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ゲームのスタッフリストの扱いについて

元ゲームディレクター小林信行氏のアニメとゲームとのスタッフリストの扱いについてのつぶやきをマトメさせていただきました。
ゲーム スタッフ 労働 アニメ 制作
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小林信行 Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko
アニメとゲームの文化の違いとして、スタッフリストの扱いがある。ゲームはクリアしないとリストを見られないことが多く、30分我慢すれば見られる可能性のあるアニメよりもハードルは高い。各社がマニュアル中にスタッフリストを入れることを当たり前にしたら、この辺りは改善されるのだが。
小林信行 Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko
アニメが今よりも注目を浴びていなかった時代のことだが、同じシリーズでも出来のよい回と悪い回があることに気がつき、しかも出来のよい回のスタッフは同じメンバーで構成されていることに気づいたファンが少なからずいた。以来彼らはリストをノートに写すことで、その因果関係の検証を始めた。
小林信行 Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko
アニメにおける作家性の発見は、こういう地道な作業の中から認知されたものだと思う。それに対してゲームの場合はどうか。良くてデベロッパーの会社名、大抵はパブリッシャーのブランド名しか見られていないのが、今でも大抵だ。これもゲームのスタッフリストが見にくいところにあるのが一因だろう。
小林信行 Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko
特に良い評価を受けた作品の次の作品は、どんなものでも大抵売れる。こういう時にスタッフ詐欺をしかける輩が多いのには要注意だ。「○○の開発会社で有名な…」というのがそれだ。日本語としては嘘をついていないが、あえてミスリーディングをするように文章を作っているのがわかると思う。
小林信行 Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko
残念ながら、ゲームというのは集団のチームで作っていても、個人のセンスや技術が色濃くでるコンテンツだ。だから先の文言が、なんらコンテンツとしてのクオリティを事前に保証しないことは明らかなのだが…。多分そのことに多くのユーザーが気づかないのも、スタッフリストを軽視しているからだろう。
小林信行 Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko
ちなみに『涼宮ハルヒの追想』ではメインライターのヤスカワショウゴさんの要望で、マニュアルにスタッフリストを掲載することをなんとか勝ち取った。これをお願いするにも結構大変なものがあったが、パブリッシャーとしては英断だったと思う。こういう習慣は今後も続けて欲しいと思う。
小林信行 Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko
日本のゲームだと、外注&下請けで作業しているスタッフだとどんなに主要なパートを担当していても、スタッフリストに名前を載せてもらえないことすらある。これをBitSummitでは、「パブリッシャーとデベロッパーの関係が"unfair"だ」と海外メディアに説明していた。
小林信行 Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko
コンテンツにとってスタッフリストは肝だ。そしてそれを研究する人にとっては、それは各スタッフの作業内容を探るためのキーになるものだ。もちろんそれは地道な蓄積と調査からなされるものだが、少なくとも開発者である僕達が、様々なゲームのスタッフリストに興味を持って確認していることは事実だ。
小林信行 Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko
スタッフリストへの関心がもっと深くなると、ユーザーを「顧客」としっかりとらえて作られるコンテンツが自然に増えると思う。ユーザーの皆さんには是非プレイしたゲームのスタッフリストに関心をもってもらいたいと思う。それは面白いゲームが増えるための、社会的な支援方法のひとつだからだ。
永田雅之@2月9日着物まち歩き @masa_21
@nyaa_toraneko ありがとうございます、参考になりました。制作スタッフのモチベーションにもつながりますよね。
小林信行 Nobuyuki Kobayashi @nyaa_toraneko
