- uchida_kawasaki
- 3263
- 0
- 6
- 4
まあその、感度 90% とか特異度 90% が、 2 桁の有効数字をもって正確なら 意味がある議論。例えば特異度 90% が実は 95% だったら数字は全然変わる。 「 90% 」と書いてある時点で 2 桁めは誤差を含んでいる可能性が高い ことに注意する必要あり。
2013-03-16 11:17:54実際に 10 人のうち 3 人はさらになんかして甲状腺がんだと確定して手術も している。この 3 人が仮に 10 人の中からランダムに選んだ人だとすると ( もちろ んこの仮定には問題があるが ) 真の患者が 3 人だけの時にその 3 人をひきあてるに はよほどくじ運が強い必要
2013-03-16 11:17:58引用 : 一方で、手術という侵襲的治療を行うからには癌を強く疑う所見(たと えば腫瘤のサイズが大きい、細胞診の結果が「悪性の疑い」ではなく「悪性」 である、など)もあったはずで、
2013-03-16 11:18:03引用 : まだ手術がなされていない 7 人については先 に手術された 3 人よりも甲状腺癌である可能性は低いとも考えられる。
2013-03-16 11:18:05これももちろん正しいが、これはだから上の 1/120 の確率が 1 になる、 と主張するならもうちょっと定量的でないと、、、という気もする。
2013-03-16 11:18:07まあ、本人が強調している「……という条件のみを考えるなら、真に甲 状腺癌の人数として 3 人というのはありそうな数字」というのは、 「実際に 3 人確定しているのを無視すれば」ということだから、正しいが 要するに現実的な数字ではないといっているわけだ。
2013-03-16 11:28:36@HayakawaYukio これは能力の問題ではなくて、10人中3人の選び方がどういうものであったかのモデルを立てないと答が出ません。ランダムに3人選んでその3人が患者だったら、残りも大半が患者、というのが確からしいですが、ランダムでないならどういうバイアスかを仮定しないと。
2013-03-16 11:49:03@HayakawaYukio そうですね、特異値に対する推定を改善する、となると思います。そのためには10人から3人を選んだプロセスに対するモデルが必要です。
2013-03-16 12:18:08確かにこれだと10人か http://t.co/oySpuug9p4 県は事故当時、……計10人の平均年齢は15歳、男性は3人で女性が7人。腫瘍(しゅよう)の直径は平均15ミリ。確定診断された3人は全員、進行がゆっくりしたタイプの早期だった。
2013-03-16 21:35:49あー、で、偽陽性がなんたらだから残りの 7 人は違うとかいう議論は、記者会見で述べられた ( 毎日報道、既にサイトにない ) 「7人は細胞検査により約8割の確率で甲状腺がんの可能性があるという。」という発言を無視することでなりたってる、ということは良い子は憶えておきましょう。
2013-03-17 17:13:04@study2007 あ、すみません、ここで「偽陰性」の定義はこれで正しいですか?「本当は陽性なんだけど検査では陰性になる割合」、つまり、1-感度では?
2013-03-17 18:05:59あ、すいません間違ってました。かつ、今の段階では仮定するしかなくて、こういう感じだとこういう感じになりました。「偽陰性、偽陽性10%未満」を満たすにはこういう水準なんですがどうでしょうか?@jun_makino http://t.co/gxP0cMboZy
2013-03-17 19:43:58補足)これだと一応「残り7人中8割」も満たします。偽陽性がこんなに低いかな?という気もしますが、元々76人検査して10人くらいしか陽性にならない検査なので(分母が大きくなるわけで)、まあ、そういうものかも知れませんが、、。@jun_makino
2013-03-17 19:46:18@study2007 あ、大丈夫そうに見えます。偽陽性 1.5% は低いといっても、7人中8割と整合させるにはその値しかない、ということですよね、、、
2013-03-17 20:04:07はい。まず偽陽性、偽陰性10%未満など「検査水準」をガイドラインの範囲に入れようとすると「9人vs1人」か、せいぜい「8人vs2人」がギリギリ。かつ、それは「7人中8割」も満たす、みたいな感じです。まあ仮に細胞診が「7割外れ」たら、かなり驚くと思い@jun_makino
2013-03-17 20:14:33