抽象思考と美容師に切られた髪の夢とピザの切り方

ブキャちゃま@異次元のFIRE @NikTesl

人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか。森博嗣の最新刊、新購入。小説が全然出なくなったかわりに、自己啓発系というか、説教系の新書が連続して出ている。原題は「抽象思考の庭」だったらしく、抽象がテーマのため、即買い。http://t.co/95Vcha1CYK

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まだ半分ぐらいしか読んでいないが、洗練された良書（名著、ではないかも）。この、「洗練された」という表現を僕はよく使うが、「抽象度の高い」とほぼ同義である。とにかく、抽象的に。これが一番大事。

ブキャちゃま@異次元のFIRE @NikTesl

という。自分の文章の癖なのか、いつも気になることが２つあって、どうしても「という」が増えてしまうことだ（もう１つは、「そ」から始まる言葉が多くなりすぎること）。 しかし、「という」という言葉は、抽象的な文章では避けられない言葉だ、と書いてあり、ちょっと嬉しかった。

ブキャちゃま@異次元のFIRE @NikTesl

熊木杏里、実家、ぱすぽ☆、抽象思考の庭（本当のタイトル覚えれない）、ときて、物凄い刺激を受けた。何がどうというわけではないけれど、抽象的にぐるぐるしながら、寝る。朝目覚めたら、あ、そういうことなのか、と具体的に悟れれば良いなー。

ブキャちゃま@異次元のFIRE @NikTesl

駅で、遠い昔お世話になっていて好きだった美容師さんを見かけて、この街に来ていたんだ、と色めき立ち、もしかしたら今までに、彼女の切った髪を見ていたのかもしれないな、電車で向かいに見ず知らずの二人が座ってるけど、二人とも彼女に髪を切られてたり…。お互い、そんなことを知る由もないけど。

ブキャちゃま@異次元のFIRE @NikTesl

…ってことを、朝起きてすぐ思いました。抽象思考だなぁ。いや、少なくとも、思考のジャンプはあるでしょ。熊木杏里なら思えそうなことだし、歌詞にできる発想。

ブキャちゃま@異次元のFIRE @NikTesl

次に、美容師は一日に１５人のカットをすると仮定して、過酷な週６勤務とすると、月間４００人ぐらいで、この街の人口を何人とすると、確率的には…、と思考が進む。 これは論理的で、抽象的じゃないな。

ブキャちゃま@異次元のFIRE @NikTesl

ミクシィのリプで書いたけど、朝のツイート、「もしかしたら今までに、彼女の切った髪を見ていたのかもしれない」ってところは、変態的な人にしか通じにくいと思われる。「彼女に髪を切られた人を見ていたことが」にすれば、多少普通の人に通じやすくなる。

ブキャちゃま@異次元のFIRE @NikTesl

抽象思考の庭、読み終わり。正式タイトルは「人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか」。説教森博嗣の真骨頂である。感動した。僕にとっての、永遠の神（現代の仏陀、程度の意味）は彼一人である。http://t.co/SW79Vj3cEw

ブキャちゃま@異次元のFIRE @NikTesl

頭（思考）を庭にたとえている最終章が特に感動もの。たとえというのは抽象思考のなせるわざで、このたとえを出せた人の本、ということで箔が付いているんだな。 具体的なことへの言及は避けているが、原発や領土問題への考え方も示している。心から、全人類に読んでもらいたい一冊だ。

ブキャちゃま@異次元のFIRE @NikTesl

ピザの切り方。大半の人は８等分すると思う。最初に半分にして、次に直角に刃を入れて４つにして、さらに２回刃を入れるはず。しかし、サイゼリヤなんかのピザだと、一欠片が小さくなりすぎて、ずっと、これだと小さいなぁ、と漠然と思ってきた。

ブキャちゃま@異次元のFIRE @NikTesl

ところがある時、別に８等分じゃなくてもいいのか、と気づいた。最初に半分にした後、直角に刃を入れるのではなくて、１８０度を２回割ればいい。つまり、全体を６等分するということ。 別に大したことではないが、今まで常識に囚われていたというか、いかに何も「考え」ずに生きているかがわかる。