障害を笑いにできる社会は本当に究極のバリアフリーなのか

かなり前の話題だけど乙武さんとはるかぜちゃんさんの「障害を笑いに」というやりとりから考えたことがあったのでまとめてみた。
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@ttora_h_arum

1いつの日かはるかぜちゃんが「言葉のナイフ」がどうこう言ってたのが記憶にあるんだけども言葉にはナイフだけじゃなくダイナマイトも存在するんだよな。身体的特徴をもとに笑いをとるってのがまさにこれ。→

2013-03-11 20:25:20
@ttora_h_arum

2その笑いのとり方ってかなりリスキーで、うまくいきゃ爆発的な笑いが来るけど下手したら自分どころか周りの何百人どころじゃない人を巻き込んで傷つけてしまう。テレビに出てる芸人さんはそのダイナマイトの扱いのプロだけど、プロでも扱いは危険。

2013-03-11 20:29:00
@ttora_h_arum

3人気ある芸人さんは本当にこのダイナマイトの使い方がうまい。でもその使い方の上手さが周りに「俺にもできるんじゃね?!あんなに簡単に扱ってるんだし!!」と錯覚させる。笑いに限らずプロの業はそう錯覚させることが多い。爆発的に笑いをとれる魅力は万人が欲しがるから。

2013-03-11 20:32:49
@ttora_h_arum

4もちろん素人でも天性の才能で扱いが上手い人もいるけどじゃあその才能持ってる人がボカボカいるのかって話で。しかも一般の人には自分の言葉のダイナマイトの扱いの上手さを判定してくれる人(客や先輩とか)がいないし圧倒的にその数は少ない。

2013-03-11 20:38:17
@ttora_h_arum

5本当は身体的特徴による笑いは「誰でも使える便利な道具」では決してない。でも、そう思ってる人間は結構たくさんいたりする。笑えるのはそれを扱う芸人さんの腕のおかげ。

2013-03-11 20:44:57
@ttora_h_arum

6乙武洋匡さんが以前「デブやハゲで笑いがとれるのに障害でとれないのはおかしい」という主旨のことを仰っていたが自分には「ねぇ!!あの人(プロ)たちダイナマイトを簡単に使ってるよ!!あれなら僕にもできるはず!!僕もダイナマイト扱うよ!!」と言ってるように見えた。

2013-03-11 20:48:39
@ttora_h_arum

7そりゃ素人がダイナマイトもって何かやらかそうとするわけだから周りは「おい!!やめろ危険だ!!なにやらかそうとしてんだ!!気を付けろ!!」と言うが本人は「あの人たちがうまく扱ってるんだからできるに決まってる!!」と盲信状態なので聞く耳をもたない。

2013-03-11 20:51:22
@ttora_h_arum

8究極のバリアフリーっていうのはそのダイナマイトを爆発させる(身体的特徴を笑いにする)ことじゃなくて、周りが危険だと思ったら消す自由もある場なんじゃなかろうか。つまり誰かが気まずいギャグいって愛想笑いするより「つまんねえ!」と言えるほうがよっぽど自由じゃないのか。

2013-03-11 20:59:22
@ttora_h_arum

9障害を笑いにするのは結構なんだけど、愛想笑いしてる側の存在も結構いるんじゃね、と。乙武さんが言ってる「障害を笑いに」が「障害ネタに愛想笑いを」に見えるのは単に自分が乙武さんのネタがつまらないと思うからなのかはわからんけども。

2013-03-11 21:05:12
@ttora_h_arum

10まぁ障害ネタで笑いとりにくいのは単純に障害ネタやる人のもとには「障害者の方が笑いをとってるわ!!すばらしい!!涙が出るわ!!オホホホホ!!」 って意識高い人が寄ってくるのもあるからそういう意味で近寄り辛いってのもあるかもしんねぇ。

2013-03-11 21:17:20
@ttora_h_arum

11つまり言いたかったのは「プロが軽々やってるのみて自分も軽々できる実力があると思うのは危険」てこと。 言葉は見えないからわかりにくいけどだから余計に危険なんだよなぁ…終わり

2013-03-11 21:23:53