もカッコ良かった。そこで本日のお題「私の好きな潜水艦映画」。すべての叱責、異論、追加を認めます→

2013-03-10 07:42:00
丸山天寿 @tenjumaruyama

「潜水艦轟沈す」-1940年制作。カナダ沖で沈んだUボート。6人の乗組員が生き残る。潜水艦のそのものの出番は少なく、戦闘シーンもない。艦長エリック・ポートマンの執念の脱出がメインテーマ。戦時中の映画なのに乗組員をただの悪玉にしていない。ラストのケーブルカーでの死闘は手に汗握る。→

2013-03-10 07:43:47
丸山天寿 @tenjumaruyama

「大いなる希望」-撃沈した船の乗組員を片端から乗せてやり、苦労するイタリアの潜水艦。乗せすぎて潜航出来なくなり、次々に危機に見舞われる。リアリティに欠けているいると評価されたが、後味の良い映画なので、ご都合主義が全く気にならない。出演している英国婦人将校役の女優さんが綺麗→

2013-03-10 07:45:40
丸山天寿 @tenjumaruyama

「眼下の敵」-面白い潜水艦映画の代表作。戦争をスポーツのように描いた点は少し気になるが、それでも駆逐艦対Uボートのスリリングな戦いの過程は秀逸。駆逐艦艦長ロバート・ミッチャムとUボトート艦長のクルト・ユンゲルスの演技も素敵。この二人駆逐艦や潜水艦に乗せておくには惜しい貫禄→

2013-03-10 07:48:11
丸山天寿 @tenjumaruyama

「深く静かに潜航せよ」-乗艦を日本の駆逐艦・秋月にやられ復讐の念に燃えている新任艦長を演じるのは「クラーク・ゲーブル」。彼に艦長のポストを奪われたとすねているベテラン副長に「バート・ランカスター」。スターで見せる潜水艦映画。国籍を考えずに見ると良い。主演二人に惚れてしまいそう→

2013-03-10 07:50:01
丸山天寿 @tenjumaruyama

「潜水艦イー57降伏せず」-日本では珍しい本格的潜水艦映画。敗色濃い1945年、イー57は密命をうけて南方に向かう。血なまぐさい戦闘とヒューマニズム精神が交錯する。艦長・池辺良と先任将校・三橋達也のやりとりが面白い。最近、彼らのような軍人姿が様になる俳優が減ったような気がするな→

2013-03-10 07:52:26
丸山天寿 @tenjumaruyama

「Uボート」-潜水艦映画の最高傑作と信じている。潜水艦そのものが主役。荒れる大西洋での孤独な哨戒航行、敵船団への攻撃、深海で息を潜めて聞く敵駆逐艦のソナー音と爆雷への恐怖。乗組員たちの過酷な運命。どれをとっても楽しめる。カット版よりも長尺版の方が見ごたえがある。必見→

2013-03-10 07:54:43
丸山天寿 @tenjumaruyama

潜水艦を扱った映画に「外れ」はないと私は思う。潜水艦の存在そのものが死と隣り合わせの危機にいるから。「海の牙」「1941」「U-571」「ローレライ」「出口のない海」「レッド・オクトーバーを追え」「クリムゾン・タイド」「ユリョン」「イエローサブマリン」等もお勧め。了

2013-03-10 07:57:56