発達障害者と就労について
今日は、発達障害者と就労についてです。但し、知的発達の問題がない自閉圏や、グレーゾーンの方で一般就労を目指していることを前提にしたいと思います。広く考えすぎると、話がまとまらなくなるので。僕が支援者として、当事者としての経験を述べたいと思っています。
2013-03-21 19:55:41まずは僕の話から。僕は発達障害者と支援する仕事をしていました。その職場で不適応を起こして、只今休職中です。職場の上司からは転職を勧められています。まぁ離婚騒動もありますし、仕方ないとようやく受け入れてきているところです。
2013-03-21 19:57:33発達障害者の一般就労について、大切な事は自己の適正を見極めることだと支援者から言われます。自分にとって何が得意か、何が苦手でどのように人に言えば理解を得られるかという視点がないと就労したときにとても困ることは多いとも言われています。
2013-03-21 20:01:50このような事は社会に入るためには必要なことで、できなければ自己責任ということになります。しかしながら、僕はこれには反対です。アスペルガー症候群などの自閉圏の方は、想像力の障害があり、自己の評価がうまくできないことが多いです。
2013-03-21 20:04:20障害の部分で支援をしにくいところを当事者の自己責任にしておいて、何が支援だと感じることがあります。ある障害者職業センターの職員の方が、当事者が好きなことよりも何ができるかが大切といわれました。確かに職業適性を見極めるのは必要ですが、知らしめるのは反対です。
2013-03-21 20:06:31雇用主の方が上位に君臨するのは理屈としては分かります。当事者自身も自己の適正を見極める努力の必要はあります。現在では、障害者就業・生活支援センターや障害者職業センター等が、最前線で取り組みをしているところでもありますが、興味がある方は問い合わせてみればよいかもしれません。
2013-03-21 20:09:53働く上で、僕が特に大切だなと思うことは、自分にとってのキーパーソンは誰かということです。特に障害の診断を伝えているかいないかは別として、仕事抜きで支えあえる人がいるかどうかだと思っています。僕は、仕事をする上で過集中したり空気が読めないことがあります。
2013-03-21 20:13:34また信頼できる人がいる場合には、自分の行動が職場のルールに合っているか合っていないか的確にフィードバックしてもらえるようにお願いしてもよいかもしれません。本でも自己チェックリストが出ていますが、自己チェックリストは自分が気づく範囲のものですので穴が多くあります。
2013-03-21 20:22:13的確なフィードバックを受けるには、それなりに許容される職場環境でないと難しいかもしれませんが。あとは僕も失敗したことで、一番気をつけなければいけないのが、発達障害の特性として能力間の偏りにより、一般的にできて当たり前のことができなかったりします。そこで、人に助けられるために、
2013-03-21 20:27:37人のせいにしないこと、言い訳をしないこと、常に低姿勢でいること、すぐに怒らないことなど、謙虚な姿勢が大切だったと思っています。なんでこんなにできないのかと後ろ指を差されることも覚悟しておきましょう。失敗は誰でもすることですが、発達障害の人は失敗が頻繁ですので。
2013-03-21 20:29:34後は失敗したと思った時ほど、上司や周りの人に相談することが大切ですね。周りの人も頼られることは嫌ではないと人が多いです。中には意地悪な人がいるので、それは放っておきましょう。無理はよくないです。
2013-03-21 20:31:55最後に、日々の困りごとはメモしておいて、医師やカウンセラーに対応を聞いてみるのもよいかもしれません。体調が悪くなったときには休みましょう。無理は禁物です。無理は数年しか持ちません。そして長く続ければ続けるほど、精神の歪みが二次障害となって出てきます。
2013-03-21 20:34:06辛いと思ったら叫べばいいのです。相談できる人をたくさん作って愚痴っていればいいのです。全ては、自分が生きるためによりよい人生だと思えるように生きるために働くのです。また僕も働けるようになればいいなと思っています。
2013-03-21 20:36:13今日は、触りの部分しか話しませんでした。まだまだ書きたいことはたくさんあります。少しずつですが小出しにしていきたいと思っています。 あなたの就労の考えはどうですか?色々と考えていただければと思っています。
2013-03-21 20:38:00