ムツウラ第10話「国王のスピーチ」について

国際海洋サミットに出席しなければならなくなった某国の王女護送任務に付くムツウラ、しかしその王女は実はとんでもないやんちゃ姫で、しかも王女を狙う反王党派が海賊潜水艦を繰り出してきた回のことを思い出していた#ムツウラ

2013-03-19 23:48:06

「王国」はどうも英国がモデルの元海洋帝国なんだけど、第4次世界大戦で甚大な被害を受けて国内も一枚岩ではない。しかしそれをまとめるために「王国」が国際海洋サミットで存在感を見せつけなければならない。その大任を任されたのはまだ15歳のクローエ王女殿下。 #ムツウラ

2013-03-19 23:50:36

現場猫教授 @Dr_crowfake

偉大な「女王」の孫として病弱な父に代わりサミットに参加する健気な娘と聞いていたら飛んだじゃじゃ馬で、客室ぐらしは退屈と保安部員の目を盗んではムツウラ内部を探検したり、それを叱られても「もっと貴賓らしく扱いなさい！」と逆に説教するありさまで、シャオ部長も艦長も困惑。 #ムツウラ

2013-03-19 23:52:56

現場猫教授 @Dr_crowfake

勢いと位押しと言いくるめで艦橋に貴賓席をゲットし得意満面のクローエ王女に対し、クルーはそろってげんなり。しかしそこでムツウラに迫る複数の艦影。「王国」の海上覇権国家としての再生をよしとしない反体制派の海賊潜水艦だった。数に物を云わせた攻撃によりピンチに陥るムツウラ。 #ムツウラ

2013-03-19 23:55:39

現場猫教授 @Dr_crowfake

しかし海賊潜水艦たちも、もとはといえば「王国」海軍に属していた王属軍艦。ならばダメもとで説得してみようと、艦橋にいたクローエ王女が水中マイクを使って海賊たちを説得する。そのスピーチ内容があまりにも堂々としていたので海賊の一部が離反し危地を逃れるムツウラ。 #ムツウラ

2013-03-19 23:57:33

現場猫教授 @Dr_crowfake

というのが、第10話のボツ脚本（ボツ脚本の話をしてたのかよ）　本放送版では、オーシャン・リバティが明確に黒幕として出てくること、あとクローエ王女が「内気でどもり性の第1王子（もちろんおじさん）」に変更され、最初から貴賓として艦橋に招かれてることが大きな変更点。 #ムツウラ

2013-03-20 00:00:03

現場猫教授 @Dr_crowfake

貴賓として最大級のもてなしをされているにもかかわらずなにか不安そうで、艦長が相談に乗ってやると「わ、わたしはどもり性だから、うまくスピーチできるかわからないんだ」と告白。それを聞いて「それで務まりますか？」と質問すると「それでも云わねばならないことがある！」とキレる #ムツウラ

2013-03-20 00:02:02

現場猫教授 @Dr_crowfake

で、ムツウラのカウンセラーにどもり性の治療を受けて、オーシャン・リバティの海賊潜水艦が攻めてきた時に「私が携えてきたメッセージ、海に自由と平和を齎すそれは、彼らにこそまっさきに伝えられなければならないんだ」と一世一代のスピーチをするというですね……。 #ムツウラ

2013-03-20 00:04:16

現場猫教授 @Dr_crowfake

ムツウラ第10話「国王のスピーチ」（ボツタイトル案「英国王のスピーチ」）についてちょっと書き起こしておきたい気もする。 #ムツウラ

2013-03-20 01:42:04

現場猫教授 @Dr_crowfake

「諸君らは、今は海賊となり、日々の糧を得るために無辜の人々を攻撃している。それは罪深いが、同時に、やむを得なきことでもある。そのような窮地に諸君らを追いやったことに関し、我が王室は、そして私は責任を負う」

2013-03-20 01:43:39

現場猫教授 @Dr_crowfake

「しかしながら、聞いて欲しいのだ。対立と分断の時代は終わり、人々は再び自由と平和を得ようとしている。それはまだふけば飛ぶような双葉にすぎないが、それでもなお、そこに生まれ出ずる力を持っている。そしてそれに、多くの希望をたくしている人々がいる。かく言う私も同じだ」

2013-03-20 01:45:45

現場猫教授 @Dr_crowfake

「諸君らよ、私を未だ王として認めてくれるなら、諸君らよ、聞いてほしい。ここにある双葉こそ、やがて世界を覆う大樹となり、人々を安寧の木陰に覆うことを信じてほしい。私を信じなくてもいい。だが、私が語る言葉を信じる者たちの心を、気持ちを信じて欲しいのだ」

2013-03-20 01:50:01

現場猫教授 @Dr_crowfake

最初は第1王子なんですけど、ムツウラに誤送されている途中で「国王が急死した！」ってVLF通信が入って動揺しまくった第1王子が自動的に国王昇格するんですね。そしてその混乱を突くようにオーシャン・リバティの海賊潜水艦が迫り来る。その中にはかつての王属軍艦も存在していたという状況。

2013-03-20 01:53:05

現場猫教授 @Dr_crowfake

その中で、生来の内気さとどもり性を克服した新国王が、迫り来る海賊に対して「海の自由と安全が齎す希望」を語る名演説シーンでした。それを聞いて海賊側でも「国王陛下バンザイ！」と歓喜の声が上がり、形勢逆転するという。 #ムツウラ

2013-03-20 01:54:39