@masa_21 そうですね!ゲームを作る制作スタッフ一人一人が評価してくれるプレイヤーやユーザーさんを、自分達の顧客としっかり認識するよいきっかけにもなると思うのです。その辺りを勘違いして、「自社の社長」や「クライアントの担当」を顧客と思っている人も多いように感じられますので。
魔王14歳 @valerico
なんで一番最初に載せないのかしら、と思うけど、それしても企業的には得することないからかしら。個々のスタッフが注目されると企業としての利益が減る、とまで考えてるかはともかく。 / “ゲームのスタッフリストの扱いについて - Toge…” http://t.co/nQ1VyGtw1Y
GG_AS(箱備足_はこびたる) @GG_AS
ふうむ、ゲームのスタッフリストというのは確かに盲点だったかもしれん。いやまぁコジプロはその辺スタッフがまだ表に出ている方でしょうが、パブリッシャーとデベロッパーのアンフェア、というのは結構リアル盲点だったというか。
kodamatic @kodamatic
ゲームのスタッフリストの扱いについてのtogetterを読んで見たが。スタッフを研究する人がいるのを知って驚いた。研究結果をシェアして欲しいな。 http://t.co/gYyIbgZC8k
ネコセンパイ憑依塾@状態の悪いレゲーを収集 @Paisen_neco
随分前から海外のゲームスタッフリストは、タイトルメニューのクレジットから必ず閲覧れるようになっている所が、姿勢の違いですな、Opで流れてたりするし。これは日本では人材流出を防ごうとしていた時代の名残だと思います。対して海外では、自身のキャリアの宣伝になるので、前に持って行くと。
海堂めぐる @kaidoh_meguru
むしろDとかPとかの名前をがっつり雑誌とかWEBとかに載せよう。野球でいうとこの監督だからね。「このタイトルは(途中何があったとしても)この人がこう作った、最終的にこの人のジャッジでこうなった」という、責任も賞賛も批判も、とにかくそういうものの所在を明確にすべし。
ネコセンパイ憑依塾@状態の悪いレゲーを収集 @Paisen_neco
某社に所属していた頃、大手ACゲームの仕事をした際、クライアント先の部長さんが「ウチはデベロッパさんの名前を出しても良いことになったんですよ」と言ってくれて「うわ嬉しい!」と思った刹那、一緒にいた社長が「(出さなくても)良いです良いです、思い入れありませんから」と言いやがって殺意
nico_shindannin @nico_shindannin
スタッフリストは、海外だと開発者に対してはねぎらいの意味で載せているというのが大きいかと。例えば、開発期間中に生まれた赤ちゃんとか載せてる場合もあるし。あまり、キャリアうんぬんは関係ないかと思われます。
ぞのごっつ @ZONOGOTS
ゲームのスタッフリストの扱いかぁ…私の中では作ってる人達を知ることでゲーム自体の寿命が延びたと思う。
岩谷成晃 @nariakiiwatani
スタッフリストというか、端的に言うとスタッフの軽視ですよね。 - ゲームのスタッフリストの扱いについて http://t.co/o7rUXlYZYz
赤い策士『風切快夢(:3)刀乙』 @Caim_Kzkr
ゲームのスタッフリストの扱いについて http://t.co/UB7AwuK1yF アクの強いシリーズ作品で出来栄えの浮き沈みが激しいと、内部で色々あったのねと勘ぐってしまいますね。
ネコセンパイ憑依塾@状態の悪いレゲーを収集 @Paisen_neco
スタッフロール&海外話で思い出しました。海外資本のゲーム制作に参加するときには、各スタッフ(特にメインメンバー)が過去にどんなタイトルにどんな役割で関わったかを明らかにさせられます。報酬が云々というところもあるのでしょうが、プロモーションに「☓☓のスタッフが参加!」使う為かと。
zuzusea@大我慢大会 @zuzusea
ギアーズ2なんかだとスタッフロール流しながらスタッフ一人一人の顔写真とメッセージ(英語)見れて新鮮だった / “ゲームのスタッフリストの扱いについて - Togetter” http://t.co/gM5lYVbeGt
マツリセイシロウ@連載中 @maturibooo
でも一番大きくクレジットされるのは指一本動かさないで人の仕事に文句言ってるだけの奴なんでしょ? RT:ゲームのスタッフリストの扱いについて http://t.co/whX0jK7CFp
かんぽに @canPoni
日本のビデオゲームのスタッフリストがエンディングでしか見られないことの問題提起は四半世紀前に見城こうじさんがベーマガでしていた記憶がある。
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コメント

Hoodedcrow @Hoodedcrow1 2013年3月17日
