ただいまー。 /via @siva_yuri お帰りなさい。 今日は何の話をされますか? リクエストがあります。戦国時代の甲冑はけっこう重量があると思うのですが、本当にあれを着て切り結ぶことができるのでしょうか?
2010-02-02 20:12:24まず。鎧というと、防具の一部位でしかないので、具足、なかでも当世具足という、用語で、ご説明します。戦国時代での当世の鎧一式を、そう呼びます。
2010-02-02 20:33:37重さはおおよそ25kgで、前時代とほぼ同重量ですが、防御力はかなり改善していました。が、銃器の集団運用に伴い、鎧そのものは胸を中心とした胸甲だけをふくむ、部分的装備になり、最終的には廃れていく方向でした。戦国時代が今少し長ければ、兜だけになってたでしょう。
2010-02-02 20:37:32さて。そんな方向の中での鎧で白兵戦での運用が出来るか、という質問について、ですが。 答えから言うと、そういう運用は想定してません。
2010-02-02 20:43:26そも、当時の鎧は階級が上ほど、整うものでした。これは、完全装備鎧でも馬を使う前提なら運用をしえる、という事情がメインではありましたが、階級が上であるほど、狙われる、という事情もありました。
2010-02-02 20:46:32確かに古い具足は矢や刀から守る形ですが、兜のみでは軽装すぎませんか? 兜は旗印てき存在で残るということですか? 何となく鉄板を多様した重装甲化していきそうな気がします。
2010-02-02 20:46:35狙撃について言えばほとんど気にしないで言い時代ではありましたが、あそこだ、狙えというのは、よくありましたし。指揮官脱落で崩れるのは、当時では良くある話でしたので、必然として重装備になるという、事情がありました。
2010-02-02 20:47:40そして、そういう状況下で、指揮官を最前線に配置して白兵をしかけるというのは、ほぼありませんでした。そう言うのは例外をのぞき、足軽とそれを束ねる、足軽大将の仕事でした。 そしてこれらの装備は、完全装備ではありません
2010-02-02 20:53:18さて。そんな方向の中での鎧で白兵戦での運用が出来るか、という質問について、ですが。 答えから言うと、そういう運用は想定してません。 /via @siva_yuri 投石や遠間からの矢の打ち合い、鎗の叩き合いがメインだったからですか?
2010-02-02 20:54:06当時の指揮は無線がない関係で指揮官はなるべく前線にでなければならない時代ではありましたが、最前線、というほどでもなかったわけです。ですので、それらにあわせた当世具足は、白兵運用を想定してません。
2010-02-02 20:55:46もし、指揮が低い部隊(浪人の寄せ集め)などで、かつ、火力の優越などとうてい得られない、つまり真田幸村のようなケースでは前線指揮が必要でしたが、(続く)
2010-02-02 20:59:48この場合、奇襲+機動力+長槍での攻め方、つまりバヨヨット以前の十七世紀のヨーロッパ槍兵のような使い方で、鎧は機動力を殺さない範囲、だったと思われます。
2010-02-02 20:59:53この場合、奇襲+機動力+長槍での攻め方、つまりバヨヨット以前の十七世紀のヨーロッパ槍兵のような使い方で、鎧は機動力を殺さない範囲、だったと思われます。 /via @siva_yuri 死傷率が高かったというでさか? 雑兵はすぐに逃げてあまりしんでなかったというイメージがあります。
2010-02-02 21:04:44ですのでまあ、すごい筋力、あるいは火事場のバカ力があれば、白兵はできなくもない。くらいで、そういうのは、戦国時代通じて相当生起することはなかったと思います。以上 説明終わり。
2010-02-02 21:06:48ですのでまあ、すごい筋力、あるいは火事場のバカ力があれば、白兵はできなくもない。くらいで、そういうのは、戦国時代通じて相当生起することはなかったと思います。以上 説明終わり。 /via @siva_yuri ありがとうございました。
2010-02-02 21:09:52@manasui 死傷率は装備できまるものでも、兵科でも決まる物でもないんですよ。死傷率は投入された局面ともマッチングできまります。安全な場所におけば、死傷率は常に0です。
2010-02-02 21:13:18@manasui 死傷率は装備できまるものでも、兵科でも決まる物でもないんですよ。死傷率は投入された局面ともマッチングできまります。安全な場所におけば、死傷率は常に0です。
2010-02-02 21:13:18@manasui そして防衛戦争の場合や、常備兵(下級武士)として扱われる処では、逃げる率はかなり下がりますし、逃げそうなら、人質をとるなり督戦部隊(後ろで銃を持つ段列がある)で、対応出来る程度の問題でした。 士気の低さになんの手も打たない時代ではありませんよ。
2010-02-02 21:15:10@manasui そして防衛戦争の場合や、常備兵(下級武士)として扱われる処では、逃げる率はかなり下がりますし、逃げそうなら、人質をとるなり督戦部隊(後ろで銃を持つ段列がある)で、対応出来る程度の問題でした。 士気の低さになんの手も打たない時代ではありませんよ。
2010-02-02 21:15:10