オープンソース時代の「ものづくり」 - 著作権と作者への報酬

オンラインセミナーの掲示板の書き込みで、お返事をしていない質問-2 :katanaさん 質問:オープンソースになった時、著作権のようなものがなくなった時、ツクリテや発信者はどうやって食べていけばいいのでしょうか。 #jwdaws
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JWDA情報デザインワークショップ @jwda_infodesign

オンラインセミナーの掲示板の書き込みで、お返事をしていない質問-2 :katanaさん 質問:オープンソースになった時、著作権のようなものがなくなった時、ツクリテや発信者はどうやって食べていけばいいのでしょうか。 #jwdaws

2010-02-03 13:14:45
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田中浩也先生の答え(分割-1) まずはじめに、「著作権」というか、「どのようにして著作者の創造力を社会的に位置づけるか」という問題は、クリエイティブ・コモンズで議論されており、IT社会に相応しい、新たな制度(共通認識)が作られつつあります。 #jwdaws

2010-02-03 13:15:53
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田中浩也先生の答え(分割-2) 従来は、「著作権の完全なる保持(コピーライト)」か「著作権の完全なる放棄(コピーレフト)」の2極しか選択肢がありませんでした。クリエイティブ・コモンズで議論されているのは、その「あいだ」の領域です。 #jwdaws

2010-02-03 13:16:44
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田中浩也先生の答え(分割-3) つまり、一部の権利 を保護し、一部を開放する。そのことで作り手も受け手もお互いにHappyになれるような関係(バランスの良いポイント)を構築していこう、ということだと思います。 #jwdaws

2010-02-03 13:17:24
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田中浩也先生の答え(分割-4) それから、「食べていく」問題ですが、これはオープンソースソフトウェアの時代にも議論されました。ソフトウェア自体は無償でも、それを使ったアプリケーションや書籍などの派生物、広告連動などのビジネスモデルはまだまだ可能です。 #jwdaws

2010-02-03 13:18:06
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田中浩也先生の答え(分割-5) さらに、私がお話しした「オープンソース・ハードウェア」になると、これは図面や設計図、作り方のノウハウだけですから、「ものづくり」全体からみると無償化されるのは一部に過ぎません。 #jwdaws

2010-02-03 13:18:52
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田中浩也先生の答え(分割-6) 材料、部品、加工、組み立てのノウハウを はじめ、さまざまな部分はまだまだ専門的な領域として残るでしょう。 #jwdaws

2010-02-03 13:19:25
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田中浩也先生の答え(分割-7)「情報」はコモディティ化していっても、「物質」に付加価値を与えることができるのではないでしょうか。 #jwdaws

2010-02-03 13:20:02