日本文化政策学会

Arts_Policyさんのメモ。
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BofE @BofE2019

シュナイダー「文化や芸術は文化間の対話を実現するために不可欠で、深い所でお互いを受け止めるのにつながる。都市で諍いをなく共同生活をするのに必要である。間人間性を新たなる人間的な規範とするという提言も出されている。」 #jacpr06

2013-03-09 15:56:13
BofE @BofE2019

シュナイダー「文化政策が変化する際には、文化的な教育がついてこなければならない。そうでなければごく限られた人にしか変化が伝わらない。幼稚園から生涯教育まで教育政策も一緒に行なう必要がある」 #jacpr06

2013-03-09 15:58:05
BofE @BofE2019

シュナイダー「体系的に観客層を拡大する観客層開発というコンセプトは、様々に異なる集団をターゲットにした文化的サービスを構築する必要があり、マーケティングからはじめてやっていかないといけない。ドイツでは伝統的に良い物を提供してきたが、観客に合わせければならない」 #jacpr06

2013-03-09 16:00:04
BofE @BofE2019

シュナイダー「そろそろ結論に入ります。異文化間事業は社会と結びついた文化事業の一部をなしている。広くあらゆる人達に結びつく、国際色豊かな性質を持つ。アーティストたちはそうした場を見つけて、移民の子どもたちを対象として、異文化の間にいることを意識させる」 #jacpr06

2013-03-09 16:01:53
BofE @BofE2019

シュナイダー「こうした事業には移民の背景を持つ人々の参加率も低くはなく、事業を行う人の15%は移民の背景を持つ人々」 #jacpr06

2013-03-09 16:02:29
BofE @BofE2019

シュナイダー「ドイツの文化政策学会も日本と同様に市民の自主的運営の上に成り立っているが、新しい綱領を作った。移民の文化への参加の権利について。移民がもたらす文化的潜在力への言及や文化への参加の権利の保障、閉鎖性を持たない民主的文化へ」 #jacpr06

2013-03-09 16:04:14
BofE @BofE2019

シュナイダー「2012年の第一次インターカルチャー指標調査は今後の異文化への文化政策の指標となる。他にも都市部以外の文化政策にもこの指標をもとに再配分が行われる。2014年にヒルデスハイム大学での国際文化政策学会も開催されるのでみなさまいらっしゃってください」 #jacpr06

2013-03-09 16:06:32
BofE @BofE2019

シュナイダー先生は以上。 #jacpr06

2013-03-09 16:06:55
BofE @BofE2019

藤野「日本とドイツは違うが、日本でも20年後、30年後を考えると日本にとっても先駆的な話ではないか。」次はゲツキーさん。金髪メガネ美女。 #jacpr06

2013-03-09 16:07:58
BofE @BofE2019

ゲツキー「今回はまずドイツの自治体文化政策の実態について。そして「文化発展計画」というツールについて。いかなるメソッドが使われ、どのような目標が達成されるのかということを話していく。」 #jacpr06

2013-03-09 16:10:34
BofE @BofE2019

ゲツキー「ドイツではもともと基礎自治体レベルでの文化政策が重要な意味を持っている。住民の生活と近いので。市区町村は公的文化支出全体の44.4%を占めている」 #jacpr06

2013-03-09 16:11:31
BofE @BofE2019

ゲツキー「ドイツでは文化領域は自治体の自由裁量に任されており、国法レベルの立法はない。これは日本同様に文化領域で自治体で自由裁量があるということでもある。一方多くの自治体は債務膨張で文化施設への継続的財政支援はもはや困難である」 #jacpr06

2013-03-09 16:13:22
BofE @BofE2019

ゲツキー「ドイツにおける文化政策研究では、自治体が直面しているこうした課題について極めて綿密に検討している。自治体が影響力を行使できる地理的射程は限定的だが、現代の政治的課題の多くは超地域的でグローバルなもので、上意下達的な手法では解決できないことが明らかに」 #jacpr06

