センスでつかむしかなかった段落関係図を、論理で解く

最新刊 『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集【2】』福嶋隆史著(大和出版)(3/22発売) http://ow.ly/iOvsq の目玉を一部紹介。 2015/6/15記載>読売新聞6/13夕刊掲載の記事「中学入試国語」の解説内の一部が私の自著に酷似している点についても付記しました。
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福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

そうこうするうちに発売日間近だな。最新刊 『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集【2】』福嶋隆史著(大和出版)(3/22発売) http://t.co/C5j7OCLnnJ

2013-03-21 00:19:19
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

たどる力および総合問題についての「目玉」連ツイやりますよ。

2013-03-21 00:20:36
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

たどる力の〈目玉〉――「むすんでたどる力」92~95ページ 第一弾の問題集では、「ア、だからイ、だからウ」といった一直線の因果関係しか提示しませんでした。しかし今回は、もうワンランク上の考え方を提示しています。それが、「むすんでたどる力」です。

2013-03-21 00:21:08
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

一つの結論に対し二つの根拠が必須となる場合、これを一直線の図式(および文)で整理しようとすると、ア・イ・ウの各パーツがやや複雑になる傾向がありました。これを、より単純化して提示したのが、今回の「むすんでたどる力」です。

2013-03-21 00:21:29
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

これが加わったことにより、複雑な因果関係を単純化するための技能がより深まることは、確実です。

2013-03-21 00:21:58
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

総合問題の〈目玉〉――「段落関係図」104~107ページ 多くの子が苦手とする、段落関係図の問題。「関係の整理力」が論理的思考力である以上、これを乗り越えさせてあげるのも「ふくしま式」の役目です。

2013-03-21 00:22:22
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

段落関係図の「謎」とも言える、線の意味(縦線がどんな関係を意味し、横線がどんな関係を意味するのか)を分類・整理し、明示しました。

2013-03-21 00:22:38
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

これは、おそらくどんな問題集にも載っておらず、どんな塾でも教えていないのではないかと思います。まさに目玉、画期的な内容です。今すぐ、チェックしてみてください。

2013-03-21 00:22:47
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

段落関係図というのは、   ①   |  ――― |   | ②   ③  ―――   |    ④ みたいな感じの、あれです。そう。あれです。 これ、縦線や横線がそれぞれどんな「関係」を意味しているのか、考えたこと、ありますか?

2013-03-21 00:25:29
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

今回の問題集では、そこを明らかにし、練習問題まで入れました。全国の国語教師必見でしょうね。

2013-03-21 00:26:51
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

段落関係図を読み取れない子たちに対し、「なんでこれが分からないんだ」と責め寄るしかなかった先生方。これからは、笑顔で教えることができますよ。

2013-03-21 00:29:32
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

関係図なわけですからね。なにしろ。大別して、同等関係、対比関係、因果関係、そして並列関係、補足関係。このどれかなんです。

2013-03-21 00:30:31
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

これまでの段落関係図は、直感的な把握ばかりを要求してきた。要するに「センス」。それじゃいけない。国語は論理。真似できる技術でないといけない。その意味で、段落関係図の謎を解き明かした価値は大きい。

2013-03-21 00:32:05
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

さっきの図のツイートは、本家twitterでの閲覧推奨です。

2013-03-21 00:33:57

以下、2015/6/13~15に記載

◆読売新聞2015/6/13夕刊の記事の一部が、私の本の内容と酷似している。◆

読売新聞2015/6/13夕刊:読売新聞で学ぶ「中学受験国語」テーマ 問題文の読み方2(小泉浩明氏による)の記事の最上段より引用(以下――の間)
――それからもう一つ。文章の構造をはっきりつかむためには、文章内の段落の関係を図にしてとらえることも重要です。こうした図は「構造図」と呼ばれていますが、図にする場合はここでは、段落1と段落2が「同等関係」「因果関係」「補足関係」などの時は、図Aのように上下に結びます。また、段落1と段落2が「対比関係」「並列関係」の時は、図Bのように左右に結びます。――
(図A……下記自著の図Aとまったく同一)
(図B……下記自著の図Bとまったく同一)

福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

複雑な段落関係図の基本パーツ(横線・縦線)を、関係性をもとにして明確に2つに分類するというのは、おそらく私の本が日本初。

2015-06-14 00:27:39
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

記事では、「同等関係、因果関係、補足関係」「対比関係、並列関係」という語順までも一致している。

2015-06-14 00:56:44

クレームつけるほどのことでもないかとも思ったが、どうも釈然としないので、読売新聞のサイトから意見を送った。

福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

著作権法では「方法そのもの」「考え方そのもの」は保護されない。同業者間で「方法そのもの」が似るのは、当たり前のこと。問題は、その方法を組み立てたり順序立てたりしたときの「表現」に創作性が認められるかどうか。今回の一件では、それはおそらく難しい。

2015-06-14 02:10:55
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

だから、もっと手を加えて真似してくれればよかったんだがね。

2015-06-14 02:12:29
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

まあ小泉さん、もし万一このツイートを見ていたら、安心してください。訴えるなどということはしませんから。私も、小泉さんの本で学んだこともありますから。

2015-06-14 02:14:37