@makoto_maruさんによる「宇宙から地球を考える」阪本成一先生講演レポ

2010年9月4日 国連大学「Friends of UNU」公開フォーラム
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まこと。 @mako_maru

私は現在国際連合大学で阪本成一先生の講演をスタンバっております。録音、撮影、ネット公開許可を得て、ネット回線も良好とまさに理想的な環境となっております。13:30の開始まで今しばらくお待ちください。

2010-09-04 13:25:18
まこと。 @mako_maru

「宇宙から地球を考える」 ということで、はやぶさの話とは少し色の違う話となっております。 2時間の話なのにスライド枚数が148枚!! 突っ込んだところ、一応2時間ということなので、講演は120枚に抑えていますと・・・いやいやいやwww

2010-09-04 13:26:41
まこと。 @mako_maru

人はかなり少なめ。両手で数えられるかどうかくらい。子供さんが入ってきて、あわてて先生が子供用にアップをはじめましたw。 相手の顔を見ながら色々と変えているそうです。 お疲れ様です。

2010-09-04 13:27:37
まこと。 @mako_maru

会場内、10人~20人といった模様です。そろそろはじまります。

2010-09-04 13:30:07
まこと。 @mako_maru

はじまりました。国連大学の説明、催し物全体の説明

2010-09-04 13:30:58
まこと。 @mako_maru

阪本先生。 JAXAの説明。 私は天文学者なので普段は宇宙の話をしているが、今日は国連大学なので地球から宇宙をみようというお題をいただいた。なので今日は専門ではないが、地球のお話。内容は3つ

2010-09-04 13:32:13
まこと。 @mako_maru

1つは地球を見つめる宇宙の目ということで、地球観測の話。2つめ地球という奇跡を知るということで、地球から少し離れて地球という環境を考えるというもの、3つめは地球を脱出するひつようはあるのかという話。

2010-09-04 13:33:11
まこと。 @mako_maru

1つめは地球観測衛星。この間実は私はTVを出ていて、子供にそらと宇宙の境目を聞かれて困った。じつは厳密ではない。上空100kmを境にして空気が薄くなるので、原理的にそこを境にしている。宇宙にはほとんど空気がない。地球の広い範囲を見渡すことができる。

2010-09-04 13:34:05
まこと。 @mako_maru

ISSでは無重力空間が実現できている。通信を考えても、宇宙にいれば地震などの大きな災害でこわれることがない。これらはいいこと。でも、いいことばかりじゃないよね。打ち上げにお金はかかるし、過酷な環境なので寿命も短い。

2010-09-04 13:35:19
まこと。 @mako_maru

そういった宇宙の役割を利用しながら、暮らしに役立つ仕事をしている。人工衛星には種類がある。相模原で行っているのは、天文衛星だとか、このあいだ地球にもどってきた、はやぶさのような太陽系を旅するような探査機、だいちと呼ばれる地球を観測する人工衛星、宇宙にアンテナを打ち上げる通信衛星

2010-09-04 13:36:19
まこと。 @mako_maru

(ちょっと中断してました。)宇宙にいれば、世界中の色々なことを監視することもできます。 日本人にとって一番なじみがあるのはひまわりだとおもいます。人工衛星の映像ときいてももうびっくりしない。ひまわりには3つのセンサー。 スライドには朝9時の可視光、赤外線画像

2010-09-04 13:38:04
まこと。 @mako_maru

水蒸気の出す赤外線を取ることによって、雲にならないような水もみることができる。これによって、地球全体の風の動きをとらえることができる。

2010-09-04 13:39:05
まこと。 @mako_maru

ここからはJAXAの地球観測用の人工衛星。スライドには陸域観測のだいち。この人工衛星は高さ700kmのところをぐるぐる回りながら、地球の観測をしています。1つは光のセンサー、これはカメラというよりスキャナのようなもの。これを3つもっていて、違う角度でぼこぼこを観測できる。

2010-09-04 13:40:01
まこと。 @mako_maru

光だと夜中や雲の下だとわからない。なので大きなレーダーをもっている。レーダーを地面に打って反射を観測することで、地上の様子を観測している。じゃあレーダーだけでいいんじゃないの?でもレーダーだけだとどうしても細かい観測はできない。

2010-09-04 13:40:55
まこと。 @mako_maru

こんな観測をしていると、いつもは同じ観測ができる。でも、たまに違う映像がくることもある。例えば地震。地震がおきると、地面がずれたりする。地震の前後で地面の形がどうちがうのか図ることで、被害をはかることもできる。

2010-09-04 13:41:48
まこと。 @mako_maru

画面にはチリ地震の画像。こうした観測を続けることで、地震の被害、プレートの動きを調べることができる。 

2010-09-04 13:42:28
まこと。 @mako_maru

地震とは違うが、噴火なんていうものもある。今年にはアイスランドで火山が非常に被害を及ぼした。ヨーロッパから飛行機が飛べなくなってしまった。それも上空から火山灰の様子を調べることによって、そろそろ飛んでいいのか、まだ危ないのか探ることができる。

2010-09-04 13:43:22
まこと。 @mako_maru

フィリピンの写真。このときも、地形の様子を定期的に探ることによって、大きな地形の変化をみることができる。まさに火山から溶岩が噴出した、山の一部分を埋めてしまったということ。

2010-09-04 13:44:06
まこと。 @mako_maru

影響の範囲を知るという意味でも、上空からの観測はとても大切。上空からの観測には飛行機を飛ばすことができる。でも、それでは起きる前がどうだったかわからない。人工衛星の観測は無駄に見えるかもしれないけど、それによって変化を漏らさずとらえることができる。

2010-09-04 13:45:02
まこと。 @mako_maru

火が噴いたと思ったら、雨も降ります。 パキスタンの洪水。 人口の10%の人が被害。亡くなったかも1500人に達するといわれている。例えば、被害地域のごく一部を拡大すると、スケールが50kmという非常に広い範囲に被害が及んだということがわかります。

2010-09-04 13:46:19
まこと。 @mako_maru

パキスタンの人たちというのは大変大きな被害を受けてしまった。どの人が、どれだけの被害を受けたのかというのを知るのに地上に人を派遣するのは非常に手間。でも人工衛星ならそれがすぐにわかる。

2010-09-04 13:47:02
まこと。 @mako_maru

森林火災、ネパール。 これも前後を比較すると、噴煙があがっているのがわかる。他のところを観測すると、緑が失われているのがわかる。

2010-09-04 13:47:44
まこと。 @mako_maru

沈む島、後退する氷河。スライドを使って説明。私はちょっと休憩しています。質疑応答の代行やりたいと思いますので、 @mako_maruに飛ばしてください。@makoto_maruじゃだめよん。

2010-09-04 13:48:57
まこと。 @mako_maru

再開。アマゾンの森林伐採。ここでは木を切り開いて牛などを飼うというために、違法に森林が伐採されつづけている。 ある前後を比較すると、非常に広い面積が失われてきたのがわかってきた。私たちとしては地球のため、人のためによくないとおもった。だけど、直接取り締まることはできない。

2010-09-04 13:50:21
まこと。 @mako_maru

なので、ブラジル政府と協力して、ブラジル政府にデータを使っていただいて、まさに違法伐採の現場で伐採に歯止めをかけている。

2010-09-04 13:50:47
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