2013-03-09 16:16:02
BofE @BofE2019

ゲツキー「そこで企業経営のやり方を導入することが検討され、「活性化させる文化政策」として、自治体が自ら文化活動の主体となるのではなく、地域の中での文化主体を活性化させ、つながりを構築していくことが考えられた」 #jacpr06

2013-03-09 16:17:30
BofE @BofE2019

ゲツキー「歴史的に見ると、1970年代に文化発展計画の萌芽期には、文化計画は自治体の中央で計画することが可能であると考えられ、文化政策の掲げる目標を達成するための「トップダウン戦略」だったが、次第に批判が集まり、このような手法ではうまくいかないとされた」 #jacpr06

2013-03-09 16:18:59
BofE @BofE2019

ゲツキー「その後90年代はじめに第二段階に。ここでの特徴は経済政策とのつながり。包括的な文化拠点を自治体が設置するのが、企業誘致に結びつくと言われたが、実証的な検証は十分ではないとされている。ベルリンやハンブルグのような大都市では文化ツーリズムに位置づけられる」 #jacpr06

2013-03-09 16:21:53
BofE @BofE2019

ゲツキー「文化発展計画は保守的な層からは批判があった。すなわち計画的に行なうことは社会主義的であり、ボン基本法によって保障される芸術の自由の侵害ではないかと」 #jacpr06

2013-03-09 16:22:50
BofE @BofE2019

ゲツキー「2000年代には第三段階となり、アーティストや住民が文化発展計画に参画することが見られるようになった。また文化発展計画を作る自治体はより広がった。」 #jacpr06

2013-03-09 16:23:44
BofE @BofE2019

ゲツキー「ここからはより具体的な話をしていく。私たちの文化政策研究所は13万人のハイネ郡の文化発展計画を支援している。日本では考えられないくらいの田舎。ハイネ郡の中にいる芸術家は外に行くとほぼ無名。財政面ではEUの地域発展補助金、計画策定に2年を要した」 #jacpr06

2013-03-09 16:26:25
BofE @BofE2019

ゲツキー「2011年11月に第1段階がはじまった。徹底的な現状把握を行った。可能な限りの全てのプロフェッショナルな活動をしている文化関係者、またアマチュアでリーダーシップをとっている人物を全てリスト化した。質的調査=ヒアリングと全基礎自治体で地域集会を開いた」 #jacpr06

2013-03-09 16:29:06
BofE @BofE2019

ゲツキー「自治体でのタウンミーティングは新聞で告知して、毎回夜に開催した。そこで何がうまくいっていて何がうまくいっていないかを話してもらい、個人の属性や認識についてアンケートした」 #jacpr06

2013-03-09 16:30:11
鮎麻呂 @aymro

@asakusa_sanpo さんの『大正イマジュリィ学会第10会全国大会』と @Arts_Policy さんの『文化政策は地域に貢献できるか』( #jacpr06 )の実況が面白そう。

2013-03-09 16:30:12
BofE @BofE2019

ゲツキー「この時期には多大な労力がかかり、ほぼ半年かかった。ここで中間報告書をつくり、課題がほぼ明らかに。ボランティアはたくさんいるが政治からも行政からもサポートされていないことなど、また観光に結びつくような文化がなく、村同士の競争意識が強く一緒にやりたくない」 #jacpr06

2013-03-09 16:32:23
BofE @BofE2019

ゲツキー「今現在我々はプロジェクトの第2段階にあり、課題解決への複数のプロセスと行動戦略を練っている。数名ずつのチームを編成しミーティングを行なっている」 #jacpr06

2013-03-09 16:33:23
BofE @BofE2019

ゲツキー「あるチームは、より多くの観光客を呼び寄せる課題を、また別のグループでは村長がリーダーとなり互いに学び合うという課題を、さらに芸術家たちとどう共同するかを検討したり、さらに子どもたちをどうするか、ミュージアム同士の連携、といったグループもある」 #jacpr06

2013-03-09 16:35:16
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