スタッフロールまでたどり着かなければ、ゲーム内でスタッフが確認できない仕様自体がおかしいだけだと思う。というか、洋ゲーだとタイトルにinformation項目があって、いつでもスタッフ確認できることが多いよね。日本でもそれをデフォルトにすればいいと素人考えでは思うけど、表記するのを嫌う風土があるっぽいのか。
聖夜 @say_ya 2013年3月17日
ハリウッド映画とかだとOPの時点で監督脚本主演は出ますよね。エロゲは割とアニメよりの風土もあってかライターと原画/キャラクターデザインは制作発表と同時に表記されるのですが、エンドロールまでわからないサブライターがクセモノだったりします
ねなし@仕事募集中 @a_ne74 2013年3月17日
ソーシャルゲームだとキャラデザインは外注イラストレーターのアイデアによるところが大きいけど、ゲーム中に名前のクレジットが無いことも多い。それどころか、自分の仕事実績としてゲーム名の公開も駄目というものも。
Y @MC680X0 2013年3月17日
海外の大作物だと長大なスタッフロールがでるけど、あれをマニュアルに載せたらマニュアルが分厚くなってケースに入らないだろうなあ、と思ったり。
R・こばやし/dion軍 @R_Kobayashi 2013年3月17日
昔のアーケードゲームでそもそも入れてなかった時代があって(入れる余地がなかったとも)その流れと技術者の囲い込みと、制作スタッフではなく販売メーカーのブランド性にしたかったってのが大きいかと。ネームエントリーにデフォで入ってる名前がスタッフだったとか敵キャラ名がスタッフ名だったという牧歌的なものもありましたな。
サマンサ @dan564 2013年3月17日
アニメでも外注回はスタッフでなかったりするけどね。でもそれはそれでエンディングで流す以上「あの外注はチカラがある」という評価にはなるしその外注の作品に期待することにはなる。見る機会がないのとは雲泥の差だわな
FX-702P @fx702p 2013年3月17日
ゲーム開始直後にエンディングとスタッフロールが見れる。そう、メタルマックスならね(ぉ #metalmax
HeppokoEther @HeppokoEther 2013年3月18日
ゲームのスタッフロールって「映画のそれを演出として真似すること」が目的なんじゃ無いの?もし本当にスタッフ名をアピールしたいのなら元々スクロールさせる必要もないし。
つっきー @t5a_tsuky 2013年3月18日
下請け的には、自分のキャリアは仕事相手に直接伝えれば良いので、コンテンツに載せる必要は無い気がする。
ピコメン @picopicomen 2013年3月18日
アメリカ映画でスタッフロールが流れるのは労働組合との契約でスタッフロールに全ての関係者をのせる義務があるからですよね。私はスタッフロールの類は制作者側の自己満足だと思っているので映画でもゲームでもスタッフロールはいらないと思ってます。同じ事をゲームでもやりたいのなら、まず、日本国内にゲーム関係者の労働組合を作って法的に制作者を守るのが先では。
uNagi @unagix 2013年3月18日
ネトゲである FF11 にもいつでも見られるスタッフロール画面あるんですけど。これが”今居る人”リストになってるっぽいのがちょっと気になってる。関わった人累積で全部出してほしい気がする。
E M A N O N @E_M_A_N_O_N 2013年3月18日
自分は海外のゲームサイトにはK社の社員(しかもプログラマ)として登録されてるらしいので…あれも複雑な感じですわ(-_-)y-~
新世界うずら™️ @vitalsine 2013年3月18日
海外ゲームのスタッフリストが詳細なのは転職の材料にするためだから。あちらは転職にネガティブな印象ないけど、そのぶんトンデモな野良も多くて信頼性の担保が必要なので紹介状代わりです。
HeppokoEther @HeppokoEther 2013年3月18日
そもそも、スタッフリストなんてwebページで公開すれば作品内に埋め込む必要すらないよね・・・
kuni / 渡辺訓章 @k_u 2013年3月18日
SCE製ゲームのマニュアルにスタッフリストが載っているのは、丸山茂雄氏をはじめとするSMEの人達が持ってきた音楽系文化の影響…という話を聞いたことがあるのですが、今となっては出典不明。真偽の程も。
ピコメン @picopicomen 2013年3月19日
k_u 丸山さんと区多良木さんがニコ生に出演された時に、その辺の話をされていましたよ。
岩崎啓眞@スマホゲーム屋さん @snapwith 2013年3月20日
海外ゲームではスタッフロールは必ずOpから見られるかというと、そういうわけではないし、日本ではスタッフの引き抜きを警戒した、というのも伝説。日本でスタッフロールが最後に入るようになった決定的な理由は、僕は間違いなくドラクエだと思っている(続
岩崎啓眞@スマホゲーム屋さん @snapwith 2013年3月20日
