第3回Twitter小説大賞に応募しようかなと思うついのべをピックアップしていく

とりあえず作成。 これだけでもいいけど個人的に物足りないので締め切りに間に合うようにぼちぼち書くか。。。
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Cal Que El Lulu-rain @senzaluna

会わなければ、いいえ、あなたという存在を一切知らずにいられたならば、こんなに焦がれることもなかっただろうに。無明の闇を漂い、彷徨い続けながら、それでも刹那の邂逅を求めて、這い蹲り、足掻き、繰り返す。何度も何度も。それに一体何の意味があるのかも、わからないまま。 #twnovel

2013-03-15 01:53:58
Cal Que El Lulu-rain @senzaluna

に祈る。静かなれ。幾久しく穏やかなれ、と。大地に祈る。震えるなかれ。豊穣なれ、と。空に祈る。暖かなれ。冷たき雪疾く持ち去れ、と。それはこれまでとこれからを繋ぐ大切な今、誰の為でもなく、歩き続ける己が為なれば。人に祈る。手を差しのべるを臆するなかれ。生きろ、と。 #twnovel

2013-03-11 00:07:34
Cal Que El Lulu-rain @senzaluna

は深夜。生き物は皆夢の中。空に浮かぶは上弦の月、雲の合間から時折顔を見せては、街道の遥か先に横たわる山脈をほのかに映し出す。この季節にしては生ぬるい風が大地を撫でて枯葉を巻き上げる。心底に潜む不安をざわりと掻き立てるように。そんな道の上、空の下。騎影、ひとつ。 #twnovel

2013-03-07 08:57:55
Cal Que El Lulu-rain @senzaluna

日は十三日の金曜日。この日の為に押入れからコスプレに使えるものを出してきた。服は、まあ普通のでいい。お面、これ大事。ホッケーのがないからこの角二つついたやつを使う。チェーンソーか……。危ないから代わりにバットでいいや。「ねぇパパ。節分はまだ先だよ?」「え!?」 #twnovel

2012-01-13 18:39:03

うん、こうして改めてまとめてみると、
おおよそ審査員が求めてるであろう内容からは
地球と月の距離くらいかけはなれてるな!


20130317追加分

Cal Que El Lulu-rain @senzaluna

よ魅かれよ陽だまりの鳥。鳥よとめ行け黄玉の羽。羽よはらめよ花揺らす風。風よ奏でよ彼の地に歌を。歌ようたえよ美しき月。月よ続けよ尽きせぬ時に。時よ永久なれ尊き海に。海よ生み出せ有情の命。命生きろと一途に土に。土よ包めよ罪無き人を。安らかなれよと。安らかなれよと。 #twnovel

2012-06-05 13:58:25

黄玉でトパーズと読ませたいマン(おい


20130325追加分

なんでこんな後ろ向きなもんばかり、、、。

Cal Que El Lulu-rain @senzaluna

わぬ思いに身を焦がし、望むものに手を伸ばせども一向に掴めず、挙句、絶望の果てに墜ちる先が地獄なのだとしたら、今まさに生きているこの世界そのものが、わたしにとっての地獄。願い? 希望? そんなものは慟哭と共にとうの昔に消え去った。今ここには何もない。何も、ない。 #twnovel

2013-03-19 03:48:25
Cal Que El Lulu-rain @senzaluna

むものは手に入らず、うつろばかりを掴み取る。そこを無理矢理得ようと握れば、砂の如く指の隙間からはらはら落ちる。良かれと思うて動いてみれば、事態は裏目。運命恨め。肥大する渇望ひた隠し、画して心鈍くなり。断つは縁か。立つは淵か。知れ。すべては遠き世界のはかない幻。 #twnovel

2013-02-25 02:29:06

20130411追加分

Cal Que El Lulu-rain @senzaluna

暮れ。世界が鮮やかな橙色に染まった。水平線に沈みゆく太陽を背に男がひとり立っている。まるで絵画のような風景が背後に広がっているのに、気に留めた様子はない。波が彼の踝までを何度も洗うが、それすらも意識の外のようだった。彼は待っていた。冬の名残り、空駆ける天狼を。 #twnovel

2013-04-12 02:58:00
Cal Que El Lulu-rain @senzaluna

ターとヴァイオリンの音を纏い、女は踊る。名うてのダンサー、ではない。恐らくより優れた者は確実にいる。踊り自体はその程度のものだ。だが、その一心不乱に踊る様は、燃え上がるような真紅に色づいた薔薇を思い起こさせる情熱さを持ち、それを以って観衆の視線を釘づけにした。 #twnovel

2013-04-12 03:10:41
Cal Que El Lulu-rain @senzaluna

空に満てるは月の皓、受けて吼えるは天の狼。虚ろに照らす未知なる道先、兆し見ゆるは黄金道。地の果てに立つ、其は枝垂れて誰を待つ。終の運命に降り積もる花、月明かりの下断つ退路。朗々歌いて方々惑い、咆哮響いて滔々流る。流浪放浪幾星霜、独り往く往く月光路。 #twnovel

2012-04-10 18:57:31

あ、ここに載せたものを応募しました。
やれやれ、、、。