ボリショイバレエ団の芸術監督襲撃事件について
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何者かによって強酸性の薬品を顔にかけられ、けがを負ったボリショイバレエ団の芸術監督フィーリン氏の容体について、各ロシアメディアが報じています。一度目の手術を受け、視力はあるようだが、あとどれだけ回復するかは2週間のうちにわかるのだろうとのこと。火曜か水曜に二回目の手術が実施予定。
2013-01-20 18:35:10@odette_k フィーリン事件、日本でも関心が高いと思います。フィーリン氏、昨日ロシアの病院を退院し、ちょっとした記者の囲み取材に応じていました。支局長がこんな記事を書いています。http://t.co/dLXvj1ND
2013-02-05 20:45:45ロシア・ボリショイ劇場のフィーリン氏襲撃事件で、実行犯とみられる人物が逮捕されたとの報道がロシアで駆け巡っています。副島支局長の記事です→朝日新聞デジタル:ボリショイ芸術監督襲撃、実行犯?を逮捕 ロシア当局 http://t.co/0Bj2Ld0wnR
2013-03-05 16:19:15【訂正】先ほどのフィーリン氏襲撃事件のツイートで、「逮捕」とつぶやきましたが、まだ逮捕の手続きでは取られていないようで、まだ「拘束」の段階のようです。失礼しました。容疑者については具体的には伝えられていません。
2013-03-05 16:22:12フィーリン氏襲撃事件の関連です。インタファクス通信は、拘束された人物について、ボリショイ劇場の一員ではないようだ、と伝えています。ただ、ロシアでは一般論として、犯行の実行者とは別に「注文者」がのちに明らかになる場合がよくあります。
2013-03-05 16:28:24ボリショイバレエ団の芸術監督フィーリン氏襲撃事件で、インタファクス通信はさきほど、バレエ団の男性ソリスト、パーベル・ドミトリチェンコ氏の自宅が家宅捜索されたと伝えています。
2013-03-05 18:53:48ボリショイバレエ団の芸術監督フィーリン氏襲撃事件で、リーディングソリストのパーベル・ドミトリチェンコ氏が襲撃を依頼したとして拘束されましたが、捜査当局が見立てる動機についてロシアの各メディアが報じています。原因はドミトリチェンコ氏の妻で同じボリショイのダンサーとのこと。(続く)
2013-03-06 13:47:46ドミトリチェンコ氏の妻はアンジェリーナ・ボロンツォワさんで、フィーリン氏が彼女に主要な役を与えなかったことなどが動機だったと報じています。事は5年前にさかのぼるようです。(続く)
2013-03-06 13:51:502008年、「アラベスク」というコンクールで優勝したボロンツォワさんの才能を認めたフィーリン氏は、当時芸術監督を務めていた別のダンチェンコバレエ団に入るよう彼女を誘います。ところが彼女はその誘いを蹴ってボリショイバレエ団に。(続く)
2013-03-06 13:53:46その後、フィーリン氏もボリショイバレエ団の芸術監督になると、フィーリン氏は彼女に主要な役を与えず、「圧力を強めた」(ボロンツォワさんの指導者ニコライ・ツスカリゼさんが警察に証言)といいます。(続く)
2013-03-06 13:56:41最近では、フィーリン氏が「白鳥の湖」の役を与える交換条件として、指導者ツスカリゼさんのもとを去るよう要求。ボロンツォワさんが拒否したため、ドミトリチェンコさんが復讐を決意した、とのことです。以上はあくまで捜査当局の見立てです。今後どのような展開になるのか注目したいところです。
2013-03-06 13:59:39@YNieba こんにちは。ボリショイバレエ団は類い希な才能が集まる場所なだけに、色々な意味で自我、個性がぶつかるのかな、と個人的には思います。それが作品づくりにプラスに働くことも、マイナスに働くことも。
2013-03-06 14:52:47@fkondo00 今出ている情報は捜査当局の見立てなので、ぜひフィーリン氏たち関係者の話が聞きたいですね。
