「東電 虚偽説明」田中三彦さん インタビューから

seki_yo @seki_yo

1. TBS ニュース探求ラジオ DIG「東電虚偽説明」ゲスト : 田中三彦さん (2月 21日)。 田中さんの 発言を 少しだけ 文字に 起こしてみます。

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2. 1号機では、地震により 非常用復水器と 原子炉を むすぶ 配管部分が 破損し 水蒸気が 噴出、原子炉内の 水位が 低下、メルトダウンに 至った 可能性が 考えられる (田中三彦)

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3. 東電 協力会社 社員の 証言によると、1号機 4階 復水器の すぐ 近くで 大量の 水が 噴出、現場にいた 数名の 作業員が 逃げ出した (田中三彦)

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4. 後日、当時の 現場責任者 (東電社員 ?) からも この件に 関して 聴取した (田中三彦)

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5. 東電は 一昨年の 10月 18日、1号機内に 入り 調査、復水器 配管については 問題なしと 発表。 内部の 線量は 9ミリ、短時間の 調査なら 可能なことを 確認した (田中三彦)

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6. ただし、東電による 調査は あくまで 目視検査であり きわめて 信頼性が 低く、問題なしと 結論づけるのは 早計 (田中三彦)

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7. 復水器 周辺の 立ち入り調査は 国会事故調にとって 最初の ミッションだったが、東電側の 虚偽説明により、同行者の 危険を 考え、断念を 決断せざるを 得なかった (田中三彦)

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8. 1回の 調査のみで 完了するとは 考えていない。 メンバーを 入れ換え 数回 立ち入ることも 考慮していた (田中三彦)

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9. なぜ 東電側が 虚偽の 説明を したのかは、技術者として 思い当たる フシもあるが、今 それ自体を 問題にしても 生産性は ない (田中三彦)

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10. 現在、1号機 内部の 線量は 4ミリまで 下がり、ある程度の 作業が 可能と なってきた。 そのため、東電 主導による 廃炉に 向けての 作業計画が 着々と 進められている (田中三彦)

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11. 今もって それぞれの 号機で 爆発を 起こした 水素の 発生源は 特定されていない。 立ち入りが 可能になった 現在、早急に 現場調査を 実施し、記録として 残す 必要が ある (田中三彦)

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12. 現在の 確率論に もとづく 原子炉の 設計が、シビアアクシデントによって 乗り越えられた、今回の 事故から 何を 学ぶのか (田中三彦)

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13. (規制委員会で 議論されている 事故後の シビアアクシデント対策は) いわば チキンレースのような ものでしか ない (田中三彦)

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14. シビアアクシデントの 起こる ずっと前で 事故を 防ぐための、耐震バックチェックや 基本的な DBAレベルでの 対策が 求められている (田中三彦)