ファミコン時代にはプレイタイムはRPGでもたいてい20~30時間程度だったわけで、スタッフロールが一番最後もそう合理性のない判断ではなかったと思う。プレイタイムが伸びる、さらにはスタッフロールを出しにくいゲームスタイルが増えるなどの理由があって、海外ではスタッフロールは最初が増えたってのが真相でしょう。ちなみに今でもスタッフロールが最後の海外ゲームもありますよ。
🍛📷 @LivingRust 2013年3月20日
私は業界長い方ではありませんが、人材流出を防ぐためとか一度も聞いたことなかったです。
岩崎啓眞@スマホゲーム屋さん @snapwith 2013年3月21日
人材流出については、ごく短い期間ですがそういう意味があった、ってことは聞きました。ただ、それはスタッフロールをなくすとか、後ろに持って行くではなく、ペンネームを強制する形です。
満福神社@幻想万華鏡12話DVDショップ委託中 @manpuku_jinja 2013年3月21日
アニメとゲームのスタッフロールに違いがあるのは、アニメのスタッフは基本的に一人一人がフリーランスで、ゲームのスタッフは基本的にゲーム会社の社員だからじゃないでしょうか。たとえばアニメでもCGスタッフの名前が出ないのは、彼らがフリーランスではなくCGスタジオの社員だからですよね。フリーランスはスタッフロールに名前を乗せて自分の実績を明示していく必要がありますが、社員はその必要がない。(転職や独立を考える人以外)
Piichan @piichan 2013年3月21日
スタッフリストを検証することは業界の動向をしるうえで大事だとおもうのだが、ゲームマスコミはどれだけ重視しているのだろうか。
ふぁむ氏 @phantom0730 2013年3月21日
スタッフの重要性で言うと、最近プレイした中ではスカルガールズのタイトルに「クレジット」項目があったな。クラウドファンディングの特典として「希望する制作スタッフと1時間スカイプ通話する権利」があったり。スタッフ軽視するのって、外注に作らせるからクリエイターとしての自覚が無いんじゃないの?
drredfusion @drredfusion 2013年3月21日
スタッフロールの表記のスタイルはその会社の文化だったりするので、一概にこうとは言えないと思うのだけどねぇ。 スタッフロールが偽名なところだってあるだろうし、マニュアルとゲーム中のスタッフ表示はあるけど、内容が違うとかね
kawonasi @kawonasi4989 2013年3月21日
パンツァーフロント(PS)はメニューにスタッフリストがあったような。
永田雅之@熱海 @masa_21 2013年3月23日
色々な感想を集めて、まとめを更新しました。
卯組のひと @ugumi 2013年3月23日
ゲームでも作家性が注目される時期があって価格や発売日とともにDやPを載せる雑誌もでていた。でもその流れは主流にはならなかったんだよね。多くのユーザーというかマーケットがそれを重視しなかったジャンルなのかも
船沢荘一(やっぱ酔うしかないよね🍺) @Funaschon 2013年3月23日
ども。当所(私の事務所「イフリート」)で企画したプロダクト(萬画・ゲーム・アニメなど)は「関わったすべてのスタッフ・企業・団体の名前を公開する」ことを信条にしている私が通りますよ。( ̄ー ̄) 当然ながら私としても関係者一同が誇りに思えるような企画や原作を作りたいし、何より当所を卒業したスタッフが行く先々でそのキャリアを自慢してくれたらこちらとしても誇りや励みになります。で、そのついでに当所とそのプロダクトの宣伝にもなるという(苦笑)。
きゃっつ(Kats)⊿2/23乃木坂7BDL京セラドーム @grayengineer 2013年3月23日
実際にゲームメーカーで仕事したことがあるけど、スタッフリストを出すとライバル企業から引き抜きされる、という理由で、架空の名前とかペンネーム的なものしか表示しない、という方針のところもあった。
きゃっつ(Kats)⊿2/23乃木坂7BDL京セラドーム @grayengineer 2013年3月23日
HeppokoEther 映画を意識した演出が多いから、かなとは思うんですよね
NO NAME @ytkumasan 2014年9月17日
名前を載せられない理由としては2つ上げられると思う。ひとつはトーセのように完全に黒子に徹するような会社が開発に関わっていて、機密保持の理由からスタッフ名の公開を留保しなければならないから。もうひとつは(主に90年代なかばからだが)ボイス付きだと声優からネタバレに繋がることがあるので、クリアしていないと配役を公にできない場合があるから。
佐渡災炎 @sadscient 2017年10月24日
遊技機系だと、ライバル企業に引き抜かれるよりも、ヤクザにさらわれて違法ROMを作らされる方を警戒して名前を出さないっつーのもあったな。
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