みえボラ これからについて(個人的想い)

2013年度に入るにあたって、みえ災害ボランティア支援センター長である私が個人的想いを呟いてみました。
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山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

東日本大震災からの復旧・復興に息長く寄り添う為、多くの方の支えによって立ち上げた「みえ災害ボランティア支援センター」も、いよいよ活動終了に向けたカウントダウンを始めました。 というと「この年度末(3月)まで?」と誤解されそうなので先に書いておくと、来年度も活動します!!

2013-03-22 09:33:00
山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

東北(支援センターが入っている山田町)は未だ、まさに「災害の渦中」であり続けています。そのことは間違いありません。 でも一方で、復旧・復興の歩みもきちんと進んでいます。そのことは、3/17に開催したシンポジウムでも話が出ていました。 被災地はきちんと「変化」しています。

2013-03-22 09:37:48
山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

私たち「よそ者」は、その「変化」をきちんと捉え、それに歩調を合わせて活動を変化させてきたつもりです。 2011年4月当初は災害ボラセンの運営支援、そして、5月後半からは現場でのがれき撤去等。 夏前から引っ越し手伝いや保育園での読み聞かせ。 2012年からは、サロン活動の提供。。。

2013-03-22 09:40:21
山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

そして、2013年は、サロン活動を継続させつつ、そのサロン活動の運営主体を「よそ者(ボランティア)」から「当事者(地元の方)」に引き継いで行けるような心がけ・声かけ・仕掛けをしていきたいと考えています。 そして、2013年の9月を目処に、ボラパックを終了させようと計画しています。

2013-03-22 09:43:01
山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

なぜ、2013年9月なのか? それは、山田町において被災された方が避難所から仮設住宅に移り終えた2011年8月末から丁度2年であり、仮設住宅のご近所さん同士や、仮設に移った方と自宅に被害が無かった方々の間の関係、つまりとりあえずのコミュニティ構築が一段落したと思われるからです。

2013-03-22 09:46:54
山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

コミュニティつくり、という点で実は将来もう一度大きな山場が来ます。 それは、仮設住宅から復興住宅への引っ越しがなされ、仮設住宅が解散される時。 この時、再度コミュニティはバラバラになり作り直しが必要になります。 ただ、問題はこの山場はみんな一律じゃ無く、徐々に起こる、ということ。

2013-03-22 10:07:48
山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

ある時期に集中して変化が起こるなら「よそ者」支援も力を発揮するでしょうが、その変化が徐々に長い期間かけて起こると予想できるため、次のコミュニティ再生の取組に対して「よそ者」ができる事は限られるでしょう。 よって、「現地に行って共に」というボラパック事業は終息しようと考えました。

2013-03-22 10:12:45
山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

徐々に変化が起こるなら、支援の担い手は地元に見いだす方が良いでしょう。 なので、単に「終わり」とするのでは無く、残り半年かけて「地元の担い手への引き継ぎ」をイメージしながらしっかり継続していきたいと思っています。 たいへん難しいですが、チャレンジし甲斐のある事業だと思っています。

2013-03-22 10:16:12
山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

そして「支援センター」という枠組みを解散した後も、三重と東北(山田)の「人と人」のつながりを残していくために何ができるか、考えていきたいと思っています。 一方、三重県内に避難している方々への寄り添いは、まさに「地元」での活動なので、より具体的に継続していく手法を考えたいですね。

2013-03-22 10:18:39
山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

どんな枠組みが可能なのか? その為の「ひと・もの・金・情報(ネットワーク)」をどうつなぎ、集めるか? 避難した人もしなかった人も、帰りたい人も帰りたくない人も、それぞれが自己の選択が受け容れられ、寄り添ってもらえる形を模索していきたいと思っています。

2013-03-22 10:21:43