2013-03-06 15:33:41ボリショイバレエ団の芸術監督フィーリン氏襲撃事件について、ロシアの各メディアは手厚く報道。新聞のイズベスチアは、事件を依頼したとして拘束されたバレエ団のリーディング・ソリストのパーベル・ドミトリチェンコ氏は、フィーリン氏の「不正」を暴こうとしていたという記事を出しています(続く)
2013-03-07 08:48:53記事によると、フィーリン氏はほかのバレエ団幹部と結託し、ダンサーたちに役を与える見返りとして金銭を受け取る仕組みを構築。パーベル氏はそれを暴こうとしたというのです。(続く)
2013-03-07 08:52:11事件前には、フィーリン氏らに対するハッキング騒ぎがありましたが、これは不正を裏付けるメール記録などの「証拠」を得るため、ドミトリチェンコ氏が仕掛けたものだったとしています。これが本当なら、被害者であるフィーリン氏も別の意味で厳しい立場に立たされることになります。(続く)
2013-03-07 08:53:51加えて、ほかのバレエ団幹部も関与していたとなれば、ことはボリショイ全体に関わる問題へと発展しかねません。この事件からますます目が離せません。ちなみに記事では、ドミトリチェンコ氏が実行犯に依頼した見返りとして支払ったお金は5万ルーブル(約15万円)とも書かれています。
2013-03-07 08:56:16@maou_takehashi ロシアのメディアが書いている内容で恐縮ですが、依頼主ドミトリチェンコ氏は、自らの知り合いの中からモスクワ郊外に住んでいて犯行を疑われにくい人物を実行犯に選び、依頼したとのこと。思想的な共感はなさそうです。
2013-03-07 13:08:26@torimoto_seven 今回は捜査当局も社会的反響に鑑み、捜査を急ぐようですから、裁判の開始もそう遠くのことではないかもしれません。公判ではよりはっきりとした当事者の言い分が明らかになってくると思います。
2013-03-07 13:10:58ボリショイバレエ団の芸術監督フィーリン氏襲撃事件で、容疑者のドミトリチェンコ氏ら3人に対する勾留決定がさきほど裁判所から出ました。さしあたっての勾留期間は4月18日まで。今回の事件では、最大12年の自由剝奪(懲役)がありうるとのことです。
2013-03-07 18:39:14@torimoto_seven どうもボリショイバレエ団にはほかにも色々と問題がありそうで。これをきっかけに新たな事実が出てくるかもしませんね。
2013-03-07 19:59:27ボリショイバレエ団の芸術監督フィーリン氏襲撃事件について、ボリショイ劇場支配人のアナトリー・イクサノフ氏は昨日のニュース番組で、事件の黒幕はほかにいるとの考えを示しました。彼はどうやら、バレエ団に所属する大御所バレーダンサー、ニコライ・ツィスカリーゼ氏を念頭に置いているようです。
2013-03-11 17:22:25支配人のイクサノフ氏は「真の(犯行の)依頼者は(逮捕された)パーベル・ドミトリチェンコ氏ではない。彼も実行者の一人であって、背後に『人形使い』がいる。捜査当局はその人物を見つけなければならない」と持論を披露しました。
2013-03-11 17:30:27支配人は以前、事件は劇場内の緊張、陰謀、スキャンダルによって起きたもので、その背後にはツィスカリーゼ氏がいると語っていました。ツィスカリーゼ氏といえば、ボリショイ劇場の本館が2年前、修復工事を終えて6年ぶりにリニューアルオープンしたときに、手抜き工事などを指摘。(続く)
2013-03-11 17:34:25劇場側を批判するなど、一時緊張状態になりました。犯行を依頼した疑いが持たれているパーベル・ドミトリチェンコ氏は、妻で同僚ダンサーがフィーリン氏から不遇されたことなどを理由に犯行に及んだ、というのが捜査当局の今のところの見立てです。この妻の師匠はツィスカリーゼ氏。(続く)
2013-03-11 17:39:50